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2007年7月18日 (水)

猛禽の肉引き(綱引き)

内地では見た事もない位置の松枝での営巣です、松の幹を半周するくらい大きい巣です地元の方と二人で撮影しましたが毎年同じ木に営巣するので毎年のように巣が大きくなるそうです。北海道でこのオオタカの営巣の様子を7月4日に4枚の写真でモバイルPCで発信しましたが約1000枚の写真の一部しかご紹介していませんので、あらためて猛禽オオタカの食事風景の写真です

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オオタカ♀の横顔です、頸を伸ばして子供の前で威厳があります

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3羽の幼鳥に順番に給餌する親です、獲物が大きいので余裕を感じます、一番目と内臓肉で綱引きならぬ肉引きをしています、子供は目を白黒させていますが、他の幼鳥もこの勝負を見ています

結果は・・・・

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母親の勝ち!子供の嘴には少しの肉片が残りましたが、これぽっちかと言うような目つきです

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今度は成長の遅い第三子ととの肉引きですが、第一子とは表情も目つきも優しいように感じられます

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母親はわざと負けたのか末っ子には甘い、兄たちが鳴いて騒いでいます、獲物はハトよりもかなり大きいのでしょう、こんなに長い内臓肉は給餌で見たことがありません

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幼鳥3羽の勢揃い二番目は羽を広げて、三番目はそっぽを向いていましたが、この後に後ろで羽を広げていました

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母親のそのうも膨らんでいますので親子で獲物を満喫したと思います、食後の二番目、三番目です、一番目は羽ばたきの練習でしょか

それにしても♂は一度も現れませんが、どこに遊びに行ったのでしょうか、これでは母子家庭です。

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コメント

フーさん
おはようございます
この前はムクドリのような獲物でした、その後に
獲物はカルガモのようなカモ類と思われます
昨年多摩川で若タカが狩した時は1時間もかかって食べていましたので、親子4羽でも十分な獲物です

M さん
おはようございます
猛禽ではよく見かける成長速度の差です、お兄ちゃん達に比べて三番目はかなり成長が遅れていますので、まだ白羽があり可愛いさが残っています、一番鳴くのがこの末っ子でした。

オオタカのこんなにリアルな給餌シーン、
驚きですね。
しかし、2番目と3番目では成長にかなりの
差がある様に見えますね。
オオタカの母親同様、つい、可愛いと思って
見入ってしまいます。

こんばんは。
オオタカの綱引きならぬ肉引きとは見事な写真ですね。
飛ぶ速さは最高で時速80kmにも達するそうです。
非常に飛翔能力が高く、中小型の鳥(ハト・カモ等)
を空中で捕獲し捕食する里山の猛禽類です。

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