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2008年11月15日 (土)

5ヶ所のハクチョウ

ラムサール条約登録湿地のオオハクチョウ・コハクチョウの写真です、唯一国内で最大の渡来地、最上川スワンパークは今年から鳥インフルエンザ対策で野鳥に餌やりを中止しましたので、市民や観光客が川べりに近づけないようにロープが張られ観察小屋や餌倉庫?が取り壊され土台だけが空しく残っていました。

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伊豆沼のオオハクチョウの一家、番の親を先頭に子ハクチョウが付いていく早朝の風景、伊豆沼・内沼は1985年にラムサール条約登録地になり国内では釧路湿原の1980年に次ぐ登録地です。

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内沼のオオハクチョウ、ここは飛べない白鳥が一年中いる所にシベリアからの渡来で冬季は地元民や観光客が一年中給餌しているので岸に上がってくる

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蕪栗沼の親に甘える子コハクチョウの親子

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蕪栗沼は3年前にラムサール条約登録地の範囲として「周辺の水田」も含まれています、農作業している付近の農道を横切るハクチョウです、ハクチョウの過ごした後に農地に入ったり、側で農作業する人には、酒田市はどう見ているのでしょうか、逆に宮城県栗原市や大崎市や田尻町は酒田市の対応をどのように見ているのでしょうか

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最上川スワンパークの遠景です、岸辺の手前にはロープが張ってありますので、川には近づけません。白鳥は例年と異なり川の中ほどに多く集まっています、餌をもらえないので朝はどこかに飛び去り、夕方塒入りに帰ってきます、一万羽もシベリア方面から渡来する日本一の飛来する白鳥もいずれはここには寄り付かないと思われます、観光用の大きな白鳥をかたどった看板と二羽が向き合っているハート形の看板が空しく、観察小屋を壊して餌付けを禁止してロープを張った市当局や「酒田市白鳥を愛する会」は中途半端な事をしていると感じます。ここはラムサール条約には関係ないので、そんなの関係ねぇ~~~でしょうか

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新潟県阿賀野市水原の瓢湖では今年の10月30日にラムサール条約登録湿地を祝って町中に是を記念して祝う幟が秋風に舞っていました、観光立地としての意気込みが感じられます、ここは管理事務所で販売する専用の餌だけが野鳥の給餌に許されています

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周囲の桜が紅葉している中を朝飛び立つ白鳥です

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秋空の中紅葉した桜の上を朝の陽光を浴びてコハクチョウ親子の飛び立ちです、7日の朝日新聞夕刊に瓢湖のラムサール条約登録地の紹介として桜の上を飛ぶ白鳥の写真と記事がありました、さすがプロの写真でした。この新聞記事によると約4800羽の渡来だそうです。

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