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2008年3月 1日 (土)

森の狩人

家族に撮影してきた写真をTVで再生したらエゾフクロウが一番人気でしたので、4日分のエゾフクロウを再掲します。前回はタイトルにうっかりエゾフクロウと名付けたばかりにWeb検索に出てしまったので、今回はタイトルに鳥の名前を割愛しました。2月21日から24日まで連続4回もフクロウに会いに行く熱の入れようはただ事ではありません。4日目は標津町のホテル駐車場から雪に埋もれた白い車を黒い色が出るまで横浜のオートバックスで購入してきた雪かき棒での雪下ろしと窓ガラスの清掃に30分以上も要しました。タイヤハウスに凍結した雪を雪かき棒で叩いたらプラスチックの部分が折れてしまい、電動式の後部スライドドアも凍結して開きません、出発前から厳冬の恐ろしさを味わいました、早朝の国道は除雪車が活動していましたが、一番怖いのは凍結した道路よりも原野から吹き付ける風で地吹雪に何回も合いました、直線道路では前方が見えなくなってもスピードを落として難を逃れる事が出来ますが、カーブで突然地吹雪に出会うとパニックです、スピードを落としてもどの程度ハンドルを切ればよいのか分かりません、対向車線に切りすぎればヘッドライトを点けていても確認距離は数十メートルです、カーブを曲がり切れないと路肩の縁石にぶつかります、一度縁石にガツンと来ましたので制限速度50kmのところを30kmでのノロノロ運転で地吹雪の起こり易い原野での走行でした、普段は1時間で行けるところを2時間も掛かりました、こんな危険と苦労をした結果が下の写真です。

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ミズナラの樹洞にはいつも居るエゾフクロウが居ません、洞の周りには雪が積もりフクロウが居れば雪を被った姿を想像しただけで帰りました。勿論カメラマンは物好きな本人だけでした。

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23日の早朝、目がパッチリ開いている幸運に恵まれた時です

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左横向きの薄目もありました

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22日の日の出前の二羽です、左の薄目を開けている大きい方の嘴が怪我でもしたのか変形?しています。

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日の出後の夢見の時間に入りました

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21日は午後2時頃でしたので睡眠中でした

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夕方4時過ぎに片目を開けて下を見ていました、何か動くものでも見つけたのでしょうか

_dsc8935s_2 

右横の人の顔?と大きな目でにらめっこをしました

_dsc8956s

二時間以上も待った甲斐があり正面を向いて目を開けてくれました、時に16:07です

ある鳥友は昨年に続き今年もエゾフクロウに会えずに帰りました、ここを教えてくれた鳥友はツアーの都合で撮影時間が5分間でしたので目を開けた写真が撮れなかったがエゾフクロウに合えたので満足と言っていました、当方が4回も粘ったのは二羽の目が開いた写真を撮りたかった!

 

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コメント

おはようございます
夕べは1時過ぎまで掛かりました
フクロウは釧路泊で2回、標津泊で2回、それぞれ昼間はタンチョウと野付半島の野鳥を撮っていました。フクロウだけで4泊です、その他に羅臼の民宿で二泊、釧路には行きと帰りに宿泊、往復の船中2泊でした、車の中においた除霜スプレーもマイナス10℃?では凍結していましたので、次回は部屋に持ち込んでおく必要があります

おはようございます。
今日から弥生、『ビキニ・デー』です。
3泊4日の北海道野鳥の旅、お疲れ様でした。
豪雪の中でのドライブ、無事で何よりです。
窓ガラスの霜取り、霜取りスプレーだと数秒で
クリヤーです。アルコールなので車体の影響が
気になりますが便利ですよ。
島梟、フーさんは最後の一枚、正面を向いて目を
開けている写真が好きです。

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