エゾライチョウの雛
小樽でお会いしたNさんに駐車場でバッタリ再会した他には鳥撮りがいなかった日である、森の中で撮影中に二人で鳥を追って撮影する方法をここで実践的にNさんから教わった。鳥に近づくには先頭のNさんがダルマサンガコロンダではないが5,6歩進む場合は後ろにいる者がその場で立ち止まりもしも鳥が飛んだ場合にその方向と位置を確認する役目を負う。鳥が前方に居れば先頭のNさんがその場で待機している時に後ろの者がNさんの場所まで静かに進む、これの繰り返しで野鳥に近づいて撮影するのが複数者による撮影の方法を教わったナルホドと思い流石はベテランの技である、いつでもどこでも一人で行動している自分には新鮮な思いである。
Nさんとエゾライチョウの雛を探して山道を歩いていたら後方から飛んできた野鳥が前方の渓流の上を横たわる枝に止まったのでまずはシャッターを切って写真を確保、Nさんが鳥に近づくために5,6歩前進した時に私も同じように進んだために、後ろを振り返ったNさんが前述のコツを伝授してくれたのである。この時は鳥は飛んで見失う、私は遠くではあったが最初にこの写真を確保しておいた、勿論トリミングしてあります。これはエゾライチョウの雛かどうかよくわかりません。
今度は別の場所では前方から飛んできて枝に止まった、先ほどの野鳥と同じような大きさである
最初の失敗を活かして前述の方法で近づいて撮影した写真です、これを撮影した時はまだエゾライチョウを見ていないのでこれが幼鳥かと思っていたが、この後にNさんが先に帰ったので1時間後にまた山道を一人で探鳥して、下の写真を撮影した。この鳥は黒い過眼線がなく色も黒っぽくトラツグミの幼鳥のようです
上の野鳥と比較するとかなり若い雛である、親と一緒に4,5羽が山道で採食の訓練中に私が近づいたので突然、道の脇にあるトドマツの上に飛び上がったがここで暫く固まっていた、至近の距離ではあるが枝葉が邪魔している所に隠れてジッとしていたが全身が撮れない場所に上手く隠れた?
首を伸ばして上の枝に飛び移る寸前、まだ白い部分が残っているエゾライチョウの雛
別の雛を後ろから撮影したが小枝が邪魔になった、エゾライチョウの雛と呼ばれるのはこの程度の大きさまでか?この時期は親鳥が雛を連れて道端に出てきてミミズや昆虫を採食する訓練期間らしい、物音が迫ると道端の木の上やブッシュの中に隠れてしまうのでなかなか撮れない手強い雛である。
« 青空とエゾフクロウの雛 | トップページ | ハイマツ稜線のギンザンマシコ »
「野鳥」カテゴリの記事
- シマエナガの寒中見舞い(2024.01.07)
- ブログの目標・野鳥400種撮影の回顧(2023.11.16)
- 江の島のハヤブサ巣立ち回顧録(2023.09.18)
- 利用可能ディスク容量は残り僅か (2023.09.03)
- 野鳥撮影の最初は公園のカワセミ(2023.08.11)
フーさん
おはようございます
野鳥撮影もその場のKYを心得る
必要がありますね、これを無視している人はいつも悪口の対象になっています
投稿: kensan | 2008年7月 5日 (土) 07:26
こんばんは。
今日は『アメリカ合衆国独立記念日』です。
エゾライチョウ、珍しい写真が撮れましたね。
野鳥撮影にも色々な掟がありそうですね。
自然界で気楽に撮りたいですね。
投稿: フーさん | 2008年7月 4日 (金) 20:56