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2008年12月 6日 (土)

カナダヅル

出水のツル羽数調査は夜明けにネグラから飛び立つツルを一羽一羽数えて行う、現在は地元中学校のツルクラブの生徒達が羽数調査を行っているそうです、直近では11月29日第三回の調査が行われた結果がツル観察センターに表示されていました。ナベヅル8803羽、マナヅル1086羽、ソデグロヅル1羽、カナダヅル2羽、クロヅル5羽、ナベクロヅル(ナベツルとクロヅルの交雑種)1羽、合計9898羽(そのうち東干拓947羽)、12月3日の朝鹿児島のTVで2日に東干拓でツルがおびえているのを東干拓のツル観察所の係員が気づき原因を調べたら農道にイノシシが出ているのを発見したので、エサを撒く軽四トラックに3人が乗りイノシシを追い出している場面を見ました、このイノシシは気が荒いのか軽四に突進して来てバンパーに激突してから逃げて行きました、TV放送では傷ついたバンパーまで紹介していました。ツルを保護している地元ならではのTV放送でした。さて前置きが長くなりましたが今回は遠くのカナダヅルです。08121_051s

先日のソデグロヅルのいた農道の20m位右にナベヅルの中に1羽いました、真ん中の顔がハート形に赤く見えるのがカナダヅルです、両サイドはナベヅルです

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なかなか正面を向いてくれませんが斜めになるとハート形が更に見えてきます

08121_541s

斜面を登って農道の上に羽を膨らませて移動するカナダヅルです、手前はボケマナヅルです08121_645s

日が照ると明るく撮れます、ナベヅルL100cmの中に一羽のカナダヅルL95cmです、ツル観察センターの展示物にはカナダヅルは北アメリカとシベリア東部極地で繁殖し世界中で50万羽以上いる一番数が多いツルです、日本には毎年1,2羽稀な冬鳥として記録される。

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左端のナベヅルと睨めっこ?カナダヅルはツルの仲間では一番小さいので餌場ではイジメニ合うようです

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農道の方を向いての羽ばたきです、なかなか一羽で撮れませんでした。距離100m以上ですので写真は全てトリミングしてあります。日本では珍しいのでもっと近くで撮りたかったが、一万羽の中にいますので見つけるのも容易ではありません。

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コメント


おはようございます
今し方今日のブログをアップしましたら
怯えたコメントがありました、
脅かしてスイマセン(タバコ!)
TV放送でも「猪突猛進」は迫力ありました
撮影したカメラマンも監視所の熟年スタッフの方々もさぞかし脅えたと思います。

>東干拓でツルがおびえている
 この記事を読んだ時は先輩の事かと思いま した。私でも怯えるのですから
 ツルは死ぬ思いだったと・・・
 その後読んだらイノシシでしたか?
 車に体当たりは怖いでしょうね。

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