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2007年7月17日 (火)

雛が孵りました

久し振りに県内のサンコウチョウです、今朝は夕べの風雨で途中の登山道が山崩れで家一軒分の土砂が道を塞いでいましたが、泥まみれになりながら入り口でお会いした鳥友とこの難関を越ええるのに10分くらい掛かりました、長靴が泥に埋まり身動き出来なくなり、ザックや三脚を泥の上に降ろして、泥に埋まった長靴をなんとか引き出してようやく脱出する事ができました、ポイントには5名が先着していましたが、皆さん泥山の突破には苦労されたようです、一人の方は長靴が片方しかなく泥の中に紛失してきたとこぼしていました。それほどまでしても皆さん撮影意欲があるサンコウチョウです。今朝は雛が一羽孵ったようです、まだ巣の中で雛の姿は見られません

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♂が巣の中の孵った卵の殻を取り出しているところです、そこに交代の♀が飛んできましたので、♂があわてていますので殻を上手く取り出せません、♂の頭上に雌が通過しました

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交代直後に♂が巣に引っかかった卵の殻を気にして戻ってきました

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巣に引っ掛った殻が気になるのか、♂は側の蔦にとまり見ていました、人間界にも稀な几帳面な♂です

次の写真は♀の抱卵です_dsc0209s_1                              

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♀の給餌です緑色の毛虫を咥えてきました

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♂の給餌です、午前中にこぼれ日により背景の森が色づいています、サンコウチョウにもこぼれ日がもれた部分の羽色が白くなっています

 

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♂の抱卵です、今日は給餌と抱卵があり、♂と♀の交替時間が短く変化のある鳥見・鳥撮りが出来日差しの条件が悪くなった11時に帰りました、今日の鳥撮りの方は30名くらいでした。帰りの泥の山は皆さんが落ちていた木の枝を泥の山に敷いたので比較的容易に通る事が出来ましたが、この泥土を撤去するには容易ではないと思います。

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コメント


M.B.さん
おはようございます
その後の雨であの泥土のぬかる山を越えるには
かなりの覚悟が必要かと思われます

今晩は、KenⅢ。
実に大変な中を撮影にいらしたのですね。
本当にKenⅢの野鳥に対する熱意には毎回、
感服致します。

フーさん 
こんばんは
中越沖地震の日に、丁度10時過ぎにこぼれ日が射す頃が写真にはここでは都合が良い条件になります
道中を苦労しましたが、雛が孵った日に行くことが出来て鳥撮り冥利につきました

おはようございます。
サンコウチョウ、森の妖精ですね。
漢字では「三光鳥」と書きます。
これは、鳴き声が「ツキ(月)、ヒ(日)、ホシ(星)、
ホイホイホイ」と聞こえるからだそうです。
♂の長い尾が見事ですね。

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