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2006年7月24日 (月)

レンカクの飛翔

横浜から往復992Kmの平城宮跡地水上池のレンカクは、地元の方の話では6月16日頃に来ていたそうです、読売新聞の地方版には6月23日に水辺の女王として掲載され、ネットでも田植え後の稲がまだ短い時の写真が貼ってあった。鳥友から最初に連絡があったのは、7月3日であったが翌日から約2週間(人によっては11日間)どこかに抜けていなくなり、7月14日頃にまたこの水上池に舞い戻ったそうです。地元の方の話では池の前の田圃は農薬を入れた田と無農薬の田があり、レンカクは無農薬の田にしか餌捕りに入らないそうです。06721_68s 7月21日の奈良市水上池は朝から小雨と大降りの繰り返しでしたがレンカクは池から4,5回田圃に来てはまた池に戻る動作の繰り返しであったが、田圃の畦道には2,3回舞い降りたが全身を撮るには雑草や稲がじゃまでなかなか上手く撮れない、まして雨天では更に至難の事である。午後からは雨が止みこれで写真が撮れると思いきや、池の葦原から6時間以上も出てこない有様である。自然相手の写真の難しさを知らされた。翌22日土曜日は朝からの上天気であり、

06721_064s 06721_089s

撮影日和になったが、天気が良すぎて熱射病06721_087s が心配が心配される程の暑さである、午後二時ごろから撮影者が減りだしたのは、この日照りの影響と思える。こんな中で、何時飛び出すか、いつ飛立つかファインダーを覗くのに集中力を保つのは忍耐を要する。レンカクの飛立ちは予兆が全くないので本当に苦労する。そんな状況での飛び物は、全て失敗作である。ピントが合った写真は一枚もない有様である。

0672_026s 0672_031s

田圃からの飛び出し、80m先の池からこちらに向かい水面に影が映る飛翔、田圃から池の葦原に飛ぶ姿、80m先の葦の中を飛ぶレンカク、田圃からの後ろ向きの飛び出し、葦の水面から飛び出しの姿勢をしている写真は唯一空中ではありませんが遠すぎました。こんな写真を掲示してよいのか迷いましたが、992kmの遠征はこんな写真でも貼りだす勇気を与えてくれました。

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コメント

恥ずかしながら(横井さんではありません)レンカクという鳥を初めて知りました。いつもながら遠路でお疲れさまです。好きなことなら疲れなんて吹っ飛んじゃうなんてよく言いますが、やっぱりくたびれますね。ゆっくりお休みになってまた良い写真見せて下さい。こちらは梅雨明けに夏蝶の宝庫、湯の丸に行ってきます。

お疲れ様でした。
約1000キロ?遠過ぎますがケンさんの根性ですね。
飛び出しは苦労されたようですが甲斐有って良い写真を
撮られていますね。
おめでとうございます<(_ _)>

飛び物のシャッターチャンスは、本当に難しいと思いますが
田圃から飛び出しの全影、そして、後ろ向きの飛び出しでは、
足から滴っている水玉まで写っており、まさに、飛び出しの
一瞬をとらえた素晴らしい写真です!

長旅 お疲れ様でした。
レンカク、全身(尾の先まで)画像や 飛び物まで 沢山撮れて、遠征の価値は 十分以上ですね。
しばらくは、天気も悪そうなので、ゆっくりと旅の疲れを癒してくださいね。

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