ツバメの巣作り
法師温泉長寿館の裏手奥に三国峠まで4km三国頂上まで4.8kmの案内標識がある、この山道を約100m登ると「○に心、末はころり観音」がある、ここまで来るだらだら登りの山道を旅館の下駄で登った、ここまで上る途中には論語の標識が10m間隔であるのでそれを読みながら確認しながらの朝の散歩である。最初は「一合目.ころり観音への道筋」「二合目.弱冠」「三合目.而立」「四合目.不惑」そういえば日曜日の朝刊に、横浜スタジアムで「不惑金本2000本」スポーツ覧に大きな見出しがあった。「不惑の大砲」と言えば元南海の門田博光の1988年に40歳で本塁打王・打点王の二冠に輝いた記録も不惑であった。「五合目.知命」「六合目.耳順」これから向かう七十歳は「従心」孔子にもない「八合目.正則」「九合目.清浄」「十合目.満願」で上の写真のころり観音に無事到達する。ここで論語の「子日、吾十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳従。七十而従心所欲、不踰矩。をネット検索して書いてみた。吾三十にして二児の親、不惑の歳に迷い出し、天命も知らずに、耳従うこともなく只歳を重ねて来たが、これから先の七十歳も心の欲するままに徒に野鳥撮影で過ごして良いのか、不評の後期高齢者になるのも後十年はかからない、ただひたすらに自分の心に「末はころり観音」と入魂するいくばかりかの信心だけがあるらしい。散歩の後6時40分に7時から女性専用になる総檜風呂と野天風呂が楽しめる玉城乃湯に入り、そして7時から国登録有形文化財の法師の湯で上原謙と高峰三枝子のポスターを思い浮かべながら朝飯前に朝湯した。三つ目の長寿の湯は女性専用である、女性の方が長寿なのもこれでもうなづける。男性は女性よりも長生きしてはいけない事らしい。
70-300の70mmで撮影しても逢初(あいぞめ)の滝は全景が入らない、ここは「ころり観音」から更に100m山道を三国峠に入った法師川の川原、川原には残雪があり滝のある山肌にはまだ芽吹き前の木々が目に入るが、心を清めた後に逢初の滝とは、粋なネーミングにまた俗界に引き戻される熊が出るとの標識がある三国峠への登山道全くくまったことだ!
四万温泉を午前8時過ぎに出て途中でサルに合う四万街道R353からR17を横切りを渋川・伊香保ICに向かう4km手前のR17の鯉沢バイパスにある旧子持ち村の白井宿「道の駅こもち」ここの休憩所の軒下に番のツバメが数組早くも巣つくりをしていた。
東京ヤクルトスワローズで言えば、つば九郎とつばみちゃん かな?
燕尾服が似合いますね!先月のリュウキュウツバメは燕尾が短いのが特徴でしたが、やはり燕尾は長い方がカッコウが良い!ヤクルトも勝てば(E)、飲めば旨い!
大勢の観光客が出入りするトイレと休憩所の軒下で高さは3mくらい、カメラのレンズからは最短1mの至近距離、300mmでは入らない、暗い軒下でSSは上がらず飛び出しも全くのボケでしょた。
つがいの片方に(♂♀が判らない?)の肩羽が乱れて(巣作りで?)いるのを横目に心配そうに見ている相棒、樹木を植える緑の羽募金や赤い羽共同募金、青い羽(海南救助活動を援助するための募金)RGBの赤・緑・青の三原色しかない募金の羽に「白い羽」を肩にさして気取っているツバメ?子持ち村で愛の巣作りに・・・もっとも募金の印の羽はニワトリの羽を染めたもの
共同制作した愛の巣の前でこれからのスケジュールを打ち合わせる?人の出入りの多いところは外敵からは安全な場所であるらしい。ところどころにダンボール用紙で巣の下に糞害防止があった。
ちょっと虫捕りに飛び出す!
この日は東京から来た四万温泉方面に向かう野鳥の会の大形ツアーバスがたまたまトイレ休憩していたので、顔見知りの方とこのツバメの撮影で偶然にお会いする、狭い鳥撮りの世界である、ツアーバスを見送り後もツバメ撮影に専念してここで三日目で最長の鳥撮りの時間となった。こんな近くでツバメ撮影も初めて、トイレ休憩とトリーノ探しでツバメに出会うラッキー11でした。トリーノはここでもナイーノ!この道の駅「こもち」はコンニャクと地元の野菜と花がお土産に有り奥さん連中が野菜と花を気持ちよく沢山買っていた。
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コメント
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mimizukuさん
こんばんは
こもちでは本当に偶然でした!
野鳥の会のツアーバスは未体験ですので
一度は乗ってみたいと思っております。
またどこかでお会いした時は宜しくお願いします。
投稿: kensan | 2008年4月15日 (火) 23:20
ケンさん今晩は。初めてコメントさせていただきます。「こもち」でお会いした顔みしりです。奥さん孝行の旅だったのですね。どうりで幸せそうな顔をしていました。それにしてもほとんど家にいないで東奔西走、鳥三昧の人だったとは知りませんでした。私の方は貴殿の直後に四万に行ったわけですが、やはり目当てのものに会えず、ちょっとさびしい成果でした。またどこかでお会いするでしょうが、その節は宜しく。
投稿: mimizuku | 2008年4月15日 (火) 22:33