金次郎は愛鳥家
タダのツグミですがとまっているところが、恐れ多くも相模国小田原藩出身の農政改革者の尊徳翁の若き姿です、刻苦勉励の象徴として戦前の国策で全国の小学校に銅像、物資不足後は石像が建てられたお馴染みの二宮金次郎です、苦労と親孝行の象徴的な人物像です。自分の小学校時代には職員室などの前にありましたが、その後は子供や孫の時代には見られませんでしたが、休校中の舳倉島にはありましたので懐かしく思いました。
ちょんまげの上にツグミが止まっていますが、これでは鳥がわかっても、どこに止まっているのかわかりません
これで二宮金次郎とわかります
曇天の空の下、国旗掲揚柱の脇にある、背中に薪(ところによっては柴)、歩きながら本を読んでいる姿は、戦前ではどこの小学校にもあったそうです
翌日は晴天の夕方に校舎の右側から撮影、今度はイソヒヨドリ♀(髷の大きさと比べるとトラツグミ30cmよりは小さく、クロツグミ22cmよりは大きい、ほぼ同じスズメ目/ツグミ科のイソヒヨドリ♀23cmと判断したが)
ここの金次郎は大きな数珠を首から下げていたが、何か特別の理由があるのだろうか
それにしても鳥のオアシスだけあって、ここの金次郎は愛鳥家である。
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cc-girlさん
小生の拙いセンスとユーモアをご理解いただきありがとうございます
フーさん
二宮尊徳の徳を偲ばれるとは流石です、最近は二宮よりも二飲み屋、尊徳よりも損得を先に思い出す風情のようですね。
投稿: ken3 | 2007年5月12日 (土) 12:29
おはようございます。
今日のken3は忘れかけている尊徳翁を思い起こさせていただけました。
人間として「謹・倹・譲」という道徳的なあり方を考えられた。
謹は勤勉に働くこと。あくまで働くことによって人間は向上することができる。
倹は倹約、それはケチンボとは違う。変に備えるためにする
ことである。
譲は推譲。個人の生活から社会の生活への展開をなすが、譲るということである。子孫に、他人に、来年に譲る。
とある書に記されていました。
1856年10月20日金次郎没す。合掌。
投稿: フーさん | 2007年5月12日 (土) 06:58
今晩は、Kenさん。
タイトルを見て爆笑、金次郎像を追っていく内に
大爆笑!
またまた、金魚迷惑な事をしております。
それにしても、こういった写真の見せ方にも
Kenさんのセンスとユーモアが光りますね。
投稿: cc-girl | 2007年5月12日 (土) 00:31