潮騒のクロサギ
真鶴岬・番場浦海岸のクロサギです、今年も残り42日になったが年をとると一年が過ぎるのが早く感じます、そんな年寄りたちの早い忘年会が箱根・温泉荘にあるDNP創発の杜で今年で3回目を迎えましたが、鳥撮りが仕事のようになっている身分としては常に鳥撮の機会が頭にありますので箱根町に向かう途中で毎回のように国道一号線を真鶴岬にハンドルを切ってしまいます。真鶴岬は岬の形が鶴が羽を広げたように見えるところからその名が付いたと言われます、また岬の先端にある三ッ石は岩と岩を結ぶ注蓮縄の海上から上る初日の出の撮影スポットとしても有名なところです、樹齢数百年のクロマツやクスの常緑照葉樹の間を抜けて番場浦海岸の上にある駐車場に着くと既に釣り人と思われる車が7,8台ありました、野鳥撮影も朝が早いが釣り人も早いですね。駐車場から海岸に向かって石段を降りていくと小鳥のさえずり・青木などの木々の香りと潮騒が聞こえると目の前に石がゴロゴロした番場浦海岸が広がります、遊歩道の左手には三ッ石が見えます、この日は雲が多く日の出の撮影には不向きな朝でした、私の経験では日の出を撮るには長靴を履いて右手の磯を200m位歩いて三ッ石の締め縄の中央から日の出が見える三脚の置き場を陣取りするのが先決です。この日は石段を降り切った直前の海中に見慣れない黒い鳥が海の中を伺う姿勢をしていました。
直感でクロサギと判断したが画面がクロサキでした
プラス補正にして撮影
波を被った瞬間です
カメラを引くとこのような海中の岩の上です、カメラの補正をしている内に右手方向に飛び去り、飛び出しを撮りそこないました、補正などをしている場合では有りませんね
クロサギの近くでウミウがいました
ウミウは逃げませんので何枚も写真が撮れましたが、クロサギはたった一度の撮影チャンスに終わりました。
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