3種のシギとジャンボタニシ
休耕田で採餌していた3種のシギは一番大きくて3羽いたオグロシギ、次に大きい二羽のエリマキシギ、一羽のコアオアシシギの合計5羽が集団で採餌していた休耕田の周囲に発生しているジャンボタニシ(スクミリンゴカイ)様子を今回が最後となりますが掲載しますが、その前に9月7日の夕刊の一面に大書でイチロー米2000安打、9年目1402試合で達成・・・最近は地元チームが主力選手の欠場で精彩がないのでプロ野球の興味はイチローの記録達成に注がれていた・・・この日のNHKの7:30からのクローズアップ現代「スーパー雑草大発生」と言う農業番組?を見た、除草剤が効かないスーパー雑草が拡大している、宮城県の田んぼに「オモダカ」という雑草が急速に増え、コメの収穫に影響が出ている。これが見た番組のあらすじであったが(米国では雑草の種類は違うが同じように除草剤が効かないトウモロコシの被害例)、平塚の田んぼで見たのも三角の面白い葉をした白い花ビラが同じように3枚の花がどうやら「スーパー雑草のオモダカ」らしい。
これが休耕田の隣の田んぼに生えていたスーパー雑草のオモダカ、稲の根元に生えてこのオモダカが養分を吸い取ってしまい、放送を見ていた宮城県の例では20%も収穫が落ちるそうです、除草剤が効かないので手で抜くしかないので農家では腰が痛いと嘆いていました。放送を見なければこの花がスーパ-雑草とは気づきませんでした。
右端がコアオアシシギ、5羽の真ん中にエリマキシギ、他は3羽のオグロシギの3種のシギです
エリマキシギの後ボケに雑草にジャンボタニシが産みつけた卵塊が見えます、手前には大きなジャンボタニシ
これが同じ休耕田の雑草にジャンボタニシが産みつけた卵塊です、毒々しいピンク色でこれを食べる天敵もいないので繁殖力は旺盛です
エリマキシギの歩く手前の石の上に小さいジャンボタニシ?が見えますがエリマキシギは見向きもしません
休耕田の隣で見た水中のタニシと幼貝、大きいのも小さいのも水中を歩くように動いていました、日本のタニシはあまり見かけなくなったので多分これが繁殖しているジャンボタニシと思います、水がなくなると土の中で越冬するそうです。ジャンボタニシの食害は田植え直後の軟らかいイネです、被害甚大の場合は田植えをやり直す程に食べられてしまうようです。
大きいのを田んぼからつまみ出して農道で撮影しました、蓋をしめて動きません、撮影後はそのまま道路に放置しましたが・・・
付近の田んぼの用水路の壁面にもジャンボタニシの卵塊です、これらの駆除は下に落とすと卵は水死するそうです。
これでジャンボタニシの追及は終わります。
因みに日本のタニシはマルタニシ・ヒメタニシ・オオタニシ・ナガタニシの4種、ゲンジボタルの餌になる清流にすむカワニナも貴重ですね。
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