佐賀空港のタゲリ
佐賀空港の周囲は昼夜を問わず鳥威しの空砲(と思います)が鳴り響く空港です、空港の東は早津江川河口、西は東与賀海岸の方角、南は滑走路の端は有明海の堤防、北は農耕地が一面に広がる(カササギを撮影した畑)、佐賀空港滑走路の進入灯は有明海の干潟の上にもあります、西側の空港フェンスの直ぐ脇の畑で撮影したタゲリです。ここでタゲリを撮影中に一台の車が来て滑走路のフェンスと堤防の間は約30m有りますが、空港フエンス前の葦や雑草が茂る草むらに残飯を入れたコンビニの袋を置いていましたのでこのスタッフにお尋ねすると、滑走路にキツネが5匹が侵入して航空機の離着陸に危険なのでここに餌を置いて滑走路への進入を遠慮して貰っているそうです。このスタッフがここは鳥威しの音が一日中しているので野鳥はいない、いるのは東与賀海岸に行きなさい言われました。滑走路の鳥害は聞いたことがありますが、狐害は初耳でした。佐賀空港にはシギ類が沢山渡来しますがこれがバードストライクの原因です。バードストライクとは航空機のジェットエンジンに鳥が吸い込まれれる事故、たかが鳥と侮れずエンジン故障して離陸出来なかったり最悪の場合は墜落例もあるそうです(国土交通省によると、2008年の各空港のバードストライク件数の上位は、羽田135件、大阪62件、那覇59件、福岡52件、佐賀37件。佐賀空港の場合、離着陸回数1万回あたりに換算すると44.36件(08年)で全国1位。南に有明海の干潟、東に筑後川河口、北に田畑があり、様々な鳥が飛来する「鳥の楽園」とも言われる。 同空港事務所によると、機体にぶつかる鳥の半分は、夜間に干潟から来るシギという。同事務所は「夜間にバードストライクが起きるのは、うちくらいではないか」。夜間は時折しか行っていなかった滑走路の巡回を、今年度からは毎日実施している。 )何も知らないとこんな佐賀空港の周辺に来てしまったがこの周辺で手持ちで撮れたのは十数羽のタゲリ群れだけでした。
葦原の直ぐ上は有明海の堤防、田畑の畦道。
田畑の中
田畑の二羽
田畑の3羽
畦道の雑草の前
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