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2006年9月25日 (月)

アオバトの遭難

台風14号の去った湘南の海は波が高く、快晴の日曜日の早朝は西湘バイバスの高速道は大磯で通行止めであった。波が大きいとアオバト撮影のカメラマンは多い、今朝も6時過ぎから既に5,6人のカメラマンが撮影していた。この日の東京港の満潮は5:45、干潮11:55であるので、朝6時過ぎの大磯はほぼ満潮に近い、普段見慣れたアオバトが海水を飲む岩礁は一部を除いて殆ど海中にあり、しかも岩に打ち寄せる波が高く大きいので、アオバトにとってはこれこそ命懸けのミネラル補給である。06924_053s

撮影時間はAM6:30

06924_003s

06924_225s

06924_149s 

3羽が逃げ遅れて大波にさらわれる、右の一羽は自力で飛び上がることが出来たが写真の左(成鳥♀)は岸壁のしたまで流されて来て野鳥の会の人に魚のタモで救い上げられて無事だったが、3羽目は見えなくなったのでダメだったようです。今年は既に20羽がカラスの餌になってしまったと地元の漁師が語っていた。これで

21羽目が波に呑まれたようです。06924_171s

波に呑まれてから5分後には、いくらもがいても羽が完全に役に立たない、その後このアオバトは網ですくわれて助かった。

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コメント

アオバトの海水を飲む習性は自然の荒波との壮絶な
戦いに映りました。
命を失う危険を冒してまでなぜ海水を飲みに行くの
でしょうか?
3枚目の画像のアオバトは必死に波から逃れようと
しているところがすばらしいです。

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