ズアカアオバト
今年も一年の1/3が終わり今日から五月である、皐月の空に泳ぐ鯉のぼりをたとえて「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し口先ばかり腸(はらわた)はなし」江戸っ子は口が悪いが腹の中はさっぱりして裏がないという江戸っ子の気質のたとえであるが、見方によっては悪口でもある、見てくれは派手で威勢はいいが、中はからっぽなことから江戸っ子にあてはめたようである。その江戸っ子の端くれが書くブログも4月20日以降は野鳥撮影に行っていないので今日もこのブログの写真は3,4月の在庫の写真である。
先月の夏井千本桜が咲く夏井川付近の鯉のぼり、真鯉が白い腹を見せて青空に吹き流しとともに口先を揃えて泳いでいた。
先々月の同じ青空でも石垣では食後の一休みにズアカアオバトが電線に5,6羽が集う
真下に行って撮りました、似ているアオバトにはない下尾筒などに鱗状の模様がある
別のズアカアオバトの角度を変えての撮影です、ズアカアオバトといえども頭は赤くありません、台湾の亜種は頭の後ろが赤いのでこの和名がついたようですが、日本の亜種は頭に赤色がありません。
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ヘロンさん こんばんは
いつも携帯している日本野鳥の会のフィールドガイドには亜種の説明はありませんが、別の図鑑では屋久島から沖縄本島までは亜種リュウキュウズアカアオバト、先島諸島には亜種チュウダイズアカアオバトとありました、亜種を区別するならば石垣のガイドさんもチュウダイズアカアオバトと呼んでいました。
投稿: ken | 2009年5月 2日 (土) 22:39
知識としては頭の中にありましたが、ズアカアオバトは本当に人をあまり恐れないのですね。アオバトを被写体にして、今回アップされた写真と同じような写真を撮ろうとしても、アオバトの警戒心の強さを考えると、なかなかこういう写真は撮れないかもしれないですし、自分だったら撮る自信はないです…。それ以前に、アオバトの普段の生態を考えると、本種が電線にとまる事はあるのかどうか疑問ですが…。いずれにしても、ズアカアオバトは屋久島以南の日本では良い被写体になっていそうな気がします。亜種リュウキュウズアカアオバトと亜種チュウダイズアカアオバトは、色と模様に差異がないのでその部分で識別するのは不可能ですが、今回は後者と考えるのが妥当ですね。
投稿: ヘロン | 2009年5月 2日 (土) 21:56