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2007年5月 9日 (水)

フクロウの兄弟

H神社の昨日の続きです、巣立ちの気配を感じて今朝は3時30分に目覚ましをセットするも3時に起床、いつものD2xの他にD70とソニーのワンデジDSC-V1を用意する、これが現地でD2x以上に活躍する日となった。4時に出発、途中の常磐道では進行方向の右手から朝靄の中にオレンジ色の朝日が昇る、今日はいい日を予感させる。現地のH神社には意外に早い5:10着、先着が3名もいる、着いてまもなく隣の民家の垣根の下に一羽がじっとしているのが発見される、白い花と一緒に撮るには200-400のレンズよりもDSC-V1の光学4倍のワンデジが威力を発揮する、野鳥撮影前はこのデジカメで神社仏閣や花の近接撮影に重宝したものである。本日は最高画質の5MBで撮影する。07583_007s

フクロウよりも花にピントが行きましたが、これが昨日まで洞の中で巣立ちを待ちわびた幼鳥です、花に囲まれてのデビューです

0758_122s

次に確認されたのが、洞のあった木の根元に落ちていた?少し小さい弟の方です

0758_143s 地元の方が二羽とも洞の傍らの地上2m弱の木の枝に乗せました、ここは左後方から朝日がさす逆光ですが、カメラマンが大勢来ても撮れる場所でした。左が先に発見された兄の慎太郎?右が眠そうな弟の裕次郎?です

0758_158s 0758_161s

大勢のカメラマンの前で兄の慎太郎の大あくびです、裕次郎はこの時も眠りこけています

07582_053s 兄は背中を見せてくれましたが、二度とこちらを向く事なくこの場所から左上に移動して視界から去りました

兄弟が揃って居たのは30分位で慎太郎は左の木の葉に影に入り、撮影不能でした、裕次郎だけが相変わらず眠っていましたので後から到着した方はこの幼鳥だけが撮れました(勝手ながら慎太郎・裕次郎は筆者のとっさの感性で呼んだものですので悪しからず)

昨日は不服朗でしたが今回は福朗でした、しかし愛機のD2xのAFが故障してAFが効かず、喜びは半分かもね~~~当分は不便な撮影を余儀なくされそうです。

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コメント


縁起の良い名前の不苦労の幼鳥を樹洞の外(巣立ち)で撮れたのは二年越しのものでした、昨年は4日間通うも巣立ちは見られなく、5/7にへぐら島に出かけた直後に巣立ちを知りました、今年の5/7は巣立ち直前の樹洞からの顔出し(顔見せ)の写真でしたので、お陰様で5/8は念願の巣立ちの写真が撮れました。二日間通っての快挙?です。昨年の体験が活きました。

おはようございます。
梟の慎太郎君と裕次郎君共に人間の愛の手を受けて
成長しているのですね。
我が家にも北海道旅行のお土産で梟の木彫が玄関に
居座っております。
福が来るように!!!!

まぁ、そんな事があるのですね~。
とても興味深いお話を伺いました。
それにしても、この後も幼鳥の無事を
祈りたいものです。

cc-girlさん こんばんは&おはようございます

UP直後の深夜のコメントは初体験です、昨夜?人の見ていない夜中の出来事と思われますが、幼鳥はまだ飛べないので、洞から出る時に側の枝に飛び移る時に失敗して落ちる場合があると聞いています。あるい洞から樹の上を歩いて地上に降りるかも?地上では猫などに襲われる危険があるので、発見した場合は人が木の枝に乗せて安全確保(実は写真撮影の確保?)をするようです。今回は一番先に発見した人が近所の日本野鳥の会員にTELして指示を仰ぎ、地元の方に幼鳥を拾って?もらい木の枝に止まらせました

Kenさん、幼鳥の巣立ちに無事、間に合って
本当にオメデトウございます!
それにしても朝の3時ですか?
慎太郎くんも裕次郎くんもネムネム・モードの
はずですね。
ところで、
>落ちていた?
とか
>地元の方が二羽とも洞の傍らの地上2m弱の木の枝に
乗せました
とか、どういう意味でしょうか?
フクロウってそんなに簡単に落っこちゃうものなんです
か?
又、人間が触れても平気にしているのでしょうか?
何だかとても不思議な気がして…でも、だったら親近
感、感じるワ~(笑)

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