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2009年3月 8日 (日)

瑞鳥(めでたい鳥)タンチョウ

古来からタンチョウはめでたい鳥(瑞鳥)と呼ばれていた、古来から長生きすることはめでたいこととして祝いの習慣がある、今年の初詣で長寿の賀は数え年で行う事が神社の掲示板に貼られていたのが少し気になっていた、還暦61歳からはじまり古希70歳・喜寿77歳・米寿88歳・白寿99歳となっていたが、喜寿・米寿・白寿はそれぞれの漢字の書体からおめでたい長寿の賀であるが、古希だけは唐代随一の詩人杜甫の曲江詩の中にある「人生七十古来稀」の句に由来する。 

           朝回日日典春衣                朝は回り日日春衣を典ず

             毎到江頭尽酔帰              江頭に到る毎酔尽して帰る

             酒債尋常行処有               酒債尋常行く処常に有り

             人生七十古来稀                 人生七十古来稀なり

 この有名な句を残した杜甫も五九歳でこの世を去った。2007年の日本人の平均寿命は男79.19歳(世界3位)女85.99歳(世界1位)の長寿国である。古希は通過点に過ぎなくなったがおめでたい長寿の賀には違いない、昨日で数えで七十歳になったと自己申告をしたが我が家では来年でしょう!との一言が返ってきただけである。数え歳は一月一日にひとつ歳をとるので本来は元旦に祝うべきだったようである。満年齢の古希を祝うのは鬼が笑う来年となった。還暦の時は子供達からカシミヤの赤いベストを祝ってくれたが古希は何を祝ってくれるのは一年後の楽しみとなったがいくつになってもお祝い品が欲しい欲ボケになったようだ。

今日は長寿の鶴、めでたい鳥タンチョウの飛翔と古希のお祝いは紫色と言われるので昨日撮ったハギマシコを貼ることにしました。Dsc_02924

タンチョウ親子の飛翔

Dsc_39601

頭の真上を飛んだので枠からはみ出しました、これからもハミ出すくらい鳥は大きく撮りたいものだ

0937_049s

昨日神奈川県下で撮影した紫色に見えるハギマシコ

Webで勉強した事とは更に、数え歳の八十一は半寿と言われる、半の字を分解すると八十一になるが、最近は盤寿の方が多く使われる、将棋の盤は九x九=八十一 であるので将棋会では数え歳八十一歳の棋士は盛大なお祝いがあるようです。

昨日我が家の洗濯機が壊れた脱水機が脱水症状で回らなくなった、15年も使った古機である、毎日こき使ったかは定かではないが、壊れたと聞いて呼気が荒くなった、これからビックカメラに買いものに行くが色はこき色(濃い紫色)があれば古希に因んで選択(洗濯)できるかどうか。

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