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2009年4月 4日 (土)

カンムリワシの飛翔

石垣島のコンクリート電柱からのカンムリワシの飛び出しと飛翔です、ところで最後に出社した先月30日の朝日新聞朝刊の「天声人語」は好きなコラム欄の書き出しは随筆家の幸田文が「身の納まり」ということについて書いている。出入りの畳職人があるとき、腕は良くても老後に身の納まりがつかない者は良い職人は言えない、と口にしたそうだ「若い者に、自分の安らかな余生を示して安心を与え、良い技術を受け継いでもらわなくてはいけない」と。つまり寒々しい老後を見せれば、若い者はこの仕事を続けていいものか不安になる。それでは失格、というわけだ。見事な人生哲学だが、難しいからこその自戒だったかも知れない・・・・こんな出だしで始まり最後は年金の先々を心もとないと憂い誰もが望むのは贅沢ではなく「尊厳ある老後」である「身の納まり」という、つつましい言葉にほかならないと結んでいる。この「身の納まり」について、今までの現役引退後八年間はどのように見られていたのか、またこれから先の余生をどのように後輩達に見られていくのか、これから先の余生の過ごし方の指標となる言葉となった。

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カンムリワシの飛び出しの態勢

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力強く飛び出しの瞬間

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飛翔

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隣の電柱に着地態勢

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一本先の電柱の上に止まり我々を睥睨するような目で冠を立てました。

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コメント

オオルリさん
こんにちは
ケニアに行かれたことがあるとは驚きです
まだアフリカ大陸に行ったことがありません
勤めていた会社の社名はアフリカ探検家
の名前でしたが、そのアフリカ大陸はまだ
未踏です、いつかは探検家の歩んだ地に
夢を馳せています。TVニュースで見たハゲコウは
体に似合わず敏捷に逃げ回っている
束の間の自由を謳歌しているように感じました。

カッコイイ鳥ですね〜!私はカンムリバトしか見た事がなく、カンムリワシと言えば、ボクシングのチャンピオン具志堅用高しか知らなくて…
今日は北朝鮮のニュースより3日間逃避行しているハゲコウに興味がありました。ケニアのサファリツアーの宿泊ロッジのドア前に毎朝立たずんでいたのが、背が高いハゲコウでしたので、とても懐かしくて、ニュースに見入ってしまいました…外国ではハゲコウは葬儀屋さんとして描かれたりします、死骸を片付けるからでしょうね

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