真夏のタンチョウ
釧路に最初に訪れたのは紅葉前線が南下する季節であった、湿原を蛇行する釧路川沿いに時速20kmでゆっくり進む、くしろ湿原ノロッコ号で旅したのはもう7,8年前の定年一年前の秋であった、ノロッコ号を細岡駅で下車して細岡展望台から遠くに白雲なびく阿寒連峰を一望して、眼下にには蛇行しながら緩やかに流れる釧路川を長年の連れ合いと共に眺めた時に、今日の野鳥撮影一人旅は全く想像だにしなかった。その釧路湿原は今年の二月に訪れた時は一面の雪景色であったが、7月初旬の釧路湿原の鶴居・伊藤タンチョウ・サンクチュアリの給餌場は牧草地の様相であり、肝心のタンチョウにはお目に掛かれなかった、それではと近くの鶴見台に向かう243号線の途中で二羽のタンチョウが道路脇の牧草地で採餌しているところに遭遇した、道端に停車して撮影したのが、今回の真夏のタンチョウである。
鶴居村はその名の通り一年中鶴はいますが、真夏のタンチョウは真冬の華やかなデイスプレイが楽しめる時期ではなく、実に動きがな単調なタンチョウでした。ポジティブに言えば真夏でもタンチョウが見られるので鶴見台ではガイコクジン観光客のツアーバスが絶えません、やはりタンチョウは雪景色が似合います。
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フーさん おはようございます
我要看看丹頂と言ったかどうか、それとも丹頂を見て我看到你眞好?
投稿: K-Ⅲ | 2007年7月30日 (月) 11:01
おはようございます M.B.さん
鶴見台に立ち寄る外国人観光客の団体ツアーバスは台湾・中国系の人が多いようです、ツアーガイドが流暢な日本語で丹頂は何時来るのかと尋ねられた事もあります、外国では丹頂は珍しい鳥なのでしょうか
ここに立ち寄った後は阿寒湖畔温泉で泊まるようです
投稿: K-Ⅲ | 2007年7月30日 (月) 10:45
おはようございます。
真夏のタンチョウ、松に赤短(あかよろし)の花札を
思い起こしました。雪景色とは異なったタンチョウの
美しさが出ております。
投稿: フーさん | 2007年7月30日 (月) 05:59
今晩は、kenⅢ。
真夏にタンチョウなんて意外です。
牧草地にさりげなくタンチョウがいるなんて
やはり北海道ならでは、ですね。
外国人の目にタンチョウはやはり神秘的に
映るのでしょうか?
投稿: M.B. | 2007年7月30日 (月) 00:17