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2007年7月19日 (木)

花の若隼兄弟

旅の終わり近くになると鳥を探してやたらに走る、この日は釧路市内の漢方薬湯24時間営業の健康センターを明け方の4時に出発、鶴居・伊藤タンチョウサンクチャアリに向かうがタンチョウが見えない、次に鶴見村・鶴見台に向かうここには3羽のタンチョウが採食中であった、2月に来た時は雪景色の中で数え切れないほどのタンチョウが給餌を受けていた場所である、夏でも鶴が居るので鶴居村とは本当であった。次に昨年に行った雪裡川沿いの草原の道(11-3月までは通行禁止)を進むとコマドリなどの草原性の野鳥が歓迎してくれたポイントには今年は野鳥が少ないのでここを諦めて、音羽橋に出るが今は誰もいない、2月の賑わいが嘘のような静けさである、営巣地であった川の中にはタンチョウは居ない、次に塘路湖経由シラルトロ湖に向かうここも冬にいたエゾフクロウは居ないUターンして、60km先の厚岸水鳥観察館で情報収集目的で寄るが、若い女性スタッフが長電話でなかなか応対しないので痺れを切らして、霧多布岬がある浜中町を素通りして、根室市の手前にある、春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターを目指すが、あいにく水曜日で休館日であるので情報は得られずじまい、風連湖脇の駐車場には車が一台もない、ここで400mmを出して木道を行く、浜と草原にはヒバリ空にはトビ、海と湖にはカモメなどの海鳥しかいない、二月来た時に通行止めになっていた木道の橋が未だに通行止めで渡れない、去年の秋の台風で壊れたままである。空に尾が白い大きなオジロワシが舞っていたので写真に撮る、ここではヒバリとこのオジロワシだけであった。次に向かったのがこの日の最終地浜中町である。岬の駐車場までこの日は350kmも走った。キイキイキイと鳴くハヤブサに気づくが、鳥撮りは誰もいない花を観に来た観光客が時々来るだけである。風は強く肌寒いのでTシャツの観光客は震えていた。ここは観光で一回、鳥撮りで3回目で初めての晴天であった。付いていると直感した。

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エゾノシシウド、エゾカンゾウなどの花咲く斜面のはるか先の絶壁に二羽の若隼です、この写真はsony DSC-V1で撮りました、コンデジでも野鳥が撮れるポイントは流石に北海道です、一般の観光客も豆粒のハヤブサを撮影していました。

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仲の良い二羽のように見えます、キイキイキイと合唱しています、この鳴き声はお腹が空いたので親に餌を求めて鳴いているところでしょうか

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こんなシーンもありましたが、このような行為はやはり岩陰で行うものなのでしょうか、若隼同士のこのような行為は何を意味するのでしょうか、興味津々です

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二羽でお揃いの羽ばたき練習です、どちらが先に巣立ちするのでしょうか

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陽光を背に受けての飛び出しの練習でしょうか尾羽、が開いて居るので羽ばたきの練習のようです

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青い海を背景に名も知らぬイネ科の草穂が風にゆれ日に光って若隼の羽色を際立てています、海風に向かい未来への飛び立ちのトライでしょうか

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白波と青い海、絶壁の若隼は何をみているのでしょうか、エゾカンゾウの黄色い花が若には似合います

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西日に向かっても羽ばたきの練習です

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大きな水洗トイレを使うとはマナーも心得ています

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ヒオウギアヤメ・エゾリンドウ・センダイハギ・エゾカンゾウなどの花咲く絶壁の若二羽です、主役は花でしょうかハヤブサでしょうか写真の構図は岬の花です

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コメント

こんばんは フーさん

ヘッピリ腰の老醜は見せられませんのでご勘弁を!
断崖絶壁よりもハヤブサの攻撃の方が恐ろしく
怖いものです、人間をカラス並しか思っていない
特攻精神で攻撃してきます

こんばんは。
上から下から断崖絶壁の隼の画像を拝見してken3の
撮影雄姿を見てみたいと思いました。
二羽でお揃いの羽ばたき練習の画像はすばらしいです。
そろそろ巣立ちでしょうか?


おはようございます M.B.さん

朝から爽快なコメントは気持ちが良いものです
センスのあるお言葉をありがとうございました

今晩は、KenⅢ。
ハヤブサと花、意外でしたが、とてもマッチして
いますね。
それにしても一つ一つのしぐさが、妙に人間的な
ハヤブサですね。
二羽揃っての羽根を広げている決めのシーンは
歌舞伎で言えば、「あっぱれじゃ!」と扇子を
サッと広げたい所ですね。

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