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2007年7月20日 (金)

若隼の海上飛翔

海外旅行の予定がなかったので、3ヶ月前に更新した10年のパスポートを昨日は受け取りに横浜産貿会館・パスポートセンターに行きました、みなとみらい線の日本大通が下車駅です、駅の階段を登ると目の前に大通りがあります、2009年で横浜開港150周年を迎えますが、この日本大通りは明治時代に日本人と居留外国人との住居の境界として、また延焼防止の役目があったそうです。今では考えられない境界ゾーンですが、野鳥と人間も一定の距離を保つ必要があります、特に繁殖中は近ずきすぎると野鳥は警戒の鳴き声を発しますのでその場から直ぐ離れる事がマナーと思います。

穏やかな海上を飛翔する若ハヤとそれを見守る親鳥の飛翔です07752_052_edited1s、ハヤブサはいつもは空を見上げての撮影でしたが、ここでは初めて下を飛ぶハヤブサ若の写真です

07752_034_edited1s 岬の高さよりも低い空で 若が旋回して着地体制に入ったところです、親に比べてまだ空高く飛べませんので、海上から見て岬の高さの位置での幼い飛翔です

0775_147s 青空の下で幼鳥の低い短距離の飛翔を見守る♂親です

0775_144s 幼鳥を見守りながら鋭い目つきでカメラの方向をチエックする♂、鋭い目つきで睨まれた気がしました

0775_149s 上空を旋回して戻ってきました、♂は狩以外の時間は上空を旋回しながら幼鳥の見守りです、先日のオオタカの♂とは大違いです。♀は電柱の上にいるい事が多いようです。

0775_156_edited1s

幼鳥に近づくとキイキイキイと幼鳥よりも太い声で鳴きながら警告の飛翔です、お腹の横班と毛並みから♀のようです

0775_158s 攻撃態勢です、カメラの方向に向かって来ますので思わず頭を下げて避けました、このような攻撃態勢は鋭く鳴きながら隼一流のスピードで突っ込んできます。特に幼鳥に餌を持って来た後は一層警戒が厳しくなり、営巣地から30m以内に入るとこのような激しい攻撃を受けます、野鳥の繁殖区域には入るなと、野鳥と人間との一定の距離は保つべきとの警告です。この攻撃があってからは30m(超望遠レンズの距離計)以内には近づくのは止めました。人に聞いた話ですが地上に落ちたフクロウの雛を拾った人が音も鳴く後ろから襲って来た親鳥に鋭い爪で頭と頸に大怪我をした例があるそうです。繁殖中の猛禽は人間でも襲うと言うのは事実あると体験した北海道の大自然です。

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コメント

おはようございます M.B.さん

花と鳥で白髪三千丈が本望と妄想しています

おはようございます、KenⅢ。
どのお写真も眼光鋭いハヤブサの表情を
捉えておられて流石ですね~。
KenⅢもお髭を蓄えて地上のハヤブサを
目指されますか~?(笑)

フーさん 
こんばんは
ハヤブサは顔の髭がかっこういいので好きな猛禽です
そのうちこのような髭を生やせる歳になったら
真似してみたい格好良さと思っていますが
多分その時は黒髪ではなく白髪では迫力がないでしょう
今日はビールを飲みすぎましたので酔いコメントの
返信になりました

おはようございます。
今日は隼づくし、幼鳥を見守りながらの
親隼の飛翔、なかなか撮影できない画像だと思います。
7枚目の攻撃態勢は目、爪共に獲物を狙っての急降下
スタイルはお見事です。これぞ『アッパレ』です。

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