巣立ち直後のクマゲラ雛♂
北海道に上陸直後からアカショウビンの鳥運に恵まれるラッキーなスタートでしたが二日間いたアカショウビンのポイントで、小樽でクマゲラの雛が四羽も営巣している情報をいただきアカショウビンを午前中で切り上げて急遽、小樽に向かいました全て幹線は高速道を使いましたので苫小牧西ICまで戻り札幌経由で3時間強で移動出来ました。距離は約320kmとかなり遠回りでしたが一般道より100kmも余計に走りながら2時間も早くクマゲラに会う事ができました、なにしろ計算上は6月8日が巣立ちの日と聞いてきたのでその当日の移動でした、日曜日で駐車場が狭いと聞いてきましたが、以外にも空いていました、また撮影場所も空いていました、後で聞くと前日まで三脚の置き場が無いほど、レンズとレンズの間隔が手のひら1枚程度の混雑でしたが、函館のアカショウビンのニュースで地元の大半の人がそちらに移動したようでした。結局ここには雛四羽のうち三羽が巣立つまで最も良い期間の5日間も撮影していました、鳥運はここでも継続していました、ここを教えていただいた方に感謝・感謝です。このクマゲラのポイントで水戸市のNさんに名前を呼ばれてキョトンとしました、当方には記憶がありませんのでご免ナサイです、三年前に初めて北海道に来て初めてクマゲラを見て、しかも藻岩山で初めて4羽の雛が顔を出した日に関東から来られたIさん、Nさん(このお二人には時々お会いする機会があります)もう一人名古屋のIさんとご一緒だったと聞かされてようやく思い出すボケのケンさんでした。営業関係の方は顔を覚えるのが商売とは聞いていましたが仕事以外でも昔取った杵柄でしょうか、私には到底出来ない神業です、今では三歩歩いただけで貰った名刺の人と顔を忘れる特技?の持ち主に成り果てました。北海道滞在中はその後Nさんに偶然にも3度もお会いしましたが、最後は帰りのフエリーもご一緒になり豊富な野鳥撮影のご経験からいろいろと勉強させていただきました、Nさんありがとうございました。
Nさんと二人で撮影中に巣立ち二番目の♂が頭の上を通過した気配で、手持ちカメラで着地点と思われる所を捜したところ、いました一生懸命に木登りしていましたが、足の爪が弱いのか登れません、そのうち諦めて画面の右に飛び出しました。
通路の真ん中にベッタリと座り込んでいます、このような状況が雛には一番危険です、カラスや猫に襲われる機会が多い場面です、今回は20mくらいからカメラマン二人で撮影していますので、危険な場合は直ぐにも人が害敵を追い払います。
我に返った雛が慌てて飛ぶように走り出したところです
滑り込みセーフの体勢ですが、本当は「コケました!」ビックリしたなぁ~もう!の目付きです、まだ足元がおぼつかないようです、危険でも慌てない!慌てない!
通路から傍の桜の木に登り始めましたが、ここでも何度も滑り落ちてようやく桜の樹表にへばりつきましたが、ここから上に上がるのに一苦労がありました
羽をバタバタさせて登る勢いをつけていますが、なかなか捗りません
ようやく人の目線の位置です、母親の鳴き声を確認しているような仕草です、頭の赤い部分が母親の2倍もある♂の雛です、嘴の白さが目立ちます。
暗いところに来ましたので手持ちでは余計にピントも甘くなります
更に暗いところです、正面右が雛♂で左が母親かあるいは二日前に先に巣立った雛の♀のどちらかがサポートに来ました、近くで母親が見守っているとは聞いていましたが画面に出てくるとは思いがけないショットです。
そしてイキナリの飛び出しです、ボケ写真の中でマシな方です
更に飛んでいる雛を追いましたが、ようやくピントが合ったものの豆粒です、森の奥の彼方に飛んで行く後ろ姿です、これが雛の巣立ちのフエード・アウトの場面になりました。巣立ち直後の貴重な写真を撮れる幸運に恵まれました、ここを内緒で教えてくれた方に再度の感謝を申し上げます。
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おはようございます
夏越の祓いと年末の大祓いと年に2回は
ボケ防止のお祓いをしなくては???
7月1日は「お臍の日」体の中心にあるので・・・と勝手に思っています、それよりも「お臍の独立記念日?」臍の緒が切られた日は誕生日なのでこれはないですね
投稿: kensan | 2008年7月 1日 (火) 04:40
おはようございます。
今日は『夏越の祓(なごしのはらえ)大祓』です。
また、6月30日は『「ハーフタイムデー」と呼び「一年の半分が終わる日」という意味です。』
熊啄木鳥、キツツキでは最大種だそうですね。
巣立ちの様子に何故か力が入りますね。
素晴らしい親子愛もken3のブログで良く判ります。
3歩歩けば・・・・は私もそうでニワトリです。
投稿: フーさん | 2008年6月30日 (月) 05:52