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突然の政界引退で瞬な話題の小泉元総理の小泉語録の中で批判を浴びた「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」がありましたが、ハチクマもいろいろ、鳥撮りもいろいろ、写真もいろいろです。成鳥・若鳥・羽がボロボロの老鳥?、♂・♀、目の色も黄色や黒、体下面の色もいろいろ・白色・茶褐色・黒色、白い尾帯もいろいろ・黒帯の太いの細いのと数もいろいろ、飛び方もいろいろ・はばたき飛翔・滑翔(グライディング)帆翔(ソアリング・鷹柱)などハチクマの飛翔もいろいろです。夕べのNHK1ch19:30-20:00のダーウィンがやって来た!「タカがスズメバチを襲う伝説の瞬間」を見ましたが舞台が長野県下であり、信州ワシタカ類渡り調査研究グループのメンバーが出演しているので身近に感じましたが、何年もご苦労されてハチクマがクロスズメバチの巣を襲う瞬間の初めての貴重な映像に衝撃と感動を覚えました。その映像から見たらなんと下手な写真をいろいろと並べてしまいました。
晴天に渡るハチクマ
上の写真の続きです、連写でしたので近くで上向きでもありソアリング(帆翔)と思います
たか見の広場の遥か前方を飛翔して定点観測地点方向に飛びミサゴと誤認したハチクマの若
目の色が黄色い
たか見の広場の真上を旋回
青空に羽を一杯に広げての滑翔
西に向かって陽を浴びて飛ぶ、そのうが大きく膨らんでいるのでクロスズメバチ等を食べてきた直後なのでしょうか
たか見の広場の上で撮影したこの鷹柱の写真が一番多くタカが入っていました
最後は曇天の空に唯一近くに来たハチクマです
お彼岸の日にたか見の広場は500人以上の人で埋まりました、この日に写真を撮りに来られた70歳の方が白樺峠に車を置いたままいくえ不明になり、24日から長野県警ヘリと消防防災ヘリが空からの捜索、地元の松本市消防団などがたか見の広場周辺の森林の捜索を開始しましたが見つからず、翌日の25日もたか見の広場を中心に同じように大掛かりな捜索活動が見られました、家族の方が鷹の渡りの撮影者のところに来て、ご本人の写真を見せて消息の手がかりを必死で聞き回っていました、車の中には望遠レンズが置いたままでカメラを持って、推測では花・高山植物の写真を撮りに山の中に入ったようです、この山ではキノコ取りの経験もあると家族の方が説明しておられました。
長野県警ヘリコプター「やまびこ」
たか見の広場の前に見える丸山の上を飛ぶ
山岳遭難救助は県警に遭難救助が入るので、最近の北アルプス五竜岳・北アルプス槍ヶ岳・北アルプス北穂高岳・中央アルプス東川岳・北アルプス七倉岳などでの滑落や病気・事故などではこの「やまびこ」が救助に向かったものと思われます。「長野県警察とやまびこ」の文字が見えます、ヘリを上から撮影する機会は初めてです。
25日目の前の丸山から防災ヘリが飛んできました、ヘリの外に隊員が身を乗り出して下の森林を捜しています
たか見の広場の真前に来ました、長野県消防防災航空隊の「アルプス」の文字がハッキリ見えます、アルプスには座席が有りませんので、ヘリの両サイドには二人ずつ4人の隊員がヘリから身を乗り出すような姿勢で直ぐ下の森林を捜索している様子です、FX版でも画面からはみ出してしまう程の迫力があります。このヘリの下では消防団員が10~20人一組で横列で斜面を下りながら「オーイとか○○さーん」と発声しながら捜索を続けていました。
暫くするとヘリは右の定点観測ポイント方面に移動して行きました。25日午前中の飛行はありましたが午後からの空からの捜索は有りませんでした。
26日に遭難から4日目に自力で生還されたと鳥友から連絡が入りました、毎日のように信濃毎日の社会面を見ていましたが無事で良かった!
昨日の続きの海浜です、曇天の浜辺で独りで目の前で採餌中のダイシャクシギを撮影中に、ダイシャクシギが居るとも知らずに海浜を散歩してきた人に気づいて飛び立ちました。昨日の黄色い花は一般に月見草とも呼ばれているマツヨイグサの仲間で「コマツヨイグサ」でした、薄い橙色に見えたのはこの花の咲きがらでした、この花の名前は菊名池でお会いする写友の五箇山男さんから教わりました「四季の移り変わりは、写真が一番早分り」のブログで、花・山野草、植物、蝶、昆虫、野鳥など多彩な写真を毎日更新しておられます。
コマツヨイグサの砂地から飛んだ後に地元の人がこの場から離れた後、暫くしてから砂浜に飛んできて目の前で採餌活動を見せてくれます、砂浜でカニを探して素早く走り回ります(5枚ともノントリです)
採餌するダイシャクシギをカメラで追っていたら突然飛び出しました、誰もいないと思っていた海浜に散歩する人が近づいたようです、海浜公園は小雨でも人出があります。
飛び出し二枚目です
三枚目の羽を上に広げると大きく見えます、採餌中に突然飛んだので餌を咥えたままの飛翔です、これが今回のベストショットになりました。
4枚目はやっと画面入りましたが、目の前で飛ばれたのでこれ以降は追いかけられませんでした。
都内の海浜公園、渚の砂浜草地に名も知れない黄色い花(一部は薄い橙色)が咲いていますが、不思議と言うか珍しいと言うか、この花の中でダイシャクシギが砂地に嘴を差し込んで採餌をしていました。この花を図鑑やWebで捜しましたがマイナーの雑草花なのか花名が分かりませんでした。
砂地の草地を餌を探して歩くダイシャクシギです
名も知れない黄色い花の中で、砂浜でカニのいる穴に嘴を差し込むように、花の中で嘴の根元まで差し込んでいます
あちらこちらに咲く花の傍でも餌探しをしています、ダイシャクシギの特徴の一つに下嘴はピンク色ですが裏面のピンク色を初めて見ました。
また他の場所に移動です、砂浜よりも歩き難いのに何を好んでこのような所に来るのでしょうか、好物の昆虫でもいるのでしょうか?
この草地で餌獲りをしていたハトとのツーショットです
花は一部にしか咲いていないので花がないところにいる時間が長く、花のところに来るまで地元の人は辛抱強く待っていました。砂地の上で立ち止まったダイシャクシギです。
雌は周年地味な色をしているが、雄も秋の渡来時には地味な羽色になった「エクリプス」と呼ばれる状態で見られる(フィールドガイド・日本の野鳥)、夏羽が鮮やかに目立つ羽色のカモ類の成鳥雄は、繁殖期間の後期に羽毛を換羽し、雌と同じような地味な羽色になる。これをエクリプスと呼んでいる。日本に渡来したばかりの頃にも、まだこの地味な色合いの個体が多い。(山渓・日本の野鳥より)
野鳥撮影を始めた頃に地元神奈川で成鳥♂を撮ったことがあるが、白い大きな後頭部まで伸びた眉斑と白黒模様の肩羽、白い脇腹に黒い波の模様があって、今回のエクリプスと比べるとはるかに綺麗な♂でした。
カルガモ(L60cm)さんの前で軽々と青灰色の羽を広げたシマアジ(L38cm)のエクリプスです、羽を広げると大きく見えます。
羽を大きく広げてお腹を丸出し
次は羽を後ろに胸を突き出して、ボクは♂です。
羽をたたみ始める
羽を納める直前までカルガモがボクの尻尾を見ていました。
何事もなかったような様子で休耕田の中を前に進んでいきました、顔つきは地味な♀と同じようです。
神奈川県下・撮影日は9月16日、最初と最後はトリミング、ディスプレイはノントリです。
640×1.4倍テレコン+D300
日本には渡来数が少ない稀な旅鳥であるので珍鳥の部類と思われるアメリカウズラシギの幼鳥。
眉斑が白っぽく目先は淡黒褐色(L22cm)、雨天から晴天に変わった、600+D300のノントリ
胸の淡褐色を水面に映す
雨で濡れた草の畦の中で背を見せる
幼鳥は上面が黒褐色で、白・バフ色・褐色の羽縁が目立つ、頭頂は褐色で黒褐色の縦斑がある、嘴は少し下に曲がって黒い。600+D300のノントリ
畦の上でのディスプレイ
傍に来た自分よりも小さいヒバリシギ(L14cm)を追い払う羽ばたき、
ヒバリシギを追って雨降る中で鳴きながら飛び立ちの直前
泥水を挙げながらの飛び立ち
雨天から晴天になった正午頃からの600+D300以外は全て400+D3の写真です
先週は暫くぶりに三番瀬海浜公園に行きましたが潮干狩りシーズンの終わった干潟に二十数羽のミヤコドリがいましたが何時まで待っても飛んでくれませんので昼時の浜辺で休んでいるうちに飛ばれてしまいました。その時に海浜ですれ違ったカメラマンが亜種が混じっていると言われましたので、写真を整理中に白い首飾りを付けた変わりモノが紛れているのを見つけました。
海水のある干潟に二十数羽が歩いて移動していました
画面左二羽目が頸に首飾り?のあるミヤコドリ
前後の写真を拡大して見ましたら頸に首輪模様が見えます、本物の首輪なのか?交雑種なのか、突然変異なのか亜種なのか、明日になっても分かりません?
こんな写真もありました。仲間の採食中にチョット失礼!海洗トイレ?「オイ、オイ俺の傍で失礼な!」と仲間が頸を傾けていました
群れが夢中で採食していましたのでこの時のカメラマン3人は3方から遠巻きでの撮影です
潮干狩りの後は空の殻が多く、なかなか大きい貝をゲットしたところが撮れません!まだ嘴もそんなに赤くなく足の色も薄いピンク色でした。
久し振りに四季の森・ハス池でこの写真を撮った時はカワセミの親♂が子を追い出しに掛かっている時でした、写真は全てノントリです。
小さな魚を咥えて飛び込んだ枝に戻りました
叩きもせずにひと飲みの獲物です
今度はあまりにも小さいので獲物が良くわかりません
嘴の先にやっと確認しました
三度目も小さいようです
よく見ないと咥えている小魚が見えません
小物に飽きたのかオイカワなどの大きい魚は池に流れ込むところにいます、やっと叩きがいのある大きさの獲物です、手前の葦が被りましたが、風で上に挙がった瞬間にシャッターチャンスがありました。右端のゴイサギを拡大したのが次の写真です
最近いつもここに居るゴイサギと石の上の亀です。
引き潮で風もなく波が静かな天然記念物の大磯・照ヶ崎海岸に海水を飲みに来るアオバトです。この日のアオバトにとっては絶好のミネラル補給日で、この日は中国から伝わった重陽の節句の日でした。
晴天の朝日を浴びて岩礁に下りるアオバト
波が静かな岩場に舞い降りたアオバト、打ち寄せる潮もないので岩礁の窪みには海水は溜まっていません
この照ヶ崎海岸ではこのようなを穏やかな波は初めて見ました、白い波が全く見られませんので、アオバトにとっては最高の安全日でした
また次の群れが岩礁に向かって飛んで来ました
波が全くと言うほどない静かな凪の岩礁に着地です
海水を飲んでエリザベスサンダースホームの森の方向に帰るアオバトです、平穏無事な飛翔です。
アオバトの飛来は7時~8時がピークと言われていますが、9時には撮影を終了して次の撮影地に移動しました。
鳥撮りを始めた頃からシギチは見分けが付かなく苦手な水鳥ですが、これを撮らないと目標に近づけませんので、鳥友のお力を借りて鳥名を聞いておりますがその場で忘却の彼方へ飛んでしまいます。今回も一週間前に撮影したものですが、この度も写真の整理をしながら鳥友に確認をお願いしてやっとブログにしました。
アオアシシギ、L35cm
アオアシシギ、図鑑では嘴は基部が青灰色で先は黒く、長くてやや上に反る、足は長く普通は緑青色だが黄色みの強いものもいる
コアオアシシギの群れ
青空にコアオアシシギの飛翔
逆光の中でツルシギL30cmと一緒のコアオアシシギL24cm
コアオアシシギの群れの一部、足は細長く黄緑色から黄色、嘴は黒く細くて真直ぐ
4年目にして初めてタマシギ♀のディスプレイが撮れましたので、前半は暑い盛夏と後半は雨天が続く一ヶ月間このタマシギ番の総集編です、8月8日には卵を♂に託していなくなった♀のディスプレイ、最後の番のランディブー、巣を守る♂、子育て中の♂のディスプレイなどを編集してみました。いつもブログの写真が多く重いと言われていますが本日はタマシギの子を思う気持ちが尚更重く感じられます。
早朝の華麗なディスプレイをたった一人のカメラマンにご披露です、♂は休耕田の畦道で見ていると思います
綺麗なお姉さんの朝のTV体操のようでした
5回もディスプレイを見せてくれましたが最後は右へ歩きながらでした
この日の番のランディブーです
その日の夕方に巣の前に現われたコサギに対して抱卵中の巣を守る♂です
二日後早朝の♀の最後のディスプレイです、またも独り占めで畦道の舞台で舞うタマシギを満喫しました
この日のディスプレイを最後に♀はここから見えなくなりました
雛は3羽孵りましたが、直ぐ一羽だけになりました、残った一羽を育てる♂です
水藻が張る前には♂はこのようなディスプレイを雛に見せていました
八月末には休耕田は水藻が一面張り親の嘴と頭は餌獲りでもぐるので、嘴と顔・頭に藻がついて子育て中のタマシギ♂がユーモラスな中に、親子の愛情が感じられます。
ミソハギの花が咲いている内に、花の上か横でホバするカワセミを10日以上も狙っているが未だに大願成就せず、花の盛りは過ぎて行くばかりある。早朝は陽の光の関係でホバはしない、昨日は久し振りに早朝にミソハギとカワセミの写真が撮れて午前中ブログに間に合ったが、夕方は池面が光るのでホバる確率が高いと待機していたが、またもホバする事なく簡単に餌獲りしての採餌の場面だけであった。
飛び込みから戻って来たが広げた羽で獲物が見えない
嘴に小魚をしっかり咥えての着地体勢
着地直前
ミソハギを見ながらの着地
この子は魚を叩く事をしない!一説によると親が事故で亡くなり魚を叩いて弱らせる事を教わっていないので叩けないそうです
獲物の魚が小さいから叩く必要がないと思っていたが、この池の常連さんは流石に良く見ているもんだと感心しました
この後に叩かずに飲み込んでしまいました、ミソハギは下の方から徐々に散り始め色褪せてきましたがカワセミは先月中旬から比べると黒かった腹の色が段々とオレンジ色が出てきましたがまだ若ものです。
禊萩色褪せて翡翠色づく
旧暦のお盆の頃に咲き仏前に供えられるのでボンバナ(盆花)と言われるミソハギが9月5日になっても、MFの菊名池ではまだ見られます。今朝はこの花の前の止まり木と浮島の縁に止まりました。
今朝の6:07にミソハギの前の止まり木にきましたが曇天でISOを上げてSSも上げてあります(FX版のノントリ)
いつも居るカルガモ達がいないので浮島の縁に止まりました、右端にいるのは金黒羽白です
浮島の縁から止まり木に戻りました(DX版ノントリです)
縦位置にして見ましたが小魚を咥えたカワセミがミソハギに埋没しました
この止まり木で2度小魚を獲り後ろの桜の中に6:30に入りましたので終了しました。飛び物は全てSSが遅いのでブレブレでした。
ここの盆花はもしかするとお彼岸まで持つかも、そんな事はありえませんよね!
映画やTVドラマに過去に何回も上映された子母澤寛の小説、父子鷹(おやこだか)は剣術・洋学修行に励む若き日の勝麟太郎(のちの勝海舟)とその父で無頼漢もどきで知られた勝小吉の親子愛の物語であるが、今回はこの物語とは全く関係ないが、父親が一生懸命に子を育てる父子玉鷸です、これは葉月下旬の田園休耕田の物語です。
子の後ろで元気良く空中に飛び上がるタマシギ♂です、休耕田の一番奥50mでの親が子に見せる演技です、今回は全てトリミングしてあります
♀が羽を開いた時と同じ姿勢を水上での披露です、前にいる雛は知ってか知らずか前に進みます
水中に着地です、雛は前を向いたまま直進です、緑一色の舞台でタマシギの水中舞いが目立ちます
今度は父親のディスプレイを勉強するように!とでも父子は向き合いました
正面を向いて雛の前でのディスプレです、雛は生みぱなしの母親のディスプレイは見たことはありません!
雛は親の舞いの下、舞の海は小兵でしたが子気味良い相撲ぷりが好きでした(そんなの関係ない・・・ハイ!そうでした!)
正面向きから雛の右に立ち羽を伸ばしました、これらの一連の動作は♀が居た8月上旬では見られなかった伸び伸びとした雛の教育訓練?の動作でしょうか
一昨日はホオジロカンムリツルを空振り(昨日で三日間も居ないそうです)昨日は地元の菊名池のミソカワ(禊萩の翡翠)に振られて二日間も写真が有りません。とうとう9月に入り鳥運に見放されたようです?
タマシギは雄が抱卵とその後の育雛はシングル・ファザーの役目となる野鳥の世界では一妻多夫の珍しい生態で、また雌の方が美しいのでも有名な水鳥です。今回は三羽の巣立ちが確認されましたが撮影を逃がしてしまい、二羽の雛がヘビにのまれたとか、偶に休耕田の上空に舞うチョウゲンボウにやられたとか、雨続きで気温が下がり脱落(巣立ちした後に親に付いてこられなかった)したとか、いろいろな説がありますが真相は藪の中ではなく、休耕田の雑草の中?のようです。この写真は8月25日に撮影。
早朝の畦道と田んぼの間の水路にタマシギ♂が雛一羽を連れての採食をしていました
雛にとっては大きすぎる水生昆虫?を獲り雛に与える直前です、お父さん餌チョウダイ!
10m以内のノントリですが残念ながら草被れの中の出来事でしたが、給餌の瞬間です、昆虫採餌を初めて撮れました。嘴を大きく開けて雛が催促しています。車の中に居たのでここまで近づいてくれました。休耕田の縁にいてカムフラジュ無しでは絶対に撮れないと思います。
同じ日に雛を連れて水場に出て来ました、翼の下に雛を庇護?しての舞いです
羽は雛に当たらないように左の方からたたみました、これは雛に対する教育のディスプレイなのでしょうか、♂の給餌と教育に頭が下がる思いがしました。
この後も雛を連れての水中散歩です、この日は午前中からカメラマンが増えたのでタマシギが近づいてくれないと思い昼前には帰宅しました。
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