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2010年5月24日 (月)

千島鵜烏

かねてより最北に咲く日本で一番開花が遅い千島桜の満開を見たいと願っていましたが、日曜日に幸運にも根室市・清隆寺の境内で千島桜の花見をしてきました、国後島より移植したといわれる低木の小さい桜はほぼ満開でした。同じ千島でもとちらの鳥はチシマウガラスの夏羽です、二月に来たときは近くで撮ろうと港の中で追い掛け回すやからがいて港外に飛ばれてしまい初撮りを逃がし苦い思いをしました。この時は冬羽で色気がありませんでしたが、今回の初撮りは色気がたっぷりあります。全体が黒っぽいので烏となっていますが、ペリカン目ウ科です。北海道野鳥図鑑によると無人島になっているユルリ島とモユルリ島で25つがいが繁殖しているのみの、国RDB絶滅危惧種IA類。L76cmW121cm

2441 全身が緑色や紫色の光沢がある黒色、足元に白斑がある。

2993 拡大しました、目の回りの裸出部は赤く、嘴の基部は青く黄色いくちばしです、前頭と後頭の二箇所に房状の冠羽があります、二枚とも同じ個体ですが、この後の一連の写真を見るとこれは雌のようです。珍しい鳥を撮影したので暫くこの鳥のシリーズが続きます。

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