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2007年5月26日 (土)

三日目の三宅島

07521_184s 鳥バスに乗った時に三宅島一周道路は山の手線と同じの一周32kmと説明がありました、この道路には信号は3箇所しかありません、必要と思われる交差点は1箇所だけです、学校の側にある信号は道路事情よりも教育目的の色が濃い信号です。この日の目的は初日に上手く撮れなかったウチヤマセンニュウともしかしてメリケンキアシシギが撮れたらいいいなあーとの希望的思惑があります。この日は前夜に朝食におにぎりを依頼しておいたので、このおにぎりをザックに入れて5時に宿を出て、早朝の一周道路を4つ先のバス停まで(2.2km)坪田地区の野鳥撮影しながら歩きました。最初に出会ったのはホンドイタチが道路の左端を餌探しをしながらこちらに向かってくる来るところです、このまますれ違いました。

07521_095s 電線にはホホジロが鳴いていましたが、なぜかホオジロには毎日電線の上で囀っている様子を見ています。バスは一日10本あります(しかありませんと言うほうが正しいかも)時計回りに5本、反時計回りに5本です、これは利用者には実質5本と言えるかも?この日はアカコッコ館のある右回りバス停の始発は7:03です、このバスでウチヤマセンニュウのポイントである、伊豆岬入口には7:36着の予定です。07521_097s

朝の道路にはいろいろな野鳥が採食に出てきます、イソヒヨドリ♀がムシを咥えているところに遭遇しました。

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大路池7:03発のバスは約30分後に伊豆岬入口バス停に着きました、この間にバスには7人の老婆が乗車していました、なんとなく病院か診療所に通う様子でした、いつもガラガラのバスに乗車してこんなに多くのお客が一番のバスに乗車しているとは驚きでした、バス停から約10分で伊豆岬灯台のウチヤマセンニュウの繁殖地に着きます。笹薮の側で待っていると突然飛んできてシャッターを二回切りましたのが上の写真です。鳥は待つべしとの格言どおりです、これ以後はこんなに近くには来ませんでした。

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晴天の青い空、それよりも青い海をバックにチュルルル、チュカチュカチュカ・・・・あるいはチュユユユのように聞こえる囀りである、渡って来た海に向かって鳴いているようにも見える光景である

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道路の内側の笹薮の中でも囀っていました

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渡来して来た青い海を背景に大きな赤い口を開けて元気に囀るウチヤマセンニュウです

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19日の鳥バスではグリコレンジャーこと江崎レンジャーがここの岩場でメリケンキアシシギを見つけられたので、海岸の岩場にも注意を払っていましたが、キョウジョウシギと一緒にいるケアシシギかメリケンケアシシギを撮影、どちらか判らないのでトリミングをしたがあまりにも遠くて写真が不鮮明で判別が付きませんでしたが、この鳥は一羽しかいませんでしたのでメリケンケアシシギの確立は高いと思います、重たいのを覚悟で600mmを持ってこなかった事を反省しています。

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伊豆岬には5時間滞在して殆ど自分ひとりで撮影していました、大自然の中で野鳥撮影を満喫させてもらいました、伊豆岬入口バス停を12:54分大路池着13:27のバスでアカコッコ館に戻りましたが、この日は月曜日の休館日でここでも1人で撮影、夕方4時半頃に近くでヒンカラララ・・・と一段と元気な鳴き声をしたタネコマドリの接近を感じましたが、どこにいるのか暗くて見当が付きませんでした、暫くすると水場でオーストンヤマガラに似た鳥を発見したが葉被りで上手く撮れませんが証拠写真としてたった一枚胸の黒い線がないタネコマドリを撮りました。帰り際に駐車場でどこかで見かけた人が居ましたが、偶然にも先月舳倉島で同じ宿でご一緒になった大阪のI氏でした、明日は伊豆岬に彼のレンタカーでご一緒する約束をして宿まで送って頂きましたので感謝の一日でした。

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コメント

MBさん おはようございます

紺碧の海は写真の補正時に少し強調し過ぎた感がありますが、5月に渡って来たウチヤマセンニュウにはこの方が似合うと思います

おはようございます、Kenさん。
真っ青な空、真っ青な海をバックに囀る
ウチヤマセンニュウは、さながらブルーの
ステージに立ってアリアを歌っているかの
様ですね(^_-)-☆

フーさん おはようございます

メリケンケアシシギ?は証拠写真ですがしかもピントが色のハッキリしているキョウジョウシギにいってしまいました。このようなツーショットも珍しいと思います

おはようございます。
三宅島の紀行文、重い機材を持って360度の観察、
気配りをされての撮影、重労働ですね。
メリケンキアシシギに間違いないように思います。
明日の伊豆岬での紹介を期待しております。

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