諏訪流放鷹術の見物
浜離宮恩賜庭園で毎年正月2,3日に実演されている諏訪流放鷹術の実演を箱根駅伝が新橋付近の日比谷通りを通過する前の3日午前11時に見物に行きました。
鷹匠衣装正装の鷹師(諏訪流第十七代宗家)である田籠会長の挨拶、左は神奈川在住の根津鷹匠、昔の正装との違いは明治からの鳥撃帽子(ハンチング)だけ
当日実演された鷹匠、鷹匠補、手明(門下生)の皆さん、11名中3名が女性(鷹匠はお一人)
メインイベントは写真左の電通本社ビル屋上からのハヤブサの放鷹
放鷹実演前に鷹をその場の環境に慣らして落ち着かせるために据え(水平に保った拳の上に鷹を安定して止まらせておく)の状態で鷹匠たちが輪になってゆっくり回る
振り替え(鷹匠の拳から別の鷹匠へと、鷹を飛び移らせる術)
受け取った鷹を再び放す、手に掴んでいるのは鷹の足に取り付けた足皮
メインイベントのハヤブサの放鷹、400mmでもこんなに遠い、放鷹直後は隣のビルへ何か見つけたのか飛んで行きました
暫くしてから囮のハトを目掛けての急降下
振り鳩、鷹匠がハトに付けた糸を振り回してハトを空中に投げるとハヤブサは空中で直ぐにハトを捕まえて地上におりる術、囮のハトを捕まえて鷹匠の指示を待つ、実演ではハヤブサの爪は鋭くないのでハトを傷つけない。
渡りの実演(樹上にいる鷹を拳に呼び返す)でモモアカノスリが目の前に飛んできて止まった、ここに何か旨そうなエサでもあったのかな?腿が赤いのでモモアカノスリ、英語名ハリスホーク、慣れ易いタカなので入門用に使われるそうです。
実演前に撮らせてもらったベンガルワシミミズク、この日は午後2時からの実演に出番があるらしい
実演終了後には鷹匠が観客の側に鷹を見せてくれる、モモアカノスリは観客に羽を触らしてくれた。
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