虎斑木菟
寅年の寅の月、旧暦の一月は寅の月、現在では3月初旬からになりますがそんな寅に因んだ虎斑木菟をと願っていましたがようやく先週願いが叶いトラフズクが撮れました。それに今年の元旦は満月でしたが1月30日は十六夜の満月です今月二度目の満月があった珍しい月でもあります、暗い木の中で耳をピント立て満月のような丸い二つの目が愛くるしいトラフズクです。
昨夜は一月に二度目の満月です、十六夜(いざよい)の満月でもありました、十五夜と満月は必ずしも同じではありません。
当日はまだ暗い早朝5時半ごろに音もなく巣に舞い戻った夜行性のトラフズクは睡眠時間に入ってしまい、目を開けた写真が撮れません。ここには7、8羽いると言われるトラフズクの正面顔の写真は前日は全く撮れず、お腹の一部や背中の一部しか撮れない日もありますので、目が開いていないだけでは贅沢と言わざる日もあります。
写真左下の歩道で犬連れの近所のご婦人が通りかかり、犬が吠えた瞬間です。
犬の方角の次に目を開くのを今か今かと待ち構えるカメラマンの方にマンマルイ視線を向けました。
そしてこのカメラ目線の正面顔です、先ほどから左下にいるのは葉隠れ術を行使しているお仲間の様子です、こんな姿しか撮れない日もあります。
この日は8時半までに真ん丸い目を開いたのは3回、最初は冒頭の犬、二度目は8時過ぎにメロディを奏でて公園にやって来た清掃車の音、三度目は大きな爆音をたてて走り抜けたバイクの音、この三回に反応しましたが同じ犬が二度目に吠えた時には慣れたのか反応はしませんでした、遠くのカラスの鳴き声には無反応ですが、この日はカラスが側に来ませんので近くのカラスの反応は分りません。前日は日の出から6時間も粘りましたが、最初の犬の鳴き声で撮れた鳥友の後を受け継いだ三脚の位置を後から来られた方に引き継いで足取りも軽く撤収しました。さて今日の1月31日は1をIに見立てて愛妻の日、夜中に寒月を観月しながら撮影した満月の写真を贈る事にしました、十六夜(いざよい)の満月の翌日は立待月、満月の後は月の出が毎日平均50分くらい遅くなるので立って待つのが立待月、愛妻家にたちまちなるのは無理でもいつまでも丸く円くの夫婦円満。寅の刻の午前四時の寝言を一般公開。そんな訳で寅の刻にトラフズクのブログを更改です。
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