カルガモとシマアジ・エクリプスの共演
雌は周年地味な色をしているが、雄も秋の渡来時には地味な羽色になった「エクリプス」と呼ばれる状態で見られる(フィールドガイド・日本の野鳥)、夏羽が鮮やかに目立つ羽色のカモ類の成鳥雄は、繁殖期間の後期に羽毛を換羽し、雌と同じような地味な羽色になる。これをエクリプスと呼んでいる。日本に渡来したばかりの頃にも、まだこの地味な色合いの個体が多い。(山渓・日本の野鳥より)
野鳥撮影を始めた頃に地元神奈川で成鳥♂を撮ったことがあるが、白い大きな後頭部まで伸びた眉斑と白黒模様の肩羽、白い脇腹に黒い波の模様があって、今回のエクリプスと比べるとはるかに綺麗な♂でした。
カルガモ(L60cm)さんの前で軽々と青灰色の羽を広げたシマアジ(L38cm)のエクリプスです、羽を広げると大きく見えます。
羽を大きく広げてお腹を丸出し
次は羽を後ろに胸を突き出して、ボクは♂です。
羽をたたみ始める
羽を納める直前までカルガモがボクの尻尾を見ていました。
何事もなかったような様子で休耕田の中を前に進んでいきました、顔つきは地味な♀と同じようです。
神奈川県下・撮影日は9月16日、最初と最後はトリミング、ディスプレイはノントリです。
640×1.4倍テレコン+D300
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