知床五湖6月12日
鷲の宿に泊まった昼間は世界自然遺産の知床方面に撮影に行った、峠の入り口にあるキャンプ場前の露天の熊の湯で朝風呂に入り、334号線で知床峠を超えて見覚えのある駐車場で300mmと三脚を用意して登山口に向かったが、なんとヒグマが出るので、五湖巡りは一湖・二湖のみの表示が出ていた。ラムサー
ル条約登録地でもあり、知床はヒグマの生息 地でもありヒグマとの共存を考えると止むを得ない事だと納得して山道に入ったが、平日とは言え観光バスが何台も駐車場にあったので、大勢の団体観光客や学生達とすれ違う事となった、長い三脚を持って狭い山道や木道を歩くのは迷惑千番のようだ、今までは人のいない山中で撮影していたので、このような観光客の多いところは初めてである。一湖を過ぎて二湖に出るここでヒグマ出没で五湖巡りは終わりである。ここでのお出向かいは小鹿のバンビが出てきた白斑の残るバンビの後ろには母鹿が居た、ここは知床連山が右から最高峰の羅臼岳、三ッ峰、サルシイ岳が見られる知床でも景観が良い場所である。観光客はここで知床連山を背景に記念写真を撮る。大きいレンズとカメラを持って撮影していたので、中国系外国人観光客に各自のデジカメでツーショトの撮影を頼まれる。ここでも国際親善を!彼らが去った後の静けさの中で右手の小枝にニュウナイスズメの囀り、やっと野鳥撮影が出来た。
この後に地中から滝が落ちるフレペの滝(涙の滝)に行き滝の両側の断崖絶壁に営巣する海鳥を撮影したがケイマフリの確認は出来なかったが岩礁が糞で白く変色しているのは、ここで海鳥が活発にコロニーを作っている様子を知る事が出来たので知床半島を後にした。
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