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2008年4月

2008年4月30日 (水)

アオゲラの共同作業

今日は味噌の日でミソサザイと思いましたが、日曜日に宇都宮の親戚に午後から用事が有り、GWの早朝に家を出て午前中は16日に撮影したアオゲラの巣作りを再度確認しました。昨日のルリビタキの前日の画像です。

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雄がまだ巣作りに励んでいましたが巣穴の中に入っても木屑は出しませんので雄が抱卵かと勘違いします。

0842728_061s 雄が巣穴の整備中に出来具合を見てもらう為に巣穴から顔を出して雌を呼びます、巣穴から顔を出す雄、暫くすると雌は横に止まって巣穴の点検に来ました?(この写真はノートリですですが他はトリムしてあります)

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また雌が巣の様子を見に来ました

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巣の下に飛び付きます

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雄も鳴きながら飛んできて雌が気に入るか心配そうに見ています

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雌はまだ気に入らないようです、雄を残して先に飛び去りました。

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その後雌が飛んできて入り口の細かい仕上げの作業をしています、16日も雌は入り口の整備に余念がありませんでしたが、この日も同じように彫るのは穴の上と左右をコツコツと突付いていました。

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アオゲラの番が留守中にシジュウカラが新居の様子を見にきます、自分たちの巣穴には入り口が大きい過ぎるのかアオゲラの来ない前に飛び去りました、建売住宅ではなさそうです、そしてアオゲラは住居不法侵入は免れたようです。

10時半には現場から宇都宮に向かいましたので、この後のアオゲラ♀が巣穴を気に入ったかどうか気になるところです。

今日の30日は味噌の日なので、ミソサザイとも思いましたが毎月30日は味噌の日と判り緊急にお伝えすべき記事を優先しました、このブログは毎日ご覧戴く方を含め前期・後期高齢者の方に全席優先席です。写真は下手でも他のブログに比べて活字を大きく太く見やすくして見易くしている事にお気づきでしょうか?

2008年4月29日 (火)

青い鳥Part3・ルリビタキ

昨夜は横浜在住の会社OB会(横浜会)の飲み会であった、その為に奥日光・戦場ヶ原・三本茶屋で昼食を済ますと横浜に向かったのが1時過ぎである、早めの時間に帰浜したのが良かったのか、いろは坂も順調に下り、他の高速道路もGW特有の渋滞もまだなく220kmを3時間で到着したが、ノンストップの成果は直ぐにトイレに駆け込んだ。まず最初の作業はカメラの画像をPCへの取り込みであるが、その前にカメラとTVを直結して不要な画像(ビンボケや何枚もある同じ画像等)を消去してからPCに取り込みであるが、27日は北本市28日は奥日光を12GBあるのでCデスクの容量を確認せずに取り込んだのが悪く途中でPCが止まってしまい、無駄な時間を過ごしているうちに、横浜駅西口集合時間に間に合うように5:45にブルーライン岸根公園駅に向かう、地下3階までの下り階段のステンレスの手すりに青いテープが貼ってある、なるほどこれがブルーラインか?と思えるほど地下3階までの長い手すりである、横浜市営地下鉄ブルーライン(日吉-中山間はグリーンライン)は全席優先席であるが座っているのが前期・後期高齢者は少なく若い者がかなり席を埋めている、他の電車は優先席は座席色が違うので優先権?のない者はあまり座りたがらないが、このブルーラインは全席優先席だとそのような感覚が無いように思え、長時間運転で疲れていたのでブルーな気分になった。今朝は湯ノ湖畔で撮影した青い鳥のルリビタキです。それにしても青い鳥までの落ちが長すぎたようです。0842728_107s書き忘れましたが28日はAM6時で外気温 1℃でしたのでブルブル震えていました。

古い汚い残雪がある事はここは日のあたらない暗い場所である、残雪の上を何か探しているルリビタキ♂

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嘴に咥えたのは好物の蜘蛛のようです、クモが雪の上?たぶん木から落ちた?木から落ちるのは猿だけではないらしい?

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山道に残る雪をバックに着枝したところです、逆光の上に背後が雪で暗く撮れましたのでかなり補正をしました。

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これから深山で神秘に咲く石楠花と残雪の上のルリビタキ、花が咲く頃はもう残雪がない?と思われ残念です。

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山道の真ん中に出てきたところをパチリです、今回初めて600mmを手持ちで撮りました、ここは道幅が狭く三脚を置く場所もありませんので散策する人や観光客が通りますので大きな三脚は人の迷惑になりますので、その代わりシャッタースピードを上げて同じ写真を何枚も撮りました。0842728_121s_2 写真のように道には大木の根が張り出しで余所見は危険です。

この写真と下の写真は近くに来たのでノントリです、日陰と木漏れ日が当たるところが交錯しています

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レンズとカメラで約7kgあり長時間の撮影は腕が疲れてきますので、このように枠の真ん中に収めるつもりが・・・危うく枠外です

ブログを書き始めた午前4時には今日のアクセスは21人でしたが、7:45に確認した時は42人でしたので、遅くなりますのでこれでUPします、いつものようにブログ作成でアップアップしています。

2008年4月28日 (月)

ゴジュウカラ

昨年の今頃はへくら島の帰りに戸隠森林公園でミズバショウと撮った記憶がありますが、他のカラ類と競争で採食しますがこのゴジュウカラの動きが一番素早く撮影には手間取る小鳥さんです。084252_076s

まずはお馴染みのゴジュウカラの得意なポーズですと思いましたが、90度まで反り返りませんでした

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水場に行きましたが初めての水浴び写真と思いきや水を飲んだだけでした(この写真はトリムしてありますが、後は全てノントリです)

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水場の後の枝です、正面からは初めての気がします

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離れた枝から飛んできたところ

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捕食する直前です

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見返り気味の姿勢?

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最後は得意の姿勢です

ここの撮影地では書き忘れていましたが、菊名池の鳥友に久し振りにお会いして肌寒い8℃の中で旧交を温めました。また久し振りにお会いした途端に昨日は舞岡公園と三つ池公園と立て続けにお会いしましたが、カメラを待たずで各公園の野鳥偵察でした。

2008年4月27日 (日)

センダイムシクイ

昨日と同じポイントのセンダイムシクイです、このポイントは野鳥撮影を始めて初めての遠征でしたが、当時のネットにはこのポイントの地図を含めて発見された大学の先生の記録記事を見た記憶があります、今は訪れる大勢の野鳥撮影やバードウオッチャーのポイントとして有名になりそのネットでは解説記事を見る機会がなくなりましたが、水場にはこの泉を訪れる野鳥と人と砂防ダムを賛歌する看板が今も輝いています。

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特徴の頭央線が少し見えました

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大きく嘴を開けての囀り開始です

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一鳴きの後の水浴びです

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水場で正面からのお腹を丸出しです

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朝露が若葉に残っています

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水場の細い枝の囀りです、気のせいか囀りも細い声のように聞こえました。

朝方は泉の右後方でフィー、フィー、フィーと囀る得体のワカラナイ鳴き声が聞こえましたが、その後はチョチョビー、チチヨビーなどの囀りがあると程なく水場に現われました。この鳴き声は「焼酎一杯、グイー」と聞きなされるそうです、たぶん飲んべいの人に聞こえる聞きなしと思います。

2008年4月26日 (土)

コルリ

今週の撮影地と野鳥は東京・臨海公園のキビタキ、神奈川県・林道のオオルリでしたが、青い鳥オオルリの次は山梨県・湖畔別荘地の青い鳥コルリです。

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水浴び08425_200s

水浴び後の羽繕い

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撮影地ではCマン延べ8人、コルリは午前中しか出ませんでした。ここはGWには大勢のCマンが予想されましたので平日に撮りました。

2008年4月25日 (金)

三春滝桜の子孫

三春は梅・桃・桜が一度に咲いて春が三回来たようなので三春の地名が付いたそうです、今日の三春滝桜は葉桜が多くなり散り始めたようです、今週初めに遠征した三春滝桜とその子孫のベニシダレサクラです。

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撮影した日は曇天でしたが1000年余の巨木が垣間見える菜の花とのコラボレーションの天然記念物です

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滝桜見物の観光客がお参りする正面の祠です、滝桜で一番下の滝にあたる部分です。

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滝桜の娘と言われる樹齢400年余の紅枝垂桜の地蔵桜です、お地蔵様が祀られています。滝桜見物の観光客が殆ど来られるところです。

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滝桜の子孫といわれる樹齢350年余の上石の不動桜です、田村藩時代はこのお不動様で寺子屋が開かれていた歴史があるそうです、桜を愛でながらの読み書きソロバンの時代があったとは歴史ロマンを感じる左から菜の花・百日紅・ベニシダレサクラです。ここの撮影では青空が出てきて桜も映えました。滝桜の子孫は赤坂サカスにもあると有名になっています、来年は赤坂でも滝桜子孫の花見が出来ます。

2008年4月24日 (木)

オオルリ高木の囀り

家から35kmの県内の山歩きをしましたが目指すオオルリはまだ高い木の上で囀りなかなか下には降りてきませんでした、3年前に始めた頃はまだ経験はありませんでしたが体力がありましたので、重装備を担いでの山歩きは苦にはなりませんでしたが、経験3年後の今は体力が落ちて重装備が肩に食い込み所々の崖崩れの後や倒木のトンネルなど川沿いの細い山道を歩きながらオオルリの囀りを追っての撮影は重労働です。目には青葉・若葉の色とりどり緑色と山間や岸辺の黄色い山吹を愛でながら、耳にはウグイスの囀りやまだ幼く下手なウグイスの鳴きあいなど小鳥の鳴き声を楽しみながらの山道でしたが、オオルリの縄張りの中での囀りを追っての自然環境100点満点の撮影です。そんなオオルリのKYの中での午前中のオオルリの写真です。08423_009s

高い木の上で大きな口を開けての囀りです、流石にコマドリ、ウグイスとともに日本三鳴鳥にあげられていますので囀りには惚れ惚れします

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囀りをやめると直ぐ飛び立ちました

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隣の木に移動です

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新芽の側でまた仕事です、仕事は大きな声での囀りです、人によって囀りや地鳴きの声は聞こえ方が違うようですが、ヒーリーリーやフィーチョーチョーなどに聞こえましたが、耳には自信がありません。

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山道の真上で囀る雌です、空抜けの真上の撮影は近くでも難しいものです。嘴は黒と図鑑に出ていますが下からは黒色には見えませんでした。腹色も淡褐色よりも濁白色にも見えます

腹しか撮れません、なんとか背羽を撮りたくてハラハラして待ちましたが、背に腹は・・・ではなく腹に背は返りませんでした。

今日はCマンの先客がお二人おられました、地元のSさんと駐車中にお会いしたここが常連?のTさんです、お二人とも野鳥撮影は先輩のようです、いろいろと現地の様子や今のオオルリの習性教えていただきました、ありがとうございました。お二人ともHPやブログをお持ちなので勉強させていただきます。唯一の先輩面が出来たのは慶応大学の野鳥研究会?の下見にこられた学生に自分のブログを説明した時だけでした。後世畏るべしとも知らずに・・・・

2008年4月23日 (水)

桜見物とキビタキ

日本三大桜(山梨県北杜市武川町の山高神代桜約1800年、岐阜県本巣市根尾の根尾谷薄墨桜約1500年、福島県田村郡三春町の三春滝桜約1000年)のひとつ三春滝桜を今年も昨年と同じ日の21日月曜日に撮影、昨年は青空の下で撮れたが今年は花曇で青空がなかったが、菜の花と一緒に撮れたのでなんとか絵になりました。

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正面から左に寄った石碑の前から、右端に黄色いのが菜の花

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左側面の菜の花畑の方向からの撮影、青空が僅かに覗くが先を急いでいるので全面青空になるまで待てない!

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昨年の春・秋に続いてまたも友人宅に寄らせて戴き近くの温泉やご自宅でお孫ちゃんなどの歓待を受けた翌日に訪れた帰り道の公園でその日に入ったキビタキに巡り会いました。

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キビタキ背中のオレンジ色のような黄色を初めて見ました

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ヒコーキの形?ここでも腰のあたりの黄色が見えました

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羽も広げず弾丸飛び?

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喉から胸・腹の濃い黄色が鮮やかなキビタキでした

2008年4月22日 (火)

南国のカラムクドリ/イシガキヒヨドリ

石垣港の沖縄電力の電柱で休憩するカラムクドリです

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最初は遠くの木に群れていました

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そのうち手前の電柱で休憩に入りました

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やはり人工物の野鳥は絵にはなりません。3枚ともかなりトリムしてあります。

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イシガキヒヨドリです、日本全国どこにでもいるヒヨドリと比較すると、南国のヒヨドリは黒いのが特徴です

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サトウキビの黒砂糖の産地らしく黒いイシガキヒヨドリです

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撮影しながら皆さんで黒いとか色が濃いとかの会話は褒め言葉ではないらしく、飛ばれてしまいました。

2008年4月21日 (月)

ヤエヤマオオコウモリ/クビワオオコウモリ

一月前は西表島で満月を見ました、ナイトツアーでリュウキュウコノハズクを探鳥している時は雲の流れから垣間見ました、夜空にはコウモリが飛ぶ姿をリュウキュウコノハズクの飛翔と見間違える事が多くあったと記憶があります、そんな一月前の南国の満月を思い出す昨夜の十五夜です。

08420_005s 600mmとD300の画像です、時刻は満月時刻(18:20の二時間後、横浜で20:25の満月です)

ここのところ雨が多く傘を持ち出す機会が多かったが、降り方も半端じゃないので小さい折りたたみ傘ではなく、コウモリ傘を使う場面が多かったので思い出したのが、空を飛ぶ哺乳類のオオコウモリ、それも八重山諸島に棲息するクビワオオコウモリの1亜種であるヤエヤマオオコウモリです。

首の周りが薄い黄色か白いような色をしているコウモリが昼間からガサガサゴソゴソと動いていた、最初はサルかと思ったが様子が違うので時間が経つとコウモリと判明した。

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イヌビワの実を採食してところであった、横から見るとクビワの様子がよくわかる、襟巻き並に太い

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木に直接生るイヌビワを捕りに行く姿勢

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水洗トイレではないので空洗トイレ?タチションベンではないので懸垂ションベン?自分の顔に掛からないようにニュートンの万有引力の法則はご存知でした。21日は民放の日、放送広告の日ですがブログにこんな写真を陳列して放送コードに引っ掛らないのかな?

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遠くからは猿にも見えるが・・・

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イヌビワの木なので最後に写真を逆さにしてみたら犬のチンチンにも見えた、逆転の発想?これではギャグ転の発そうかな~~~?

野鳥撮影に転向しても毎年撮影している三春滝桜の撮影で今日から二日間は在庫の写真を貼っておきます。

2008年4月20日 (日)

カンムリワシ Part2

仕事と雨風で3日間も野鳥撮影を休んでいますので、思い出深い南国の国の特別天然記念物、RDB:絶滅危惧IA類のカンムリワシのまだ未公開の写真を春の日曜日に貼ることにしました。

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晴天の空ですが風があるので主翼の羽が立っていますが自慢のカンムリが珍しく立っていました、ツアー客が全員写真を撮り終わると・・・

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現地講師の指導でCマン全員でそろそろとカンムリワシに近づきました

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その直後に飛び立たれてしましました、後ろからの飛び出しです

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近い位置でしたのではみ出してしまいました

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別の場所のカンムリワシの正面からの写真です、嘴は灰黒色で基部は黄色、虹彩は普通のカンムリワシと同じ黄色です、鋭い爪はイリオモテヤマネコと並び島の食物連鎖の頂点的存在に立つ証です。ヘビやトカゲ、カメ、カエル、カニ、ネズミなどを食べます。

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これも別の場所です、虹彩が黒いカンムリワシです、ワイバードの現地講師の本若博次さんが西表・石垣で2,3羽しかいない珍しい個体と言われていた珍鳥中の珍鳥です。

スギ花粉症に昨日の朗報です!

花粉症を引き起こすたんぱく質をスギ花粉から取り出し、弱毒化して錠剤として飲む方法で、花粉症患者8割以上の症状が改善したと、山口大の加藤昭夫名誉教授の研究室が19日までに学会で発表した。
 加藤名誉教授によると、2006年に花粉症の原因となるたんぱく質を1日に0.7ミリグラム摂取するよう調整した錠剤を患者40人に30日間投与したところ、34人の症状が改善。うち5人は完治したという。
 治療の原理は注射と同じだが、注射による治療が数年かけて、継続的に行わなければならないのに対し、この「経口ワクチン」による方法は錠剤を1カ月飲むだけで、「手軽な治療法」としている。 


2008年4月19日 (土)

ツミの雌雄

本日からカテゴリーを鳥名に変更しました、まず最初はツミからです。4月中旬のツミ雌雄の様子です・・・ところがカテゴリーを変えたらカレンダーの日付か最近の記事をクリックしないとこの19日のブログが出ないと今朝7:30に気づきましたので、元のカテゴリーの野鳥に戻してみました。

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あまりにも近くにとまり全身を枠に入れるのに苦心しました、他の同じ構図の写真は尾先が切れていましたがこの一枚だけはようやく枠に入りました、雄の上面は暗青灰色、尾に黒帯、虹彩は赤黒く黄色いアイリングがある。慌てていたので手前の枝は後で気づきました。

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僅かに尾が切れましたが正面です、雄の喉・頸・胸は白地に淡い橙色の横斑がある、顔に焦点を合わせたので淡い橙色、足の鋭い爪がボケるほど近くで撮れました。流石に小さくても(♂27cm)もタカの仲間、眼光が鋭い

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遠目からでは出臍(でべそ)かと思いましたがよく見ると懐手ならぬ懐足で一休さんです

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枝からの飛び出し瞬間の場面です、次の一枚はボケていましたので瞬発力が早い猛禽です

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杉の枯れ枝を掴んで新居の工事に向かう途中で、長く大きい枯れ枝なのでひと休みする働きものの雌です、眼の先は目指す松の木、ここはクヌギで息抜きの暇はありませんよ!胸には淡い灰褐色の横斑と虹彩とアイリング は黄色、嘴は黒

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今度は杉の木の上で雌が一休みです、こんな格好のツミを写して罪でしょうか、どんな罰があるのでしょうか、それにしても初めて覗く赤い○○~~~罪と罰がありそうです?杉の木の下でツミのあられもない姿を写した罰にくしゃみが止まらなくなり持病のスギ花粉症が・・・・

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高い松の枝で雌が鳴き頭を下げて尻尾を持ち上げて待つ事暫し、そこに雄が飛んできて雌の上から押す、だから♂と言う説?交尾直後の雌雄の会話(左の大きい♀L30cm、右♂L27cm)はどんな会話をしているのか興味津々?

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最後は責任果たした雄の演技?尻尾だけではなく羽も同時に、しかし片開きでしたので、こちらは欲求不満です。

2008年4月18日 (金)

アオゲラ愛の巣作り

16日AM10時頃にツミの巣作りのショット後に数キロ先の自然公園で、今度はアオゲラのつがいが交替で生木に巣穴を彫っていた、この木の右下にも古い巣穴があるので巣穴で営巣する野鳥にはお気に入りの樹木のようである。11時頃にはアオゲラの全身が2/3くらい入る程まで巣穴は彫られていたが、巣穴の前に手前の樹から伸びた枝が邪魔して巣穴を造るアオゲラの全身はどこからも撮れない位置ある。5月の青葉・若葉の季節にはこの枝の葉で巣穴はもっと見えなくなると思われる。良く考えた位置に巣穴を彫るものだと感心するばかりだ!なんとかアオゲラが巣穴を彫る全身の現場写真を撮りたい気持ちでストレスが増すほどこの枝が邪魔になりました。

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アオゲラ♂は日本野鳥の会・フールドガイド日本の野鳥・裏表紙に描かれている野鳥です。巣穴作りに飛んできました。巣穴の下はアオゲラの止まる回数が多いので黒い樹皮が白っぽく変色しています。

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左右と上を確認してから製作中の巣穴に頭から入りました、特にカラスを警戒している様子でした。

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巣穴に入り中を拡張中の様子です。アオゲラがどこかに餌捕りに出かけている留守中にシジュウガラが建築中の新居を横取りする場面もあった、今はシジュウガラには丁度良い巣穴の大きさになっている。

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工事中の巣穴から出てくる時には嘴に木屑を咥えてきますので、黄色い嘴の先端に木屑が白く残っています。枝がアオゲラの目や顔の位置にあり、なんとかこの枝を避けようと左右・上下どこに600mmレンズを移動しても枝が入る、巣立ち後もヒナが直ぐ目の前の枝に止まれるようにとも考えているのであろうか?

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♀が交替できました、昨日のツミと違いアオゲラはつがいの共同作業による愛の巣作りです。

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♀は入り口の拡張工事に興味があるようでした。♂よりも彫る時間は短い感じがします。

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♀が巣穴作りの後は巣穴の上の木の股の上で一休みです。

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♂が穴堀リ後に交替だよ!キョッキョッと呼んでいるような光景です。今回は公園の通路から撮りましたが全てノントリですが曇りの逆光と手前の木の枝葉による前ボケがかなり多くありました。今頃はこの愛の巣で雨をしのいで営巣中かも?

2008年4月17日 (木)

ツミの巣作り

ツミの♀が松の木の高い枝に巣を作っている様子を偶然に見て撮ってしまったが罪つくりなことをしたと反省している。幸いな事に巣の中で静止していると外部からは松の枝が邪魔して見えない高いところではあった。

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大きな枯れ枝を嘴に咥えて資材の運搬をしていた

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こんな大きな枝も持っていきます

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こんな大きな枝にチャレンジをしたが・・・

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これは大きすぎたので嘴から離してしまった・・・

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  巣の中で運んできた枯れ枝を並べている

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巣作り作業中はバタバタしているので居場所が判るが、この中にジッとしているとよく判らない、手前の新緑も5月になると葉が大きくもっと繁ってくるので中の様子はもっと見えなくなる。青葉の成長も計算?しての巣作りの様である。それにしては♂は撮影中一度も手伝わない!

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♂は側でこんな格好で♀の働きを見ていた!

ツミはタカの仲間では一番小さいタカです、オオタカの約半分くらいですが巣の近くによる自分よりもはるかに大きいカラスを追い掛け回していました、猛禽の片鱗を見せてくれる一面もありました。

2008年4月16日 (水)

釣り糸・針被害の報道写真?

昨年12月に沖縄でクロツラヘラサギの嘴に釣り糸が撒き付き嘴を開けなくなる事故が大きく報道されましたがその後無事に救出されてハッピーエンドの結末でした、4月14日雨のち曇りの暗い魚港内の出来事です、ポートタワーの前にある銚子第三漁港の左手の港内で、おかしな動作をするクロガモがいました。撮影中は釣り糸はよく見えませんでしたが、写真を加工して更に拡大して見て気がつきました。このクロガモもハッピーエンドに終わる事を願っています。

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水中から弁足を出して嘴でお腹の部分を押しているのか?突付いているのか遠めには普段見られない動作をしていました、お腹の上には透明な糸?

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背羽の上に釣り糸のような白い糸が見えます

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弁足にも釣り糸のようなものが絡んでいます、必死でこの糸を外そうともがいている意図が読み取れますが、糸が弁足の根元に食い込んでいます

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今度もあまり見かけない動作です、お腹から釣り糸のようなものが出ています

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いくらもがいても糸が外れず、もうお手上げ?のようです

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頸にも巻き付いているようにも見えます、どうか助けてくださいと拝んでいるように見えました

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天を仰いでアーメンと祈る腰にも糸が・・・・

雨上がりの曇天の暗い漁港で暗い写真になりました。カメラマンは自分一人でしたが釣り人は3人いました、ここは釣り人が多い漁港片隅の岸壁から40m先の港内でこのクロガモ一羽しかいないところでした。

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昨日のアカエリカイツブリの写真でも嘴に釣り針が引っ掛っている写真がありました!

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更に背羽に赤い異物(ルアーのような釣り針?)が引っ掛っているアカリリカイツブリの写真もありました。ここは海鳥の珍鳥が多く訪れることでも有名なポイントですので、このような事故があってはならないことです。

クロツラヘラサギのような絶滅危惧種でもないクロガモでは誰も報道記事にはしないのでしょうか?後期高齢者の年金天引き開始報道も喜ばれない報道でしたが、こんな嫌な報道写真?を夕べの8時過ぎに20万アクセスを超えた翌日にアップするとは思いませんでした。

2008年4月15日 (火)

海鳥

小雨降る中を4時半に出発、途中でセルフのGSで満タンにするハイオク135円/Lは先月よりも22円安いので300~400L/月入れるのでこの差は大きい、横羽・首都・東関道など有料道路を走り利根川河口の漁港に着いたのが7時前、小雨が止まず車窓からレンズを出しての撮影となった。

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カンムリカイツブリが魚に向かって勢いつけての飛び込み

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ハイイロヒレアシシギ?

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シロエリオオハム?

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明るくなってからのアカエ

リカイツブリ

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アカエリカイツブリの飛び込み

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アカエリカイツブリの捕食

午後から陽射しが出るとの予報が外れたが初見・初撮りと思われる2種が撮れたので午前中で終了、対岸の漁港で変な動きをする海鳥を撮影したが帰宅後の確認で釣り糸に絡まれていた。

2008年4月14日 (月)

ツバメの巣作り

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法師温泉長寿館の裏手奥に三国峠まで4km三国頂上まで4.8kmの案内標識がある、この山道を約100m登ると「○に心、末はころり観音」がある、ここまで来るだらだら登りの山道を旅館の下駄で登った、ここまで上る途中には論語の標識が10m間隔であるのでそれを読みながら確認しながらの朝の散歩である。最初は「一合目.ころり観音への道筋」「二合目.弱冠」「三合目.而立」「四合目.不惑」そういえば日曜日の朝刊に、横浜スタジアムで「不惑金本2000本」スポーツ覧に大きな見出しがあった。「不惑の大砲」と言えば元南海の門田博光の1988年に40歳で本塁打王・打点王の二冠に輝いた記録も不惑であった。「五合目.知命」「六合目.耳順」これから向かう七十歳は「従心」孔子にもない「八合目.正則」「九合目.清浄」「十合目.満願」で上の写真のころり観音に無事到達する。ここで論語の「子日、吾十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳従。七十而従心所欲、不踰矩。をネット検索して書いてみた。吾三十にして二児の親、不惑の歳に迷い出し、天命も知らずに、耳従うこともなく只歳を重ねて来たが、これから先の七十歳も心の欲するままに徒に野鳥撮影で過ごして良いのか、不評の後期高齢者になるのも後十年はかからない、ただひたすらに自分の心に「末はころり観音」と入魂するいくばかりかの信心だけがあるらしい。散歩の後6時40分に7時から女性専用になる総檜風呂と野天風呂が楽しめる玉城乃湯に入り、そして7時から国登録有形文化財の法師の湯で上原謙と高峰三枝子のポスターを思い浮かべながら朝飯前に朝湯した。三つ目の長寿の湯は女性専用である、女性の方が長寿なのもこれでもうなづける。男性は女性よりも長生きしてはいけない事らしい。

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70-300の70mmで撮影しても逢初(あいぞめ)の滝は全景が入らない、ここは「ころり観音」から更に100m山道を三国峠に入った法師川の川原、川原には残雪があり滝のある山肌にはまだ芽吹き前の木々が目に入るが、心を清めた後に逢初の滝とは、粋なネーミングにまた俗界に引き戻される熊が出るとの標識がある三国峠への登山道全くくまったことだ!

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四万温泉を午前8時過ぎに出て途中でサルに合う四万街道R353からR17を横切りを渋川・伊香保ICに向かう4km手前のR17の鯉沢バイパスにある旧子持ち村の白井宿「道の駅こもち」ここの休憩所の軒下に番のツバメが数組早くも巣つくりをしていた。

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東京ヤクルトスワローズで言えば、つば九郎とつばみちゃん かな?

燕尾服が似合いますね!先月のリュウキュウツバメは燕尾が短いのが特徴でしたが、やはり燕尾は長い方がカッコウが良い!ヤクルトも勝てば(E)、飲めば旨い!

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大勢の観光客が出入りするトイレと休憩所の軒下で高さは3mくらい、カメラのレンズからは最短1mの至近距離、300mmでは入らない、暗い軒下でSSは上がらず飛び出しも全くのボケでしょた。

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つがいの片方に(♂♀が判らない?)の肩羽が乱れて(巣作りで?)いるのを横目に心配そうに見ている相棒、樹木を植える緑の羽募金や赤い羽共同募金、青い羽(海南救助活動を援助するための募金)RGBの赤・緑・青の三原色しかない募金の羽に「白い羽」を肩にさして気取っているツバメ?子持ち村で愛の巣作りに・・・もっとも募金の印の羽はニワトリの羽を染めたもの

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共同制作した愛の巣の前でこれからのスケジュールを打ち合わせる?人の出入りの多いところは外敵からは安全な場所であるらしい。ところどころにダンボール用紙で巣の下に糞害防止があった。

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ちょっと虫捕りに飛び出す!

この日は東京から来た四万温泉方面に向かう野鳥の会の大形ツアーバスがたまたまトイレ休憩していたので、顔見知りの方とこのツバメの撮影で偶然にお会いする、狭い鳥撮りの世界である、ツアーバスを見送り後もツバメ撮影に専念してここで三日目で最長の鳥撮りの時間となった。こんな近くでツバメ撮影も初めて、トイレ休憩とトリーノ探しでツバメに出会うラッキー11でした。トリーノはここでもナイーノ!この道の駅「こもち」はコンニャクと地元の野菜と花がお土産に有り奥さん連中が野菜と花を気持ちよく沢山買っていた。

2008年4月13日 (日)

法師と四万の動植物

法師温泉は弘法大師巡錫の折の発見と伝えられているので、温泉はこちらの方が古い、三国峠の直ぐ脇の沢を源とする法師川の最上流にあり、木々に囲まれた道を抜けると一軒宿の長寿館がある。08410_018s

鬱蒼とした原生林に囲まれた江戸時代の旅籠の面影を今にとどめる宿の庭の木や屋根の上で、この時期はミソサザイが綺麗な声で囀り、キセキレイも飛びながら鳴いていた。

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写真の左端屋根の上で囀るミソサザイ、朝はこの小鳥の鳴き声が静寂な大自然の中にいる感じを体感させてくれる爽快感を思い切り味会う、写真は小さなミソサザイを思いっきり拡大してあります

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宿の直ぐ裏手を流れる法師川に咲いていた雨後のミズバショウ

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裏手の山道を登ると三国峠まで4km、峠頂上まで4.8kmの標識がある、100mくらい登ると左手に「ころり観音」があり直進するとこんな標識もある、さらに山道を100mくらい進むと「逢瀬の滝」が川岸に残雪を残す法師川に降り注ぐ景観も楽しめる、遥か彼方には三国峠の山々が見え、イヌワシとクマタカが生息すると言われているが飛んでいたのは姿の割には鳴き声がいただけないカケスの群れであつた。

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法師温泉から四万温泉に移動中に森林公園で出会ったニホンカモシカ、最初は黒いのでクマかと勘違いするほどの突然の出会いであった、車の中から撮ったので角が枝被りになったので、ドアを開けると逃げさってしまった、シマッタとはこの事か!

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正面の見えるのが現存する日本最古の湯宿建築、青い屋根の後ろに見えるのが昭和11年、当時の和風の粋と技巧を凝らした桃山様式の山荘、赤い欄干の右手にある1階が大正ロマネスクを用いた当時の姿のままの「元禄の湯」の概観、川底から湧く源泉の蒸気による蒸し風呂がある。

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積善館の目の前にある新湯川と四万川の合流点で早朝キセキレイ♂が採食中であった、この時期のこの温泉街で元気な野鳥はこのキセキレイである。

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早朝の散歩で鬱蒼とした杉木立の中を歩くとここにもミソサザイの囀りが聞こえるがどこにいるのが針葉樹の中から声は聞こえるが姿が見えない、見えたのはヒヨドリが木の実を採食しているところだけでした

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四万温泉から渋川・伊香保ICに向かう途中、宿を出てから5分くらいで峠であったお猿さんです

このおサルを最後に四万温泉を去る事になりました、二泊三日の○○孝行旅もやっと終わりました、終わり良ければ全て良しえです。

2008年4月12日 (土)

四万温泉・積善本館・山荘

古い人間は古き良きものが好きである、法師の湯・長寿館も歴史ある古い木造の建物とお風呂が人気であるが、もっと古い温泉宿があった、創業は元禄七年(1694年)新湯川に架かる赤い欄干の慶雲橋を渡ると正面に、元禄四年建築当時まま日本最古の湯宿建築がある、重要文化財となっている。右側に1階にあるのが大正ロマネスクを用いた当時のままの「元禄の湯」がある。

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お風呂を撮った後に写したのでレンズが曇っていた、現在は湯治客専用の客室が2,3階にあり、後藤新平が明治27年に湯治した元禄の湯は1階にるコンクリートつくりであった。

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大正ロマネスクの「元禄の湯」男湯の橋の欄干に近い右側には蒸風呂が二つある、現在のサウナの原型である、国の重要文化財となっている。

 

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本館に混浴の岩風呂

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佳松亭の5階(実は地上1階)にある杜の湯の露天風呂、鬱蒼とした木々の中にあり野鳥の声も聞こえる

この温泉宿は山の斜面に沿い3棟からなり、一番下が元禄時代から湯宿で現在は湯治客専用、中段にあるのが桃山様式の粋が集められた山荘である、今回はこの桃山様式の粋な部屋に季節の懐石料理「花曇」を楽しんだ、一番上にあるのが新館の佳松亭積善である。

2008年4月11日 (金)

法師の湯

野鳥三昧の3年間を支えてくれた家内(本当は家外、お外さんです、殆ど家にいません)に感謝の気持ちと誕生日のお祝いに、日本の秘湯を守る会会員の「法師温泉長寿館」に行ってきました。

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江戸時代の旅籠の面影を残す全館木造の一軒宿です

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国鉄時代のフルムーンで有名な二大俳優の懐かしいポスターが館内にあります

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明治28年開業の法師の湯は鹿鳴館時代の面影が残ります、上のポスターはこの混浴の湯で撮影されたものです。

今回は法師の湯で奉仕してきましたが、頭にのってもう一晩と言われてまだ帰れません、このブログは道の駅「たくみの里」で長時間かけてやっと3枚の写真を送れました、トリーノは品切れでこの道の駅にはありませんでした。

2008年4月10日 (木)

石垣で再会したツメナガセキレイ

今年のセ・リーグは西高東低の冬型でお寒い限りである。在京3球団のうち在京球団首位は東京ヤクルトスワローズがAクラスで頑張っているが、あとの2球団は最下位争いをしている8日は3:3の延長引き分けで9日に最下位同士の再会をして最下位同士の試合が6時に再開された、ヤクルトスワローズから高額のマネーで取ったラミネスの先制2ランでYGが勝利して、最下位はBSとなった横浜フアンにはつまらない夕べであった。昨年6月に道北のサロベツ原野で初見・初撮りのツメナガセキレイを石垣島で再会した。

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北海道で見た時よりも黄色が薄いが堆肥の山の上にいた

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花の前で背伸びのポーズ

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堆肥の山を下りる時の足の指が長いが見える

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混成でいたキセキレイです

2008年4月 9日 (水)

初見のリュウキュウツバメ

3月に東京でもツバメが舞っていたその3月28日に開幕したセ界のプロ野球では東京ヤクルトスワローズがAクラスで頑張っている、選抜では沖縄尚学が9年ぶり2回目の優勝をした、そんな3月中旬に沖縄・石垣島でリュウキュウツバメを初見・初撮りをしてきた、もちろんワイバードの八重山紀行・西表・石垣ツアーの成果である。手持ちで虫を捕るリュウキュウツバメの飛翔に何回も挑戦したが流石にツバメである佐々木小次郎のようなカメラ捌きが出来ず全てがピンボケかしり切れに終わった。

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リュウキュウツバメが電線にとまっていました、喉下の黒帯がありません

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見返りと言うよりも振り返り、燕尾も短い、下尾筒の鱗紋様がツバメよりも多いと図鑑にあったがこれでは良く見えません

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写真が荒れましたがここまで拡大すると下尾筒の鱗紋様が少し見えました

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更に別の写真を拡大するとツバメにある喉下の黒帯がなく、羽色も黒よりも濃紺色に見える、リュウキュウツバメも証拠写真に終わったが高田新監督のスワローズも沖縄尚学のような優勝がまだ見えないようである。

2008年4月 8日 (火)

ワイバードの花と蝶

花と鳥ではなく花と蝶です、先月のワイバードの八重山紀行、このツアーは山本代表の説明によれば11年にも渡る人気のロングセラーであるそうです、今回は74種の鳥に出会ったとアフターサービスに昨日一覧表が送られて来ましたが、余所見して見逃した鳥や写真に撮れなかった鳥もありましたが、初心者にはお奨めのツアーでした。このツアーで野鳥撮影の合間に撮った(その為に見逃した鳥もあるかも?)蝶の写真を横浜の蝶のHPの写友にお土産に送ったらまだ4種とも未写の蝶と言われていました、蝶名は写友に教わりましたので現地で購入した「西表島フィールド図鑑」で蝶の特徴を確認しました、花と蝶を愛する方にお送ります。

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西表島でズグロミゾゴイの撮影の合間に民家の庭にいたリュウキュウアサギマダラです、白いタオル振り回すと寄ってくる秋のタカの渡りと同時期に白樺峠や伊良湖岬で渡りが見られるアサギマダラのように渡りはしないそうです

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分布は西表島・石垣島のマサキウラナミジャノメ、RDB:準絶滅危惧

皮肉にも一番小さい蝶を一番大きく拡大してあります。

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石垣島のオオゴマダラ、沖縄本島で7年前に緋寒桜の撮影旅行で、始めて観察した時は最も大きい蝶と聞いていた、その時は赤い帽子が好きとも聞いたが昔のことで定かではない

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石垣島で始めて見て昼食後の休憩時間にセッカがホバル草原でこの黒と赤の蝶を追いかけて撮りました

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体と翅に目立つ赤色のベニモンアゲハです、他にも沢山の蝶を見ましたが、鳥見のツアーなので内職で撮れたのがこの4種だけです。

2008年4月 7日 (月)

初見・証拠写真のクロウタドリ

日本野鳥の会フィールドガイドを見ていて、この鳥はトラツグミと同じ大形ツグミ類に属する事を昨日知ったが、この珍鳥も先月のワイバード八重山紀行・西表島・石垣島の成果である。最終日の石垣島で牛舎の運動場(小さな牧場)の隅でシロハラクイナが採食している時に時々ではあるがクロウタドリが現われるがスコープの世界では見えてもカメラ撮影では遠いがどうにか証拠写真は撮れた。全ての写真がトリミングしてありますので解像度は落ちていますがクロウタドリの証拠写真としてはなんとかなりました。

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左手前のボケているシロハラクイナの後ろで後ろ姿のクロウタドリ、嘴が黄色く見えないと只の全身ツヤのないカラスのように見えてしまう

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柵の左隅で外側に出ようとしている様子です

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柵の正面左隅で外を窺うクロウタドリ

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ピンボケですが柵沿いに右に向かっての飛翔です

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右側の柵に向かっての歩き

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柵の手前に溝があり尻尾が隠れてしまいました。この鳥の♂♀の区別は図鑑によると、雄は全身つやのない黒色で嘴とアイリングは黄色、雌は少し褐色を帯び、下面は淡色で黒い縦斑があり、目の外縁の黄色は雄よりも目立たない・・・写真が鮮明でないが、つやのない黒色、嘴の黄色ぽい感じ、目の回りが少し黄色く見えるので♂らしい感じである。次回にチャンスがあればこの不鮮明さをリベンジして白黒をハッキリ、否♂♀を明確にしたいと思っている。

2008年4月 6日 (日)

花見と鳥見

今時のベニマシコ・ルリビタキなど撮影した後に樹齢200年をこえる早咲きのエドヒガンを観てから公園を後にして、近くのH湖の花見と鳥見を楽しんでからもう既に一週間が過ぎようとしている、さくら前線も北関東から東北へと北上している今日この頃である。4月1日は北風の強いチョット肌寒い日であった、東屋のところで一人で撮影を楽しんでいたTさんとここでバッタリお会いする、後からKさんも合流して風で揺れる桜にくるニュウナイスズメを撮影したが、この日はこれから満開を迎える八分咲きのさくらの花と枝でなかなか全身が撮れない撮影条件であった。

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ニュウナイスズメ♂の飛翔

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今度は♀の飛翔

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花盗人、喉と目先が黒いのが♂

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ニュウナイスズメはスズメよりも少し小さくて細身であるが、このように背伸びしていると尚更細く見える

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♀は上面が灰褐色でハッキリした淡黄色の眉斑があり喉は黒くない

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下から桜見物をしながら撮っているので、汚白色の腹の部分ばかりが目立ち、体の一部が花びらで必ず隠れる

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♂は頭上から腰の栗色がようやく判る写真が撮れた、尻切れでニュウナイスズメの花見を終わりです、

それにしても風が強く揺れる桜の花を見上げて鳥をおっているのでファインダーを覗く目と首が疲れる花見であった。

   

2008年4月 5日 (土)

まだいました!ルリとジョウビ

4月に入ってから行った埼玉県のN自然観察公園で先日はベニマシコを貼りましたが、今回はヒタキ類です。色の少し変わったルリビタキと元気なジョウビタキ雄どものショットです。

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最初のうちは道路から離れた奥の方にいましたが、段々と近くに寄ってきました

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地面にいる虫を見つけて飛び出し直前の姿勢です

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三連写の三枚目の空中姿勢です

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先端がU字に曲がっているステッキのような枝にいました

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またもや虫を見つけての飛び出し直前です

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カメラの近くに寄り過ぎる長期滞在で人に慣れたジョウビタキ

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強い風で首筋があおわれています、白い紋付の家紋が目に眩しい

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今度は胸毛が風に・・・

ハチジョウツグミも見たかった!撮りたかった!

2008年4月 4日 (金)

冠羽が咲いた!扇が開いた!

この2年間で過去に二度ヤツガシラの撮影機会の幸運に恵まれるが、直近では先月末に西表島のツアーでも学校の校庭で見たばかりある、冠羽が開いたことはなかった。今回は距離45mくらいで遠いが600mmに1.4倍のコンバーターを付けてDX版(1.5倍)で更にトリミングしてある写真です。

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ヒバリがヤツガシラの縄張りに近づいたので威嚇の冠羽開きか?二列四点が開くとヤツガシラ、八つ以上に見えますが・・・何かが近づいたり物音で冠羽を立てると図鑑にありました。

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ヒバリにそっぽを向かれて威嚇の効果はないようです、冠羽は扇状に開くと言われていますが、黒縁模様の見事な扇でした

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更にと尾羽まで全開しての威嚇にヒバリは下を向いて虫探しで無視?図鑑にも冠羽と羽・尾羽を同時に開いた写真がありません(手持ちの4冊では)

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無視されて冠羽を鶏冠(トサカ)のようにたたんだでもヒバリは虫です!

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やっとヒバリがヤツガシラの存在に気づいたようです、ヒバリがあんた何してんの?と見ているように見えます?

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今度はヒバリがヤツガシラの方を見ています、ヤツガシラはそれで満足なのか?今度はいつもの虫探しでヒバリ無視!

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二羽の急接近です!ヒバリが矛を収めたヤツガシラの前を素通りです、ヤツガシラが尻尾をたたんで今度はソッポです!二列四点の黒い羽縁が一列四点に見えます

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邪魔者がいなくなったので、今度は落ち着いて嘴を開いて虫をつまんでいます

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くちばしを大きく開いて飲み込みました、飲み込みが早い!のでぶれましたが無礼講で生きましょう!このフレーズは早く飲み込んで下さい

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思わず う~旨い!の眼つきです。目は嘴よりも物を言う?

これでヤツガシラとヒバリのウソップ物語はお仕舞いです。

4月2日の多摩川河川敷のヤツガシラとの距離40mは限界であり自然との厳守の距離でした。

今日は誕生月一ヶ月遅れで家内と一緒に半日人間ドックです野鳥撮影は休みにして、帰宅後はまた二日前からのアドレス探しです。

2008年4月 3日 (木)

初見・初撮り・海鳥のウミバト

就寝前に鳥友から戴いた直近情報のうち多摩川河川敷に行くか、利根川河口の漁港に行くか迷っていたが、タイトルの通り初見・初撮りに行くことにした、4時に起きて4時半に出発、成田空港を過ぎる前に日の出となりオレンジ色の太陽が眩しかった、7時前に着いた現地の漁港では大型レンズのカメラマンが見えず、朝の漁港を散歩する人に様子を聞いたが野鳥に興味がない人にQ&Aは空振りである、そのうち白いワゴン車で探鳥するNさんが来られてウミバトを探しているとお聞きして一安心、10分後に彼が探しに行った方向の岸壁に行くと、Nさんに居ると教えていただき彼の後を追ったら、先着のカメラマンがお一人とNさんの二人、足元の真下にいたので手持ちカメラでしか撮れない近距離、当方の600mmは暫く待機状態そのうち足元から離れたのでようやく待望の初見・初撮りのショットを開始した。当方で3人目直ぐ後から4人目の女性が来られた、カメラマンは4人、釣り人の方が多いようであった、ウミバトも釣り人の居るところを避けて人が行けないテトラポットの方に遠ざかったので8時には撮影を終了した。Nさん御世話になりました(ペコ!)

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初見初撮りのウミバト、今回は海鳥の割には近くで撮れたので全てがノントリです。

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この鳥はどうゆう訳か羽ばたきの回数が多い、しかも羽ばたく前にお腹を膨らませる(上の写真と見比べるとお腹の膨らみの違いが判ります)

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お腹を突き出して羽ばたきの開始、浮力をつけるためか?もしかするとメタボかも?

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立ち上がると腹の膨らみが目立たなくなります、今年からの健康診断でメタボチエックの時にはこのように腹をへこませてメタボを誤魔化してはいけませんね!

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他の水鳥と比較して頻繁に羽ばたきするのは何故だろうか?

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羽ばたきもいろいろなポーズがある、垂直十字立ち?

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短時間のうちに至るところで何回も羽ばたきを見せてくれた、横綱の土俵入りでこんな形がなかったかな?

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体操の着地?羽ばたき成功!のポーズ。それにしても体の大きさL33cm(キジバトもL33cm)に比べて羽が小さい!これではうまく飛べないのではないか?

あまりにも短時間で撮影完了したので、この後は秀吉の心境で関東大返しを行い3時間を掛けて次の撮影地である桜満開の多摩川河川敷に着きました。ここでは40-50mもあり逆に遠くて写真になりませんでした。

2008年4月 2日 (水)

まだ居ました!ベニマシコ

普段よりも遅い朝6時の出かける前にいつも使っている新日本石油系のスタンドに行ったらガソリン価格は値下がりしていませんので、ガッカリして往復で間に合う30Lだけを給油して新横浜駅前から横羽線の東神奈川ランプに入り埼玉副都心方面を目指して出発しました、二時間弱でK自然公園に到着して直ぐに東屋付近に行きますとGさんが居ましたので、今年初めて訪問したこの公園で顔見知りに会えてホットしました、ここではベニマシコ・ルリビタキ・ジョウビタキ・シジュウガラ・ヤマガラ・コゲラなどを撮影しましたが、今回はまだ居たベニマシコを貼ります。

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赤いベニマシコがセイタカアワダチソウの実をついばんでいました

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散歩する人が側を通っても逃げる様子がありませんので、長期滞在でかなり人慣れしたのでしょうか

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野鳥は緑が一番似合います

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特に赤い鳥には青葉が似合います

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枯れた葦原の側には枯れて倒れたセイタカアワダチソウの実がお目当て!

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背景は枯れた葦原です、青葉がないとベニマシコは冬景色のように見えます

2008年4月 1日 (火)

創刊号 空ト風ニ

サブタイトルが「ニッポン全国各地の”食と技の産地”が僕たちを元気にする」。株式会社ジーエフシップ発行の「空2008VOL.1 創刊 春号の裏表紙に財団法人 日本野鳥の会の会員募集広告に私が以前投稿したウグイスが採用されましたので本日4月1日にご紹介いたします、同じ内容の記事と写真は既に50万部発行のフリーマガジン「トリーノ」VOl.6で日本野鳥の会の新会員募集ページで採用されていますが(昨日の鳥友のブログにも紹介していただきました、感謝・感謝・感謝です。)、この度はトリーノに引き続いて季刊誌にも掲載されました。日本野鳥の会の広告内容はトリーノと同じで割愛しますが採用された同じ二枚の原画です。

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このウグイスが採用された写真です

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(小さな楕円の中にこの写真がありました)

初心者にウグイスと間違われているメジロと対比する解説になっています、うちの家族もこのメジロをウグイスと思っていたようですが、一般的には「ホ~ホケキヨ」と声しか聞こえなく藪の中にいて姿をあまり見せないのがウグイスなので間違われ易いようです、初心者向けに春先には絶好のPRと思います。

日本野鳥の会ホームページ http://www.wbsj.org

 定期購読ご案内(創刊号からの抜粋です)

雑誌定期購読 4冊 2000円(1年間4冊・送料込み)

デジタル版   1号 1260円(1年間4冊)

分冊・バックナンバー1冊420円(送料別途1冊100円)

お申し込み方法

PCサイトから  http://www.fujisan.co.jp/sorakaze

携帯サイトから http://www.fujisan.co.jp/m/sorakaze

新規定期購読申し込み専用フリーダイヤル 0120-223-223

他にファックス(03-5728-5756)で申し込む方法もありますが

詳しくはTel 03-5728-3839 編集室にお尋ね下さい。

日本野鳥の会発行のフリーマガジン「トリーノ(Toriino)は道の駅

(北海道から九州・沖縄まで)でも全国615箇所で受け取れますが、

東京都内で受け取れる場所は以下になります。

(日本野鳥の会HPより)

日本野鳥の会バードプラザ

本橋三越本店

農林中央金庫(全国全店舗)

三菱UFJ信託銀行(全国全店舗)

青山ブックセンター(全国全店舗) 第一生命ギャラリー

丸の内さえずり館

切手の博物館(最寄り駅・目白駅)
グリーンフラスコ自由が丘店 (最寄駅・自由が丘駅) 地球環境パートナーシッププラザ(最寄駅・表参道)
宝生能楽堂(最寄駅・水道橋駅) オークビレッジ東京ショールーム(最寄駅・新宿駅) 丸善(株)丸の内本店 
日野市環境情報センター 日野市中央公民館 日野市立図書館 ジュンク堂書店 池袋本店
環境学習リサイクル推進事務局 毎日新聞社 新宿コズミックセンター 東京都写真美術館
蘆花恒春園

世田谷文学館

(財)日本近代文学館

昨年4月1日のブログはエプリールフールの馬鹿の日に参加しましたが、今年は全てがホントの話です!

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