父島の野鳥
9月12日定刻の午前11:30に父島に初上陸してからツアーの一行の6,7人が前を歩いているのでつられてついて行くと、丸丈と言う古ぼけた暖簾が掛かる店に入った、ここは昼間は島の名物の島寿司やカメの刺身や島で捕れる魚の煮つけ等を出し夜には飲屋になるような店造りであった、おがさわら丸の入港日は観光客で満員でありかなりの時間を待たされたが島寿司とはメカジキの所謂日持ちをさせるズケ寿司で意外と美味かったので夕飯もここに来てしまった。午後二時に船客待合所内の観光案内所からバードガイドの石田さんとアドバイザーの真木さんに引率された24名の探鳥ツアー一行が大村海岸の西へ600-700mにある海上自衛隊の基地構内であった、今回はこの基地内の木々と芝生や海浜あるいは近くの公園で撮影した父島の野鳥である。全て普通種であるが背景の景色が小笠原の情景を醸し出していた。
島寿司を食べた後に観光案内所近くのガジュマルの木陰で休憩中に目前に飛んで来たイソヒヨドリ雄、急いで撮ったイソヒヨドリは内地よりも黒ぽっく感じる
海上自衛隊基地内で採餌するイソヒヨドリ
日差しが強い中、南洋の木陰で一休み
基地内のテニスコートの脇でムナグロの飛び出し
芝生のムナグロも久し振り、野鳥撮影を開始して最初にムナグロを撮影したのは2005年4月にハワイ観光で寄ったフォスター植物園の芝生であった、内地では今年も休耕田の水の中でした。
基地内の海浜波打ち際、碧い海と白波にキョウジョシギの群れが映える。その他にオガサワラノスリが遠くの鉄塔にいましたがゴマ粒以下でした。
基地を出てから解散後のフリータイムでウミガメが人里近くで産卵する公園で撮ったメジロ
小笠原村の公園は都立公園、大神山公園は小笠原諸島の中でもアオウミガメの産卵が多い繁殖地、人の生活圏での産卵は世界的にも珍しいようです。写真のアオウミガメは産卵場所近くの石像です。
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