木枯し紋次郎への郷愁
30数年前に一世を風靡した、笹沢佐保原作、中村敦夫主演の「木枯し紋次郎」が好きなTV番組であった、他人との関わりを避けて、己一本の腕で生きようとする紋次郎のニヒルなスタイルに、当時30代前半であった自分には共感を持つものが多かった。特に「あっしには関わりがねぇこって」を生意気盛り・仕事盛りの時代に、一度気に食わない連中に言ってみたかったセリフであったが、せいぜい赤提灯でヤキトリの串を咥えての紋次郎のモノマネがせいぜいであった。その姿を彷彿させてくれたのが、ホオジロとミヤマホオジロが楊枝もどきの枝や茎を咥えた姿であった。 政府公認の老人になった今になっても思い出す若気のいたりである。暖冬のせいか今年の木枯らしはまだ来ない。
側面から見るとよく分からないが、やはり咥え楊枝は正面から見ないと迫力が無いようである。この太さは楊枝よりも免許皆伝の巻物に匹敵する太さかな
流石の紋次郎も顔負けの長尺もの、全長17cmのホオジロに匹敵する長さ(暗い餌場から突然明るいところに移動したので露出補正が追いつかなかった)
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こんばんわ。
>せいぜい赤提灯でヤキトリの串を咥えての紋次郎のモノマネがせいぜいであった。
年の瀬も近い気忙しい(気だけ)午後の一時…
ケンさんの楽しい語らい大いに笑わせて貰いました。
うん?失礼m(_ _)m 笑うストーリーではなかったかな(笑)
投稿: マコ | 2006年12月18日 (月) 17:17
おはようございます。
木枯らし紋次郎、芥川隆行のナレーションを30数年経っても憶えています。
TVの時代劇に衝撃を受けたのは『三匹の侍』以来。
不様とも言えるリアルな殺陣が格好良かった 。
頭の中に流れるのは「旅立ちの歌」、私もすぐそこまで
来ております。
投稿: フーさん | 2006年12月18日 (月) 06:07