二日目の伊吹山
昨日のブログに載せた芭蕉の句「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」の句碑は山頂駐車場の西の道茶屋横、西の遊歩道コースの入り口手前にもあります。俳聖松尾芭蕉が今から320年前の元禄二年秋(1689年)俳諧紀行文「おくの細道」むすびの地 大垣に到着して江戸深川を旅立ちしてから5か月間の長旅の疲れを癒す2週間あまりの大垣滞在中にこの句を詠んだそうです。今月20日は新月でしたので頂上駐車場から見た伊吹山頂、西の遊歩道の真上に出た月は正真正銘の三日月でしたが三日月は旗本退屈男以外は似合わないので、22日の夕方は琵琶湖の後方の山に沈む夕日を写真に撮りました、手前の小さな山はオオワシが来る山本山と思われます。
2005年3月に日本野鳥の会に入会して4年5カ月にして初めて来た伊吹山です、現役最後の3年間は毎月1~2回は近江八景(堅田の落雁)の堅田にある関係会社の定例会議に来ていましたが浮御堂から見て東に伊吹山が見えました。芭蕉は浮御堂でも名月を「鎖(じょう)あけて 月さしいれよ 浮御堂」と詠んでいます。
岩にとまるイヌワシの側に舞い降りるつがいのイヌワシ
二羽目の着地の瞬間です
飛び出しの瞬間です、先に岩にいた方が飛び出し、後から岩に飛んで来た方がそれを見ている
地獄谷といわれる餌場の方に飛んで行きました、見ていた方もこちらが油断して見ていない隙に飛ばれてしまいました、かなり遠いつがいのイヌワシでした
白い雲を背景に獲物を伺う
青空の中に舞う
二日目の23日(日)に撮ったイヌワシです
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