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2009年1月15日 (木)

森と雪の牧草地のフクロウ

山梨県と長野県境の八ヶ岳高原までナビでは片道180kmであったが翌日に帰った時は往復470Kmも走っていた、二日間雪道の高原を110kmもフクロウを探して走り回ったことになります、新雪のような吹き溜まりの雪道では何度かハンドルを取られて雪道の怖さを経験しました。

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JR鉄道最高地点から夏は見渡す限り高原野菜の畑が広がる開拓の碑がある農地も一面に雪に覆われ、農地と牧草地の区別が分かりません、雪原の向こうはフクロウが棲む森とその後ろは信州の山々です

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真夏の高原や秋の高原には訪れたことがありますが、真冬の高原は雪一色で道も野鳥も勝手がわかりません、三連休の最終日の初日は7時に現地に着いてもフクロウのいる森が分からず夕方までフクロウには会えませんでしたが、翌日は前日もすれ違ったペンションのワゴン車の後を付いて行きフクロウのポイントを見つけましたが、枝の隙間からの覗くようなポジションでなければ見られません、ペンションの車が朝食?で移動した7:42から8:03まで撮影した朝の狩をするフクロウです。

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体は動かさず、頸を回してネズミを探しています

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朝日が眩しいのか薄目ながら時々視線を変えて獲物を探しています

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7:42分に見つけた時はここにいました、余所見した時に獲物を追って雪の牧草地に舞い降りたが狩は失敗して、戻ったのは最初の写真から三枚目まで

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二回目も狩に失敗して戻ったのこの位置です、手前のススキで写真が撮れませのでこれが最後の薄(ススキ)のフクロウです

このフクロウは狩を失敗する度に戻る枝の位置が低くなります、獲物までの距離を短くする経験知なのでしょうか、その為に写真が撮れなくなりました。レンズの距離計は無限大(∞)を示していましたので90m以上です、写真は600+1.4テレコンの全てノントリです。

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コメント

オオルリさん

おはようございます
怪我したオオルリの介護やミミズクの飼育など普通の家庭では経験出来ない事を体験されており、恵まれた環境におられたようで、羨ましい限りです、私の好きなエゾフクロウは昨年2月のバックナンバーにありますので、お暇な時にどうぞ!

大昔、大きなミミズクを父が預かり、昼間は止まり木でじっと目をつぶり、夜になると家族は食べられない高いお刺身を毎夜一人占めし、バキバキと音をたてて食べていました。幼い私は、お刺身が食べたくて、首をひねったり、目をパチクリして、マネをしていました、あ〜情けない…

モウジイさん
おはようございます
嫁の実家が山梨・増富の近くでしたので
若い頃から山梨の清里、長野の野辺山周辺は良く来ていました。
ここは野鳥を始めてから初めての雪景色です、
付近にJR鉄道最高地点もある観光地です、
機会があればお出掛け下さい。

ケンさん 今日は!

八ヶ岳の近くの高原でフクロウを観察するツアーを聞いておりましたが、1人で走り回られたようですね。スタミナに敬服です。
フクロウ、拝見しました。フクロウは繁殖期に雛を見ているだけですので、驚きです。
こちら利根川ではコミミズクはとんと聞きません。渡良瀬でも未だ見ておりません。今年の渡りの数は少ないのでしょうか?
どうぞ、風邪なぞひきませんように、祈ります。

風のむろさん

こんばんは
真冬の富士山頂上から比べればチョロイものです、
ここはたった氷点下7℃の世界です。
撮れたのはまだ330種をウロウロしています、
もう直ぐ二月末で丸4年にもなると言うのに!
4年で400種は諦めました(。>0<。)

 ケンさん お早うございます。

 唐松越しに八ッの山波 赤岳 権現岳♪
 おっとっと… 余所見は禁物!

 いやはや 吃驚! このバイタリティ
 なにしろ目標“国内400”が凄い!
 今何合目くらいですか?

 おめでとうございます。
 

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