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2009年5月24日 (日)

草の種子を食べるシマノジコ

止まり木の下には人が撒いたアワ粒が無数に散乱していますが、時には簡単に食べられる粟をアワ食わずイネ科の草と思われる種子を採食する若いシマノジコの雄です。舳倉島航路の欠航で予定した日程が二日間遅れましたが悪い事ばかりではありません、島流し状態の中では人との出会いと会話が濃密になります、三日間の欠航で二軒の民宿に泊まっている人々とは全員顔見知りになります、鳥見・鳥撮りの方は民宿二軒で老若男女・英国人男女で計24名、宿泊した宿では17名でしたこの中には勿論叶内先生(本日加入した自然とバードウォッチング本部事務局では先生とお呼びしています)ご夫妻とお友達ご夫婦も居られますました、皆さんからいろいろ教わりました、同宿で思わぬ足止めで仕事が心配の40代のビジネスマンはベテランのAさんからリストラ候補者と冷やかされていましたが心の中では心配されているようです、他の宿の7人の中で思わぬ出費を懸念される神奈川県の大学生がおりました、この若い二人からも自分が苦手と言うか未熟な鳥の鳴き声の聞き分けが優れているのを学びました。相部屋の英国人は朝4時には探鳥を開始しています、日本人が行かない笹藪の中まで入りますので新たに舳倉島に渡来して来た鳥を真っ先に見つけるのはこの英国人ともう一組の英国人夫婦です、流石バードウォッチングの発祥の国から来られたジェントルマンです。学ぶべき姿勢が数多くありました。現役引退後5年目に始めた鳥撮りも今年で5年目を迎えます、この趣味の世界でも当初からの「人皆我が師」は継続していますが、今回の閉鎖されたヘぐら島ではこの座右の銘が一層際立ちました。なんと言っても一番のトピックスは夕食後に若いYさんがお願いして始められた叶内先生の鳥談義でした、ベテランのAさんのお誘いで途中から参加しましたが先生の脇でアカショウビンの口笛やいろいろな鳥の鳴き声の口真似をお聞きしたり、35年間に経験された興味ある面白いお話を夜9時まで拝聴させていただきました、メディアからPCに取り込み作業をしていたので最初からお聞きしなかった事が悔まれる貴重なお話でした。このお話の中で自分が小5から中学・高校を過ごした調布市にお住いとお聞きして郷愁からもますます先生のフアンになりました。

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まだ頭部から上面が完全な赤茶色になっていないシマノジコ雄の第一回の夏羽と思われます

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イネ科と思われる草の種子を採食するシマノジコ若

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嘴の中に種子が見えます

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また後ろ向きの採食です

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イネ科の植物が風で左右に揺れます

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止まり木を移動してきました、さてどこの草の種子を食べようかと思案中に見えました

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今度は細い草木に止まり不安定姿勢での採食です

人が撒いたアワに目もくれず山渓の日本の野鳥の解説通りに自然食が好きなシマノジコでした、写真は全てノントリです。

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コメント

おはようございます。
今日は日本初のゴルフ場『神戸ゴルフ倶楽部』
オープンの日です。golf
24名が過ごされた民宿のお話し、まさに
『急がば回れ』、久しぶりの座学でリフレッシュ
でしたね。
島野路子、腹部が淡黄色の羽毛で覆われいますので
♀でしょうか?可愛いですね。

投稿: フーさん | 2009年5月24日 (日) 07:11

フーさん
おはようございます
以前のフーさん戻りつつあり祝着です
鳥の世界に入っても生涯教育の実践ですね
この子は名前は島野路子でも雄の特徴である頭から胸・背・腰の赤茶色がまだ薄いが雄なんです。

投稿: ken | 2009年5月24日 (日) 07:37

このシマノジコは、最初から草の種子を食べていたのですかね…?それとも、"やらせの写真"を撮ろうする"やらせ屋バーダー"や"やらせ屋カメラマン"が撒いた粟に食べ飽きて、草の種子を食べていたのですかね…?彼らは、自分の思うがままに鳥を撮りたいのでしょうが、それで例え自分の満足のいくものが撮れたとしても、写っているものは、所詮自然を犠牲にした自然破壊・環境破壊という名の"やらせ劇場"ですし、テストでのカンニング行為とたいして変わりませんよね。悪事を働いてどんなに優れたものを手に入れても、そういう行為自体は勿論、そんな事して手に入れたものに対しても正当に評価するに値しないですよね。自然に人間のエゴを持ち込むと、本当にろくな事になりませんね。 話変わりますが、叶内氏が世界文化社から出している『鳥に会う旅』という本、読まれた事はありますか?もしも、お読みになられた事がなければ、是非一度お読みになられる事をお勧めします!!

投稿: ヘロン | 2009年5月24日 (日) 19:25

ヘロンさん
おはようございます
凄い洞察力に圧倒されます、まるでその時に現場を見ておられたように思われます!ご推察通り最初は粟がバラ撒かれた水場の縁で数羽のアトリと一緒にアワ食っていましたが写真はアワだらけでしたので貼っていませんangry、アトリがいなくなりシマノジコ(色の薄いのと2羽いました)が止まり木の上でイネ科の種子を食べ始めたので自然の姿をやっと撮る事が出来ましたgood
宿にはご推薦の図書がありましたが宿泊者に引っ張りだこで見る機会を逸しましたので時間に余裕ができましたらぜひ読んでみたいと思います、ご親切にありがとうございました。

投稿: ken | 2009年5月25日 (月) 06:22

給餌は「旅鳥の助けになる」と誤解している人が多いようですね。
餌づけで助けられた鳥は、餌場開拓の自助努力を放棄しますから、給餌が停止された時に危機に瀕します。
ヒトは自分の都合で、いつか必ず給餌をやめるものです。ハクチョウの給餌停止などはその好例でしょうね。
餌づけ無しで会えた鳥には感動があります。

投稿: kaituburi | 2009年5月25日 (月) 08:43

kaituburiさん
こんにちは、コメントをありがとうございます。
へぐら島はご存じのように春は南から北へ秋は北から南へ渡る、渡り鳥のオアシスです。ここで二、三日の休養と栄養をとり体力を回復してまた目的地に旅立つのである「ふれ愛バードウォッチングin舳倉島」のパンフレットを見ましたが、ミールワーム・アワ・ヒエなどの撒き餌の注意として、過多の撒き餌は自粛しましょう。と注意書きがありますので地面が見えなくなる過多の撒き餌やお立ち台に溢れ出るふすまの量などに不快感を感じておりましたが、環境と他人への思いやりも鳥撮りの使命と思います。

投稿: ken | 2009年5月25日 (月) 10:55

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