瑞鳥のタンチョウ
すばらしきタンチョウと題する小冊子によると北海道のタンチョウはシベリアから来ると思われますが、一年を通じて道東で過ごしているのです、春から夏にかけては根室・釧路・十勝地方(一部は国後島でも)の湿原などで子育てをし、秋には阿寒・鶴居の給餌場に集まり冬を越しますのでタンチョウ撮影も冬場は代表的な塒の音羽橋・給餌場所の鶴見台(観光バスが立ち寄り易い場所ですが、飛翔を撮るんはここは電線が多いので今年は通り過ぎるだけでした)・伊藤サンクチュアリ・阿寒ツルセンターとタンチョウ撮影に三日間通いましたので、ツルセンターの400円の入場券が三枚もバックから出てきました。
タンチョウは古来から瑞鳥(めでたい鳥)と呼ばれ、アイヌの人々からはサルルン・カムイ(湿原の神様)と呼ばれて尊ばれていたそうです。3月3日はひな祭りです、結婚されたお嬢さんに昨年女の子が誕生してお爺ちゃんになられた友達が初孫が可愛いと喜んでいましたが、雛人形は娘の実家から贈る習わしと思いますので彼も奥様も孫の健やかな成長と幸せを願い、ひな祭りをお祝いする姿がほうふつされます、自然の桃には早いようですが華やかなピンクの桃の花が飾られたお雛様は春爛漫の瑞兆が目に浮かびます。
雪舞い、雪降る中での求愛ダンスの始まりです
仲間の前でもダンスは続きます
今度は晴れた日の鳴き合いです 、鳴き合いは天を仰いで夫婦(つがい)が鳴き交わすことです、鳴き合いの時はオスはメスよりも翼を少し高くもちあげます。
今度は2家族の鳴き合いです
タンチョウの観察ガイドによると10種類くらいの動きがありますが、まだ気に入った鳴き合いや舞の写真は今年も撮れないのでまだ修行が足りません。タンチョウは舞と鳴き合いの姿にカメラマンに人気があります、二月から交尾も見られるようですが、まだ見ていませんので来年も楽しみがあります。
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