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今夜は十五夜で6年半振りの皆既月食をナイター観戦とともに楽しみにしていたが贔屓のBSはボロ負けでその上に、月食は小雨降る中で雷鳴轟く黒い雲に遮られて見られない、残念至極の今夜ではあるが、早朝に旧武州川越藩7万石の田園地帯にある休耕田にセイタカシギの夏羽姿を撮りに行きました。
午前6時満面に張られた休耕田に、目指す夏羽のセイタカシギはいました、水深が深く自慢のセイタカアシは水中です
事前の情報では別亜種のオーストラリアセイタカシギであったが・・・・頭から後頭が黒いセイタカシギは初めての撮影である。これが間違われる原因でもあるようだ。
6時5分頃に水中から何か咥えたようだ、上の写真はノントリですが、これは何を咥えたのか拡大したが・・・結局は???
8時半過ぎにやっと畝の上にきて自慢の細長い足がやっと見えました
そこえ二羽のオグロシギが舞い降りてきました、最初は真ん中の小さい方が舞い降りた後に二羽目のオグロシギが舞い降りてきた
シオカラトンボも一緒に!
セイタカシギとオグロシギは何故か仲良し、地元の方にお聞きしたところでは、セイタカシギがいるとその近くにオグロシギが来ると言う。この後余所見していたら9時頃には3羽ともここから飛び立ってしまう、残念ながら飛び立ちを撮り損なう。
三羽が飛び立った直後に別のオグロシギが一羽が舞い降りてきたが、セイタカシギは10時頃に戻ったのを見て現地を後に帰路についた。今日も行きはヨイヨイ帰りは辛いの二時間半の渋滞でしたが、ポイントを教えて戴いた鳥友と一緒に撮影出来て楽しい半日でした。
相模の国、稲穂が実る田園風景の所々に休耕田があります、黄金色に頭を下げ始めた稲穂が映る休耕田には水が張ってありました、ここでシギ類としては比較的大きいオグロシギを初見・初撮りが出来ました、茨城・千葉・神奈川と3県4日間で4種類の初見・初撮りが出来ました、真夏の昼下がりに熱中症にも負けず自分としては成果がある白熱・熱球の甲子園シーズンでした。
水草の中にいたオグロシギがようやく開けたところに出てきました
水面の白い羽毛はここに来る白鷺の羽毛でしょうか、他のカメラマンがウザイとぼやいていました
後方の白ボケは白い羽毛の落とし主でしょうか?
撮影中に突然チョウゲンボウが休耕田の上を通過して行きました
一時間も粘りましたらやっと羽を広げてくれました
これが全開です、待った甲斐がありました
前回は全開ですがこれが羽をたたむ直前です
ここで飛び立つまで待とうと思いましたが、農道に車が入ってきたのでこれを機に撮影を終了しました
アジサシ類が10数種類もいるとは図鑑を確認するまでは知りませんでした、19日20日と連荘で三番瀬に行きましたが19日はハシブトアジサシ狙いでしたが、アジサシとコアジサシの中に1羽いると言われたものの、全く見分けが出来ませんでした、早朝5時から浜辺にいましたが午前中の満潮から干潮になる二時ごろまでハシブトアジサシが全く判りませんでした。2時過ぎに市川側にいた鳥撮りの人達の全員が船橋側に行き、一人取り残されましたが9時間もここに居たので、15kgの機材を担いで数百メートルを移動する元気もありません、それでも車を置いてある方向に戻り始めた時に浜辺の中央付近で飛翔中のアジサシを撮っている人を見つけたので、その場で撮影した写真を後で確認すると、どうもハシブトアジサシらしと判り、トリムして見ましたのが下の写真です。証拠写真ですが初めて見て初めて撮れたものです
船橋側と市川側の間を行ったり来たりしながら、浜辺に急降下して砂浜に嘴を差し込んで採餌をします
この後は船橋側の浜辺に下りたようですが、そこまで行くとは水分不足(朝から500ccを3本飲んでしまい在庫がゼロになり)二時過ぎの最も暑い時間帯になりましたので、熱中症に罹らない前に帰路につきました。
(翌日からはこのハシブトアジサシは抜けてしまったそうです)
20日は事前に東京湾の潮位を確認して午前10時頃に家を出て、三番瀬に着いたのが11時半頃です、満潮を過ぎて引き始めておりました、月曜日とあって人出とカメラマンも数人と少なく、この日は市川側から船橋側へと移動しながら、船橋側堤防の手前で3人の鳥撮りの人を見つけて、ここでご一緒させていただきYさんと名刺交換をさせて戴きましたら地元の人でしたので、ハシグロクロハラアジサシについて詳しい方でした。暫くすると仲間の方から携帯に連絡が入り、市川側にハシグロクロハラアジサシが居ると連絡が入り皆さんが移動を始めたので、一番最後をついて行きますとコアジサシの中にいるようですが、コアジサシばかりで皆目判りません、スコープの方が親切にここを見てと言われたので覗かせていただき、ようやくこの鳥を見ることが出来ました、下の写真はその時の写真です。
その後手前の砂浜にいたところを撮りました 、同じ場所での振り向いた写真です
初めてのハシブトアジサシとハシグロクロハラアジサシの証拠写真ですが、これも地元のYさんと他の方の教えていただいたものです、やっとコツらしいものが判りましたので次回は頑張りたいと思います。
先日の最高気温の日です、熊谷で40・2℃の日です、新利根川流域の休耕田で撮りました。
6月の北海道で戦闘機のような音を出して急降下するディスプレイを見ましたが、ここでは二羽が静かに採食中のオオジシギです、田圃の畦道なのでタシギと見間違いをしました
車の側に寄ってきたムナグロ、あまり胸が黒くありませんので冬羽から夏羽に移行中?それとも夏羽から冬羽へ移行中?どちらかよくわかりません。
額に黒ハチマキがないのでコチドリの幼鳥でしょうか
訂正します、鳥友が撮った似たようなシギがエリマキシギでしたので、同じにしましたが、比較すると違うようです、この子はウズラシギと思われます
休耕田の畦道にいたイソシギ
飛翔から水面に着地態勢に入るアオアシシギ
シギチ類はいつも見分け難く掲載に時間が掛かりました、今回も先週末に撮影したものです、未だに修業中の身です鳥名に自信がありませんので間違いなどご指摘を戴けると大変有難く思いますので宜しくお願い致します。
現在4歳の孫と同じ年齢の時に父母と一歳下の妹と家族4人で満州に渡り、奇跡的にも一家4人で一年後に帰国出来たのは62年前の事である。8月15日は私にとっては敗戦記念日です、1945年8月関東軍と軍属が逃げ出した後の黒龍江省牡丹江市で突然参戦してきたソ連軍を初めて見たのが5歳の時である、一般の日本人全員が赤い布切れを胸に付けられソ連軍に降服した証とされた、この日から親に置いていかれた同世代の多くの子供が中国残留孤児になった。この日を終戦記念日と言い換えているが満州で敗戦を迎えたものにとっては敗戦記念日そのものである、この日から棄民(捨てられた民)となり、日本の地を踏んだのは4ヶ月後の12月であった。こんな体験を持つものが今日も平和な田園風景の中で野鳥撮影を楽しんでいる。
まだ暗い早朝の休耕田にアマサギの群れがいました
日の出直後の休耕田はオレンジ色の太陽の光でアマサギの色がより赤く映ります
これが朝の日差しのアマサギの色です、二羽は尻合う関係でしょうか
水の張ってある休耕田にケリの群れがいましたが、近ズクと奥の方へ逃げ出しました
水の中に逆さまに映るのはリケでしょうか
警戒心の強いケリに全て飛ばれてしまいました
残っていたのはキアシシギ一羽だけです
ケリが飛んだ直後にホシゴイが飛んで来ましたが餌を捕ることなく
丹沢山系を背に富士山の方向に飛んで行きました
早朝5時から6時40分の1時間40分の神奈川の田園風景でした。
今日は「がんばれの日」だそうだが、頑張ったのは昨日である。11日ー20日は富士スバルラインはマイカー規制に入るので10日の昨日に富士5合目の手前にある奥庭に着いたのが午前5時前である、スバルラインを上る途中で頂上を目指す登山者の灯かりの行列が見えた、一週間前の北富士演習場よりも近くに見えた、今朝のご来光はきっと素晴らしいものとその時は思いました。
メボソムシクイがいきなり顔の部分を入れました
バシャバシャと気持ちよさそうです
やっと顔が見えました、メボソムシクイの特徴が出てきました
今度は別のメボソムシクイの水浴びです
先ほどと違い真ん中に来ません、顔を入れませんのでまだ幼鳥かも
水浴び後は枝の上で濡れた羽を乾かしていました
奥庭では、5時半頃にルリビタキが出てきてから、メボソムシクイ・ウソの番、ヒガラとカヤクグリが現れ10時前にキクイタダキ・ホシガラスと出てきて7種類を見ました、一日一種類として7日間のブログが書けます?、更にそれぞれの水浴びと枝と岩の上で3週間分のブログが書けます?、暑い最中はこんな事も思い浮かぶ気だるい暑さの毎日です、今日は「がんばれの日」だそうです、皆さん頑張って下さい。暑いので今日は水浴びが一番良く撮れたメボソムシクイの写真だけです、この写真で涼が取れるか疑問ですが、ブログ作成時間は少なく済みました小生もお盆休みに入りました。
野辺山高原のJR最高地点碑からほど近い開拓記念碑周辺は八ヶ岳山麓を目前にした高原野菜の収穫期であった、二年前の夏にここでノビタキの給餌とホオジロを撮影したのが昨日のような錯覚に陥るほど八ヶ岳山麓の景色に変わりがなかった、同じ休耕地にはノビタキは留守だったが同じレタス畑では出荷作業の人が汗を流していた。
開拓地のレタス畑とレタス畑の間にある境界は雑草地、目の前は八ヶ岳がそびえて景観の良い場所に咲くシシウドにノビタキ♂がいました
こちらのシシウドにはノビタキ♀でしょうか、幼鳥のようにも見えます
今度は二羽のノビタキが戯れていました、シシウドは彼らの憩いの場所かも
ヒメジオンの白い花、前ボケの黄色い大待つ宵草とノビタキ幼鳥、後ろボケにもう一羽がいます
二羽の前後の距離があるのか、絞ってみても上手く撮れませんでしたが、手前の下にもオオマツヨイグサ?が入り、草花とノビタキの写真になりました。
レタス畑の上を飛び回っていたツバメが電線に止まっていたので、車を止めてパチリと写しました
この他にホオジロ、カワラヒワなどの草原の小鳥がおりました、SLランドから汽笛が時々聞こえる長閑な高原野菜の里です
毎日暑いですね!こう暑いと正直言ってブログ作成も気重になる事もありますが、ご覧になられている多くの皆様の気受けを気にしながら、気鋭・気力を入れております。絶好の場面がピンボケや露出不良で気落ちすることも有りますが、野鳥撮影への気運はいまだに継続しています。「継続は力なり」好きな言葉です、今日は先日のホオアカ以外の演習場の野鳥達ですが、その前に暑い最中で怠惰に流れる自分に気を入れました。
あまり良い写真ではありませんが、撮影地の紹介を込めて、弾着区域 危険 の看板の上のノビタキです、ここは危険だよ!と囀っているようです、他では見られない北富士演習場の風景です、この看板を見ると演習場の休みである日曜日等しかここには入れません。
ノビタキ♂が斜に構えています、撮影にはチョット生意気な構えです。
コヨシキリが暑い日差しの中で一生懸命に囀っていました
ノビタキ♀がややこしい草木の向こうにいました
二羽のノビタキの幼鳥が向き合っています、兄弟と思われます
木陰にいたら萱に知らずに飛んできました、一番近くで撮れたノビタキです
アキカラマツのノビタキ
コヨシキリの囀り、真横で撮りたかったが車を動かすと飛ばれてしまうので、そのまま撮りました。
最後はアキカラマツからのカワラヒワの飛び出しです
孫どもと二泊三日のキャンプに出かけていたので、昨日は4日ぶりの野鳥撮影であった、走行距離110kmを1時間半で午前4時半には北富士の麓にいた、まだ日の出前の富士山には山頂に向かう懐中電灯の光が延々と続いていた、少し赤み掛かった富士山であった。ここは北富士演習場である当方は明るくなるまで待機をしている脇を地元以外の車が演習場の中を続々と富士山の麓に登っていくが富士山の撮影なのだろうか?、次回は後を付いて見たい気がする。
まだ薄暗い草木の中で動く野鳥がいました、早起きのホオアカです
午前6時の陽光に照らされていました
今度は虫を獲ったようです
本日は日曜日で演習はお休みですが、何故か?戦車道を尻尾を上げて横断していました。
今度は大きな口を開けての囀りです
落葉樹の次は針葉樹の上です
アキカラマツの花から虫を目掛けての飛び出しです
いろいろな草木の上にいた留鳥のホオアカでした。
昨日はノノビタキのママの大活躍でしたが、午後からは車山の入り口から離れて100m位下の駐車場の上での撮影です、ここではノビタキ♂が給餌に大活躍でした。
給餌前
給餌です
ノアザミとニッコウキスゲなどの花に両側を囲まれて
花畑でノビタキ♂の飛翔
着地態勢は野球審判のセーフです
またも違う花からの飛び出し態勢
またも採餌に飛び出しです
ここでは♀よりも♂の採餌と給餌が多く見られました、どうも人間社会と同じでノビタキ♂は働きものと、そうでないないものがいるようです?ここを3時過ぎに諏訪ICに向かって降りる途中で、ピンク色のシモツケソウの前で大砲を並べているお二人の鳥撮りが居られるので、お邪魔しましたがここではシシウドの上のホオアカが撮れました、シモツケソウとノビタキの写真は撮れませんでしたが、HP「東三河の野鳥達」のTさんとHP「花鳥風月の迷宮」のYさんと楽しい時間を過ごさせていただきました、4時40分にはお先に失礼しましたが、家には9時過ぎにたどり着きました。
一年ぶりの霧が峰、今年は花が遅いと言われていたが昨年よりも花も少ない、花の写真家がニッコウキスゲは鹿に食べられたので少ないとぼやいていたので、しかたがないと同情しか言葉が出ない。ここのノビタキも特別にポイントがある訳ではないので自分で探すしかない。まずは登山道入り口の周囲で鳥の鳴き声と飛び交う様子を2~30分観察していると石の上に動く二羽の幼鳥を見つける。
この石の上でノビタキ♀が10-15分間隔で幼鳥に給餌している場所と判るのに時間は掛からなかった。
エサ チョウダイ!と大口を開けて♀親にせがむ幼鳥
幼鳥にせがまれて、また餌獲りに飛び出す♀親
いつの間にか小さい石の次は大きな岩の上に移動していた
ここでもチョウダイ!
ここでは3羽の幼鳥を確認したがもっといるような感じがするが詳細は不明。半日ここで観察していたが、とうとう♂親にはお目に掛からなかった、♂はどこで遊んでいるのだろうか?
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