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2009年5月15日 (金)

ミソサザイは働きもの

尾を上げて溝のような小さい流れの中や縁を、あるいは小さな洞の中に入って昆虫やクモなどを捕えて巣穴に戻る動作を目の前で何回も繰り返していますが、羽の生えたネズミのようにチョロチョロと動き回り、おまけに小さくて鳥の仲間でもこの鳥より小さいのはキクイタダキ位しかいません。暗い場所では落ち葉や岩に同化して見難く、敏捷な挙動はなかなかカメラで捉えることが難しい小鳥さんです。鳥名の由来は、溝のような小川にいる小さい(些細)な鳥、溝些細から今のミソサザイになった説が多いようです。

鷦鷯(しょうりょう)深林に巣くうも一枝(いっし)に過ぎず    荘子

ミソサザイは広い森林に巣をつくるが、必要なのはただ1本の枝である。人は自分分に安んじるべきということで、小さくても元気な声を出す働きもののミソサザイに分相応を見習うべきか。


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後ろの暗い小さい洞から虫咥えて出てきました、小洞に入るのが好きなようです、中には好きな蜘蛛でもいるのでしょうか

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赤い実が見えます、赤味噌?

1251 フンを嘴に咥えて雛のフン出しです

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働きものは帰りは沢山の虫を咥えて巣に戻ります、あまり手前に来ると焦点距離の内側になり撮れません、これは手前ミソの限界です

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水浴び後の毛繕いをここでしました、ぶるぶると水を跳ね飛ばした瞬間です

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敏捷な動きに目を離すとどこにいるのか分からなくなります、こんな見方も同化と思います

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嘴に咥えているのは巣に持ち帰る水生昆虫でしょうか

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仙台味噌は私の好きな赤味噌ですが、ここは信州の隣の甲斐です、信州味噌は一が付く有名なブランドがありますが甲斐味噌はあった甲斐?この子はまぎれもなく甲斐のミソッチです。一日中餌取りと巣の往復でした。

深夜から6時間も掛けて高速道を590kmを駆けて来たのに昨日の舳倉島航路は欠航でした、当方には結構なんて言えません。有給休暇で遠征してきた人は可哀そうです、当方はお蔭様で4月からは無給休暇です。こんな訳で鳥友に車中から電話して石川県の探鳥地をネットで検索していただき、河北潟に行きましたがここは葦原にオオヨシキリが行行子く鳴いているだけでした、やはりここは冬場のポイントのようです。仕方なく金沢・兼六園の野鳥でも撮ろうと思いましたが、お昼前は観光客が多くここも観光客が来る前しか撮れないようです、午後から千枚田を撮りに行きましたがカメラマンが千枚田に入って居るので居なくなるまでナンマイダ、ナンマイダと目と心で数え?じっと我慢の子でした、午後6:40頃まで粘り夕日と千枚田は撮れましたが、昨夜の月の出は遅く田毎の月は次回のお楽しみになりました、その前に足のギブスを外さないと折角の温泉が・・・それよりも今朝は曇り空で風はありませんが、もし今日も欠航した場合は350km戻り戸隠高原へ野鳥撮影を決行です。三日間のブログはタイマーセットしてありますが18日夕刻4時過ぎまでネット作業は休業の予定です。

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