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2010年7月

2010年7月31日 (土)

熊啄木鳥の飛翔

これからは炎暑・猛暑の毎日が続くと思われますが、寒いくらいの日もある涼しい日が続いた北海道での写真を整理しました、今回の北海道撮影旅行で撮影初日に撮ったクマゲラの飛翔です、給餌のために巣穴に餌を運ぶ様子を3回連続で撮りました。朝の暗いうちはなかなか撮れませんでしたが、撮影のコツが判った後は約2時間おきの給餌の撮影になりました、1回目の撮影は7月5日午前10:47分、撮影の二回目は12時45分頃、三回目は午後3時35分頃でした、これが巣立ちの前日の給餌飛翔の一部です。

0560 フルサイズでは3場面が入ります、一枚目は少しブレーキを掛けながら雛の待つ巣穴を目指す姿勢です

0570 二枚目は空中ブレーキ

0580 連続3枚のFXの写真の最後は足から着木する寸前です

1290 シャッターを切り始めるタイミングで飛翔の姿が変わりますがどれも羽を広げてブレーキを掛けています

1300 羽を全開して速度を緩めています

1310 二回目の連写は足が白樺の木からまだ少し離れています

1751 頸を長く伸ばして親を待つ雛(拡大)巣穴の縁に足の爪を掛けているのでまもなく巣立ちの様相です、親が近づくと巣穴の中に引っ込みます。

1850 三回目も最初は速度を落とす体勢です

1860 羽を全開しての二枚目

1870 3回目の3連写、巣穴に到着した姿勢、3回ともシャッターの切り始めで飛形が多少違いますが、毎回同じ動作を繰り返して雛への給餌を繰り返していました。

2010年7月30日 (金)

コン吉とアリスイ

霧の北の海、霧が流れる海の海鳥ばかりではキリがないので、この辺で一休みして北海道らしい 動物のキタキツネのコン吉の登場です、帯広から約60kmの海岸にある晩成温泉に向う途中で車の総走行距離が14万キロを超えました(4年6ヶ月、年間3万キロ以上、月平均2600km)ので晩成温泉の記憶が鮮明です、ここは14万キロ記念の写真になりました。1ヶ月前に鳥友から戴いたオージシギの情報でここに来ましたが、1ヶ月の時期ずれはみられるとは思いませんが地図まで送ってもらった初めての場所なので興味が湧き苫小牧に向う帰り道に寄りました、オージシギがいなければ海岸の原生花園で野鳥を撮る目的でここに来ましたが、海岸に出る手前の牧草地周辺には残念ながらオージシギは居ませんでしたので晩成温泉まで足を伸ばし、代わりに見つけたのが海岸道路脇の花の中にキタキツネがいました、毛並みからまだ若そうです。晩成温泉は温泉博士の松田忠徳先生監修の「いんでないかい北海道温泉大図鑑」にもある温泉で立ち寄り湯は大人500円のナトリウムー塩化物(サロベツの豊富温泉と同じ)で舐めるとショッパイ茶褐色の温泉です。

0180宵待草(ヨイマツグサ)の花の中で待っていたのが、アゴのしたから腹部が白いキタキツネのコン吉(もしかして雌ならば花子)がいましたので車を斜めに停車(対向車が殆どない道)して運転席からの撮影です

0280 車の中にいたのでそのうち道路脇に出てきて野花の前でお座りをしました、まだ若そうなキタキツネです、四肢の先が黒い毛のキタキツネの特徴があり、全身が撮れたので車を前進させて目指す小鳥を撮りにキタキツネとはここでお別れです、細いキツネ目が心なしか寂しそうに見えました。

0761 野鳥の方は海岸の原生花園の花にとまるノゴマ・ノビタキ・オオジュリンなどが目的でしたが、花の時期には晩成で花はあまりなく小鳥達も遠くでしたので諦めかけている時に見つけたのが、斜面の潅木にいた久し振りのアリスイです。長靴を履いていましたが朝露でズボンがグッショリ濡れる代償を強いられましたが満足する結果でした。

0822 カメラ目線に見えましたが・・・まだ若そうなアリスイに見えます。

0832 最後は見返り美人型、この後はキタキツネのいた方に飛び去りました、写真は全てトリムしてあります

1361 帰りに通り掛かるとキツネ目のコン吉が先ほどの場所で今度は四足姿を見せてくれました。

1450 そして座り込んでの大欠伸です、歯並びと牙が丸見えでした。

1660 欠伸の後は昼寝?危害がないと感じたのかコン吉は安心して最後は花の前で寝そべりです、どうやら近所の誰かが餌を与えている観光キタキツネ?のようです、直ぐ近くには晩成温泉が見えます。野生動物への鉄則通り何もあげられずお別れしました、コン吉よ来年また合おうぜ!車に気をつけて元気でいろよ!

2010年7月29日 (木)

黒足信天翁

今日もアホウドリの三連荘です、図鑑によれば黒足信天翁はL71cmW203cmで小信天翁のL80cmW200cmと比較すると体は小さいが翼の長さは長いのが大きさの特徴です、雌雄同色で成鳥は全体が黒褐色で顔の前面と目の下が白い。昨日は撮影中の無理な体勢で長時間ズボンのポケットに入れていた携帯の液晶画面が割れて見えなくなったのを二週間振り「携帯は普段あまり使わないので不便を感じないがイザ鎌倉の時には必要(所在場所を知らせるGPS機能と天気予報・公衆電話の代わり等)なのでdocomoで、今TVで宣伝中のらくらくホン7に買い換えました、今度は文字が大きいので携帯メールを使いこなそうと思います。

3701 顔の白い部分が多いので若鳥と思われるクロアシアホウドリ

3761 嘴は年齢に関係なく黒味の強い灰色

5681 右上クロアシアホウドリ若、左下フルマカモメ

350 クロアシアホウドリの飛翔、フルマカモメL48cmがかなり小さく見えます

12731 若いカップルがお互いに寄ってきました、フルマカモメがここでも見て見ぬ振り

12891 若いのにラブラブ態勢です

13001近くを クロアシアホウドリの飛翔です、ラブラブを見たあとなのでピン甘になりました?

232 霧の中で成鳥?の飛翔

2010年7月28日 (水)

若い信天翁

昨日のコアホウドリの続編です、今度は同じ海域で撮影した若いアホウドリです、漢字名は信夫翁のほかに阿呆鳥とも書きますが、阿呆撮りと自分のことを言われている気になります、アホウドリの成鳥は全体が白く頭部に黄色味がある写真を昨年は小笠原航路の小笠原丸のギャラリーで見ましたが、伊豆諸島の鳥島で繁殖していると聞きました、今回は北の海でほぼ全面が黒褐色の若鳥を撮りましたがいつかは白い成鳥を見たいものです。図鑑によればL89cm、L221cmで昨日のコアホウドリよりも一回り大きい。今回も昨年の小笠原ツアーでもご一緒した東京のTさんのカメラのファインダー液晶が撮影時に見えなく、私のカメラ(D3)の液晶は白ボケで撮影後の確認が見え難く、二人でカメラの不調を嘆くツアーでしたが、昨日はこのカメラの修理点検とローパス・フイルターの清掃(サブカメラと二台)、AFが不調のTC-14EⅡ(1.4倍)のテレコン、AFーS 200-400のレンズの異音、640レンズの二段フードの止めネジの修理を孫連れで電車で銀座に出向きましたが、修理・点検・清掃で二時間待ちとなり、久し振りに都会の雑踏の中を孫(小2)と銀ブラしながら食事とデパートの屋上遊園地で過ごしました、今回の修理・点検でD3の液晶が交換したように綺麗になり、640のフードは前回は1個2500円のネジが今回は5000円でした、老眼にもめげず小細かいネジを無事に装着して自己完結しました。今までの樹脂部のネジが数ヶ月で阿呆(馬鹿)になる欠点を新部品では金属をインサートして欠陥を改造したものに設変したようです、購入してから5年後の改造は三菱系の事故対応の遅い伝統ある会社です、今までレンズフードは二箇所とも3回の交換修理をしていますので今度は長持ちすることを願っています。

4391北の海に浮かぶ アホウドリの若は全体が黒褐色、大きい嘴の先端の青味とピンク色がアホウドリの特徴を現していた。

4481 アホウドリ若大将の飛び出し

4501アホウドリの海面 助走は時間がかかります

4561 そして若の飛翔です

5171 昨日は飛び出しの写真が無かったコアホウドリの飛び出しと手前はクロアシアホウドリ、8月12日から徳島市の夏祭り「阿波おどり」が始まる、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにや損損~~飛ぶ阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら撮らなきゃ損損~~~これでアホウドリ3種の初見・初撮りでした。

2010年7月27日 (火)

コアホウドリのラブ・ラブ

歯舞・色丹沖海鳥観察チャータークルーズでの撮影です、雌雄とも黒っぽい眼の周りをした顔つきで、ピンク色の大きな嘴をMの字型に合わせるラブ・ラブの様子です。かなり写真が大きく撮れて、しかも写真の枚数が多いので、この時はロサルゴサ号は停船してくれたようです。このコアホウドリも初見・初撮りでした!大きさはL80cm、W200cmもあります。観察難易度もかなり難しい鳥さんです。

5851 近づく二羽のコアホウドリ

6031大きな 嘴と嘴を合わせるM字型のラブ・ラブ状態

6101 M字の後はお前は可愛いね!と嘴で愛撫です

6121 そしてまた~~~

6491 ラブ・ラブの二羽の上を飛ぶ暗色型のフルマカモメが「お前達は公海上でラブラブを公開かい!後悔するなよ!」と飛んで行き、そこえもう一羽のコアホウドリが寄ってきました!俺も仲間に入れてくれ!

6581 二羽のラブ・ラブから三角関係にご発展です

2010年7月26日 (月)

やっと撮れた!エトピリカ

「エトピリカを求めて!歯舞・色丹沖クルーズ」ワイバードのツア-で根室発着で7月18~20日のコースに参加したが、生憎の小雨と霧の日に歯舞・色丹沖で、ようやく撮れたエトピリカです、勿論これが初見・初撮りでした。

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ロサルゴサ号の 船首から飛び出すエトピリカの後ろ姿

9622 トリムしてあります959

9632 次のショットです

12011 これも後ろ姿

12041 同じ時間帯に撮れた

12221 手前はコアホウドリ

12251 次回は晴天の日にエトピリカを撮りたいものです

2010年7月25日 (日)

千島鵜烏のおもいやり

昨日とは別の営巣場所です、この営巣場所は今年の5月に初見・初撮りとして掲載した巣作りと交尾をしていた場所です、青草が茂り様相が一変していました。今回は現場でお会いした報道関係者にお聞きした話ではここは数十年ぶりに人目につく場所での営巣なので極秘扱いになっているそうです。それにしては観光地の目立つ場所です、撮影中にも観光客が覗きにきました。以前にも書きましたが北海道野鳥図鑑によれば最近ではモユルリ島とユルリ島(どちらも落石から見える立ち入り禁止の無人島、落石ネイチュークルーズでこの島の周囲を一周してエトピリカを見る漁船クルーズがある)で25つがいが繁殖するのみ、私は二つがいしか見ていませんが3つがいか4つがいがここで営巣を始めたそうです。今朝は3週間ぶりに家でのブログ作成ですが、日曜日の午前7時過ぎは「ただいま大変混み合っています」のココログからの連絡表示があり、ブログ作成に手間取りました、夏休みが始まったのも混雑の一因でしょうか?交通渋滞の前に通信渋滞に遭いました。

4471 雄がかなり太い枝を咥えて巣に戻ってきました

4511 ♂から枝を受け取る♀、それを巣の縁に置きました!

4631_2 この後に♂は海に飛び降りるように飛び出して行きました

4671_2狭い 巣を更に拡大すると、親の胸元に雛が一羽、雛の背中あたりには先ほど♂が咥えてきた枝があります、転落防止柵でしょうか、雛を無事に育てるつがいのきめ細やかな愛情を感じます。これに比べて子供への虐態報道を見るたびに人間のあさましさが目にあまります。

5021 ♀の大欠伸、まだ卵を抱いているのでしょうか?

5111 雛への給餌をしています

5631 給餌中にも上のセグロカモメを警戒する♀

5871 餌をねだる雛と♀は下の方も警戒しながらの給餌です

2010年7月24日 (土)

チシマウガラスの雛

北海道遠征中の子育て(育雛)シリーズの最後は珍しいチシマウガラスの親子です。昨夜の出港間際には後170アクセスで60万アクセスが達成するところにありましたが、出港後の19:00にはネットが繋がりませんので60万アクセスの瞬間は残念ながら確認出来ませんでしたがこの間、四年二ヶ月掛かりました。これから着岸しますので本日分が送信できます。

2082 二羽の雛と親、この巣の右下に親がもう一羽いますが、どちらが雄か雌かは判りません。この親は羽繕いをしていますが狭い巣の中で兄弟が巣から落ちそうになりながら親に寄り添っています。

2010年7月23日 (金)

とうちゃん ちょうだ~い!

サロベツで一週間前に撮影したオジュリン♂の給餌です。こんなに立派に大きくなってもまだ餌が捕れない幼鳥が雄に餌をおねだりしていました。今朝は支笏湖野鳥の森で晴天下たいした成果もなしに11時には苫小牧・北大へここも暑いだけでした、そしてウトナイ湖サンクチュアリへ平日は休館日で情報を得られず、シマアオジのいない小路を歩いて観察舎まで機材を担いで、労多くして益なし、熱中症にならないうちに退散、道の駅ウトナイ湖でメールの受信、鳥友から珍鳥の情報を戴いた、有り難い情報であるが24日帰浜であるが25日は親戚の法事、26日まで居てくれたらラッキーである。この道の駅ウトナイ湖は冷房が効いていたのでここで今日のブログを仕上げて、戴いたコメント3通に返信をしてから次はどこに行こうか?今日のフェリー乗船は17時頃出港は18:45である。

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2010年7月22日 (木)

セグロカモメの雛

ツアー前日に納沙布岬で撮影した子育て中の親のセグロカモメが餌捕りの留守に撮った雛達です。カモメも雛のうちは可愛い!この日は快晴!

1111 3兄弟

2011 兄弟

1741 1人っ子、これが一番大きい

2010年7月21日 (水)

ギンザンマシコ

今朝は曇り空で午後から天気が崩れる予報であったが、午前6時発の一番のロープウェイで旭岳に登りギンザンマシコの撮影をしてきた、この時期は抱卵に入ったのか♂♀同時には姿を見せない、カメラマンも名古屋と東京から来られたご夫婦連れと3人だけである、6:45にまず♀が食事に現れ、次に♂が出たのは10時頃である。予報通り?午後から雨が降り出したので1:15発のロープウェイで下山して、約30km戻った道の駅 ひがしかわ 道草館で写真の取り込みとブログの作成をした。ここは写真の町の名の通り、第17回全国高等学校写真選手権「写真甲子園2010」の事務局があるところである、撮影会場は大雪山国立公園の麓、町のメイン通りには「東川町フォトフェスタ、写真甲子園2010」の幟がはためいていた。

0091 先に現れた雌がハイマツの実を食事(足元の前にある)

1111 10時頃出た♂

2010年7月20日 (火)

エトピリカ

エトピリカを見たくて、撮りたくて野鳥撮影を始めてから過去五年間夏に通った霧多布岬、今年5月にはこのブログにも体験レポートを書いた根室・落石漁港からのネイチュアークルーズにも参加したが、エトピリカは霧と雨に阻まれて見損ない、撮り損ないした、最後に残るのは過去数年間エトピリカを外したことがない実績あるワイバードの「エトピリカを求めて!歯舞・色丹沖クルーズ」への参加しかない、北海道野鳥撮影旅行中に根室発着18-19日の一泊二日のコースに参加した。旅先からの送信により写真の選択は短時間に済まし、ツアーの内容は別途に紹介します。それにしては道東の観光地には「返せ!北方領土」がいたるところで目に付くが18、19日の歯舞・色丹沖は「快晴(返せ!)北方領土」の願いも空しく、大相撲の霧の海・見えの海、白いガス(白霧)が充満した(天気に不満のガス爆発寸前)の中二日目は一瞬の霧の晴れ間に現れたエトピリカを初めて見た、撮った証拠写真のエトピリカです。休日の昼間はネットが混み合い写真二枚を送るのに何回も途中で中断して二時間も掛かりました、この続きは帰浜後にもっと良い写真があるかないか探してみたいと思います。

1056 二羽のエトピリカ

10071_2 エトピリカの足も赤い!

2010年7月19日 (月)

キショウブとコウリンタンポポ

キショウブの花の脇で雛の行動を見守るクサシギの親とコウリンタンポポの傍で遊んでいるのか餌探しをしているのかクサシギの雛です。これは「いいフォト~夢気分」さんのDigiBookを拝見してキショウブとコウリンタンポポの美しさに触発されて思い出した写真です。このブログがタイマーセットで開く頃は「エトピリカを求めて!チャーター船で行く歯舞・色丹沖クルーズ」に昨日から参加して二日目の朝を迎える頃です。

039 湖畔のキショウブ咲く枯れ木のうえで雛の様子を心配そうに見守るクサシギ(シギの見分け方はあまり自信がありませんが)の親です、逆光の中で明るくしたのでキショウブの色が出ていません。(クサシギをイソシギに訂正します、雛が草の中を歩いていたので単純にクサシギと早合点しました)

1581 逆光の中、コウリタンポポと雛

1721 産毛がまだ綺麗でした

3361 コウリンタンポポを撮りました

2010年7月18日 (日)

蜻蛉を給餌

もう直ぐ夏休みがはじまります!蜻蛉つり 今日は どこまで行ったやら (トンボ捕り 今日は どこまで行ったやら・・・こちらで記憶しているが)貧しい時代だった子供の頃は夏になるとオニヤンマやギンヤンマを捕るのが得意だったが、豊かな時代になって今の子供(孫)は夏休みは何をしているのだろうか?アカエリカイツブリは小魚や水生昆虫の他に飛んでいるトンボ(ここのトンボの種類は不明)を水面からジャンプして捕るのが得意である、雌よりも雄の方が上手であるが雌は逃げて行くトンボを執拗に追いかけて諦めが悪い、捕ったトンボを雛に与える写真を何枚か撮った!これは雌がトンボを捕り雄の背中にいる雛に雄が給餌する様子です。雛にとって大きな獲物は飲み込むのに手間取り雄がトンボを取り上げて水に濡らして何回も何回もやり直し相当の時間が掛かり、見ていて雛が可哀想ではないかと非難したくなりましたが、雛は最後は飲み込みました、父親の背中から避難せずに済みました、こうして毎日雛は大きくなっていくようです。

10591 捕ったトンボの頭を咥えて雄の背中にいる雛に持って行く得意顔(見返り)の雌

10631 雄が給餌するから寄こせ!

10871 雛はトンボが大きくてなかなか飲み込めません、雄が10回位も雛からトンボを取り上げて、水につけてから与え直していました。

11501 最後は心配した雌も見守る中でようやく飲み込む雛、見守る雄の愛情細やかな目つき!

2010年7月17日 (土)

あかえりかいつぶりの親と雛

晴天の15日に撮れたアカエリカイツブリの親と雛、ジュンサイの中での親子の情景です。私はもうサロベツ原野には居ません、毛が少ないのに後ろ髪を引かれる思いでこの親子と二つの卵を懸念しながら現地を9時に離れ、途中であまりにも天気が良いので美幌峠で屈斜路湖を観光しながら、心地よい千の風を切り日中に360kmを6時間で3時に弟子屈の北の大地に到着です、すべすべの温泉で疲れを癒して熟睡したので、今朝は早朝からブログを発信しています。

870 雌親の背中で雄親に餌をねだる雛です。ジュンサイの中ところどころに青い空が写ります

9211 まだ二つ卵が残る浮き巣の傍で雌親の背中に兄弟が雄親を見ています

8731 雄親からの給餌を待つ兄弟

9331 母親のお尻に乗り巣に戻ってきた雛たちです

2010年7月16日 (金)

赤襟鳰のめんこいコッコ

アカエリカイツブリの番の育雛の様子です、15日は第三子の孵化の予想が外れました、夕方6時まで粘りましたが雛の誕生はありません。二日前に撮影した孵化四日目と二日目のアカエリカイツブリのめんこいコッコ兄弟です。

5531 逆光の中でお父さんの背中に乗る兄弟

8571 逆光の中で父母に守られて、母親の持つ餌に競争です

14951 夕方お母さんの羽繕いを見る兄弟

15291 夕方の5時頃お母さんに甘える兄弟

2010年7月15日 (木)

赤襟鳰雛の第二子誕生

アカエリカイツブリの雛第二子が孵ったのを確認出来たのは13日午前9時過ぎでした、第三の卵はいつになるか現場に居合わせた人たちの話では14日か15日の予想です。昨日は17時まで現場にいましたが巣立ちの様子はありません、それよりもあと卵が2個あることをカメラマンの皆さんで確認しました。14日は第三子は期待はずれでした。二日おきの誕生から今日の予想が本命になりそうです。

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草のカーテンの中ですので、雄親と二羽の雛がようやく確認できます、早く水面に出て全身を撮りたいものです。

2010年7月14日 (水)

赤襟鳰雛の誕生

アカエリカイツブリの雛(第一子)が孵ったのは撮影開始三日目の13日(日)の午前8時半頃に確認されました、地元の方の話では抱卵開始から21日目だそうです。葦でもなければヨシでもないイネ科の草の種類であると地元の農家のカメラマンの方が話していましたが、浮き巣に居る限りは草が邪魔してマトモに一枚も撮れません、雛の写真が撮れ始めた午前11時以降に撮った数百枚の中から選んでもこの始末です、葦(アシ)の方が根元が茎なので写真撮影には葦(ヨシ)ですが、これでは親が背中に乗せて浮き巣から出るまで撮影にはこの草は悪しです。

7731 雄親の背中に乗っているのが発見されましたのは午前8時半頃です、待ちに待った雛の誕生です。

8381 雄親のくちばしと比較すると小さい縞模様の雛です、地元の人はめんこい!を連発していました。

8501 ♀が持ってきた餌の小魚を♂が与えています

11062 ♀が捕ってきた餌を♂の肩にいる雛に給餌する様子です。

2010年7月13日 (火)

赤襟鳰

今日からはアカエリカイツブリです。い:犬も歩けば棒にあたる、ろ:論より証拠、は:花より団子など昔遊んだことわざを歌留多にした江戸いろはカルタにある犬も歩けば棒にあたるは「出しゃばって災難に会う」と「幸運に行き当たる」の二通りの解釈があり、出歩かなければ災難に会わないかも知れないが、幸運にも巡り合わない、自分ではプラス思考に解釈して犬もあるけば棒に当たるをもじって「ケンも歩けば鳥(撮り)にあたる」を今回は地で行きました、事前の情報では今年はサロベツを代表する鳥シマアオジの出が悪いと聞いていたので、原野の木道を歩いていると前方に二人のカメラマン、近づくと見覚えのある動物写真家のKプロと北海道写真ガイドのTさんでした、お二人のレンズの先には沼の中にある浮島のような草地に赤襟 鳰が抱卵中でしたので、サロベツの初日はここで夕方まで約2時間おきの抱卵交替を撮影しました。

1400 抱卵の交替の挨拶、右は抱卵していた雌、左は交替に来た雄

1301 顔の黒い方が♂

1691 晴天の9日は三つの卵を天日干しのように陽で暖め?番はジュンサイの中を♀が先頭でランデブー

1351 キラリと光った雌の目、♀の方が♂よりも目が目立つ

2010年7月12日 (月)

海上と地上の善知鳥

今朝は小雨から雨に変わる天候です、サロベツ原野は寒いのでTシャツの上に長袖シャツ、そのうえに真冬のフリースの三枚を着て四枚目が雨具でお仕舞いです、午前5時から6時の一時間で撮影を終了して車の中で溜まった写真の整理をしていると他の方々も6時半で撮影を終了して引き上げてきました。豊富温泉が開いたらそちらに移動して温泉とパソコンの一日になりそうです、今日のブログは天売島の続きです、世界最大のウトウ繁殖地、30万番(つがい)60万羽以上のウトウがいる、その他に繁殖しているカモメ類などを合わせると100万羽以上と観光船ガイドさんの説明がありました。天売島周辺の海上にいたウトウと日没と同時に雛に餌を与えるために帰巣したウトウです、イカナゴ、カタクチイワシなどを沢山咥えて帰巣するウトウの動きが早く今回も撮れません、餌を持つウトウも少なかったように思います。今年の二月は北海道遠征中にPCが故障してブログを10日間中断して帰宅後に口の悪い仲間からここには書けないような表現の苦情のようなお説教のようながものがありました、今回は携帯の液晶画面が見えなくなり、メールや住所録が見えません、勿論時計画面も見えず不便ですが、電話は住所録を検索出来ませんが、掛かってきた電話には出ることが出来ます。昨日と今朝も5月22日参加した落石ネイチャークルーズでご一緒の船に乗船された方々とサロベツ原野でお会いしました、でっかいどう北海道の感動ものです。昨日は午前10時にタイマーセットしたブログが下書きのままでした、気づいたのは撮影終了後でした、遠征先ではよくあるチョンボーですが携帯の破損よりはましです、これから先の一期一会、どんな出会いと感動を覚えるか、ウトウウトウ・・・する暇もありません。

2671 海上のウトウ

0150 土の巣穴に帰巣、クチバシはオレンジ色、クチバシの上にサイのような角の突起がある、目の後ろや顎のあたりに白い糸状の飾り羽がある、全体的には黒褐色、大きさは37.5cm

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魚を持ってこなかったがバンザイ、雛にお土産がなくてお手上げか?雛から非難は必定もの、白旗のかわりに白いお腹を見せて降参か?

2010年7月11日 (日)

ケイマフリの海面滑走

群れで海に浮いていたケイマフリが二羽同時に海上から飛び出す様子です、海鳥の特徴のひとつに色彩が乏しいことです、天売島のフェリー待合室にある剥製にはアカアシの名前がついていました、剥製の標本の足は変色して赤くは無かったが現物は海鳥にしては青い海に赤い足が遠目でも目立ちます、海から直立した48mの垂直岩・赤岩周辺に観光船が近づいた時にこのケイマフリが群れでいたところに船が近づいたのでケイマフリが色めき立ち飛び出し始めました、海面をバシャバシャ音を立てるように駆け出して滑走から滑空そして飛翔です。

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2291 二羽同時の飛び出しでした。

2010年7月10日 (土)

オロロン鳥(ウミガラス)

オロロン・・・と聞こえる鳴き声からオロロン鳥と呼ばれるこの海鳥は天売島が日本で唯一の繁殖地、地元の羽幌町発行の海鳥図鑑によれば1963年8000羽、1980年553羽、1999年19羽に減少、1990代からデコイ(模型)を使った擬似コロニーを岩場に作成して保護活動を開始、この成果が2006年50羽を観測、減少に歯止めがかかったようです、まだ見たことがありませんがペンギンのようにヨチヨチあるくが、水中では翼を使って飛ぶように泳ぐそうです、海に浮かんでいるのを撮影したのは7月7日晴天の凪の日に天売島を一周する観光船(海底探勝船おろろん号)に乗船して撮影、オロロン鳥は毎日見られるわけではないと観光案内所でも聞きましたが、運が良かったの一言につきます。前日は波が高く欠航したそうです、観光船の船長さんの「民宿なぎさ」に泊まり、なぎの日に、船長さんが操船する観光船に乗り、今年の5月千葉から来て観光船の船長さんの家で寝泊りしてアルバイトでガイドをしている若者の山田さんが見つけてくれたオロロン鳥でした。船長さんガイドの山田さんありがとうございました。

1381_2 ガラス張りの船底からは海底の様子やウニなどの観察が楽しめますが、この時はガイドさんがガラス張りの船底からウニの様子を説明していましたが、脇目も振らずにこのウミガラスを一心不乱に撮影していました。

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1701 海の色が黒・藍・青など光線の加減と水深で変わるのかな?

2010年7月 9日 (金)

天売島の海鳥

クマゲラの巣立ちの次はぶらりと島旅、離島めぐりもいいかな!そう思い立ったら7月7日に海鳥の島、天売島にいました。実は二年前にも天売島に来ましたがその時は波が高く観光船が二日間とも欠航でした、この時はレンタカーで陸上から断崖絶壁の海鳥を撮りましたがオロロン鳥はこの時は確認出来ませんでした、見えたのは無数のデコイばかり、今回は七夕の日に七夕よりも長い二年越しの願いが叶いました。

1361 ついに巡り会えたオロロン鳥(ウミガラス)は初見初撮りでした

2581 そしてアカアシ(ケイマフリ)も海上では初撮りです

2612 海上のウトウも初見初撮り(前回は夜7時半ごろから土の穴の巣に給餌に戻るところを見学するバスツアーで初見)

2010年7月 8日 (木)

巣立ち後の初給餌

昨日は木の上で気を持たせる結びの言葉でしたが、大袈裟でしたが巣立ち後に初めて登ったミズナラの木から昨日の写真の後に別のミズナラの木に飛び移る予定が失敗してまた蕗の中へ、そしてそこから巣の隣近くのミズナラに二度目の木登をはじめたが、8時頃見かねた親が途中でサポートに飛んできましたがこの時は給餌は休止、そして巣の中で給餌を受けてから5時間後にこのミズナラの上で給餌です。

165 二本目のミズナラ木登り中に親(左)がサポートに来ました

1731 雄親が息子を先導して安全木登り

1841 付近にカラスが鳴き騒ぐ中を警戒しながら昇ります

4321 これは巣立ち後初めての給餌です、巣立ちから5時間も経過した正午近くの昼飯です、二度目は4時間後かな?待ちきれないので1時でここを撤収しました。朝は15人位いたが帰り際には熱心な方が3人残っていました。

2010年7月 7日 (水)

クマゲラ雛の巣立ち

昨日の続きです、昨日もクマゲラの給餌の飛翔を撮ろうとした魂胆が簡単に破られ落胆の朝です、朝一の給餌の後に突然想定外の出来事、雛が巣穴より約15m先にある蕗の群生の中に軟着陸した巣立ちの瞬間にシャッターを切る間がありません、楽しみにしていた唯一の巣立ちの瞬間を撮り損ないました。先週の金曜日に巣立ちした雛は、翌日の土曜日に巣の近くの木から移動中に着地した湖畔の花ショウブの傍でカラスに襲われて誕生間もない命を落鳥したそうです、巣立ちは雛にとっては外界にデビューする最も危険な大舞台です。昨年の七夕の日にこのブログは1000回千ページでしたが今日で1328頁です、年間328回の更新でしたが、一番サボッタのは今年の二月に北海道遠征中にPCのデスクが故障して連続10日間の未更新でした、鳥友は600日以上も毎日更新する偉業を更新中です、これには頭が下がります。これから先に旅先で何が起こるかわかりません、今回は初めて健康保険証を持参しましたが残念ながらカメラとPCには保険がありませんので保障期間が切れると事故責任=自己責任です。

0090 フキの自然群生の中に落ちるように飛んだ雛はフキの葉の下を歩いてたどり着いたのは、根元に苔が生えたミズナラです、手持ち400mmのカメラレンズから尻尾の先がはみだし、二枚目はズームを300mmに絞りました。

0170 根元にコケが生えたミズナラを登り始めました

0260 ヨチヨチ登っていきます

0520 ここまでヨチヨチ登ってきました、この後は何が起きるのか続きは明日!

2010年7月 6日 (火)

クマゲラ雄の給餌

平均二時間に一度の給餌をしていますのでクマゲラが白樺の営巣穴に飛びつく回数は日に5回位ありますが、偶には左側から来る時もありますのでなかなか撮影のタイミングが合いません、なんとか撮れた三枚組の写真です。

1850 一枚目

1860 二枚目

1870 三枚目、巣立ち直前は巣穴に身を乗り出して餌を待つが、親が巣穴に飛びつく直前は巣穴の中に身を引いています

2010年7月 5日 (月)

クマゲラの給餌

今年の道北は雪が多かったのかクマゲラの繁殖時期遅れていますので、7月4日苫小牧に定刻の19:45入港・着岸、下船は20時過ぎでしたがその足で道北まで走り、最後の一羽の巣立ち前に間に合いました。久し振りに当日撮影の写真を貼りましたが巣立ちの様子を確認するために午後6時半まで現場にいました、撮影現場から約40kmのJR駅に戻りブログ作成です、本日はこの一枚で終わります

2012 雄親から大好物の蟻の給餌を受ける雛♂

2010年7月 4日 (日)

巣立ちの雀鷹七変化

昨日のツミの続きです、アメリカ独立記念日の前に巣から独立した巣立ち雛です、アメリカ大陸でイギリスから巣立ったアメリカは親よりも発展しました、親から狩の方法を教えてもらうとそのうち親から完全に独立する公園の巣立ちツミです、今年の番は5羽を育雛しています、巣の回りには巣立ちした幼鳥が四羽と一番小さい雛がまだ巣立ち前のようでした、朝六時前に公園に行きますとオナガが集団でグェーイとかギューイとか大きな鳴き声を出しながら飛び回り巣立ち雛をモビングしている現場を見ました、ツミの親に雛を持っていかれ、その雛を餌として食べて大きくなったツミ幼鳥を非難しているかのようなしつこいモビングです、食べられた雛の仇を討つかのようです、これにはたまらずツミ幼鳥は枝から避難して巣の近く、雌親のいる近くに戻ります、ツミとオナガは共生しているですが、育雛の時期にはツミがオナガの雛や時には成鳥まで餌にするようです、オナガの逆襲として集団で鳴き騒いでいる場所のどこかにツミの幼鳥がいるようですが青葉が茂りなかなか見つけ難いものです。

0611 太い大木の枝に先ほど前までオナガのモビングで苛められていた幼鳥が来ました、ここは雌親のお気に入り場所のひとつですが、幼鳥は心なしか心配顔に見えるのは気のせいでしょうか

0831 今度は細い枝の上で怖い顔

1341 松の枝から親の方を見ている甘え顔

1991 お腹の白い毛が逆立っています緊張しているのでしょうか、この姿・様子はキンチョール?

2121 キンチョールの後はノビチョール

2301 これはナニシチョール

2371 今度はフリカェチョールそれともミカエリチョール

2411 目つきが一段と鋭くなりました、飛び出し直前の眼つきです、幼鳥でも凄い眼力です

2010年7月 3日 (土)

水場に来たツミの幼鳥

昨日の落ちた雀鷹とは別の場所のツミ幼鳥です、人口の小川にツミが水浴びするので毎年撮影に行く横浜市内の公園です、昨日はツミの巣立ち雛がそろそろ水浴びをすると想定して行きました、結果は以下の写真の通りです、写真とは真を写すと書きますので正にその通りになりました。結果を先に言いますと水浴びの直前までいきましたが初めての水浴びは見られませんでした。ツミの親は人が少ない日などはこの水場で水浴びをしているようですが水が流れはじめてから正午過ぎまでは見られませんでした、これから夏休みが始まると平日でもこの水場で子供達が水遊びを始めるのでツミの水浴びは子供達の来ない日にツミの幼鳥達が水浴びに来る運が良い日にしか見られません。

0081木漏れ日しか 陽が射さない暗い水場の横にあるニセアカシヤの木に巣立ちツミの一番子と思われる幼鳥が飛んできました(二倍にトリム)

010 下の水場の様子を見ています

0111 飛び出しの姿勢です

0120 飛び下りの瞬間

0151 着地の場所は想定外、昨年の例では水浴びの写真が撮れるところに下りて、幼鳥もすぐ水場に入りますが毎日来ている人の話では幼鳥が来たのはこの日が初めてのようです

0171 水場の水槽の蓋(毎日8時にポンプで揚水して水路に水を流し始める循環方式)の上を横に移動、目の前の水路に近づく

0191_2 小川(水路)の上流です、中を覗き込む様子、狭い水路は両脇石が置いてあります、こんなところで水浴びするとどこからも写真が撮れません

0201 小川の流れを見ています、水浴びの仕方を親からまだ学んでいない様子です、結局幼鳥の水浴びの現場は撮れません(写真が撮れない見えないところで水の中に入った可能性は有ります)、昨日は想定した写真が撮れずに撤収しました。

2010年7月 2日 (金)

落下雛のツミ

早朝5時前に神社の境内で営巣中のツミの雛が落下しましたが保護してから約5時間後には保護した場所から飛び出し自然の中に紛れ込んだようです、昨日はそんな落下雛と残り4羽のツミの巣立ちを撮影中に利根川水系に渡来してきたレンカクが猛禽に襲われて落鳥した情報がレンカクの現場からここに移動して来られたカメラマンからありました、前日は利根川の新風物詩になってほしいと白昼夢を見ましたがそれが悪夢に変わる自然界の厳しさです。

0121 早朝5時に神社の参道の石組の片隅にうずくまるツミ幼鳥です、どうやら直ぐ上にあるカヤの木にある営巣から落ちたようです

0531_2 落ちていた雛を発見したのはここの撮影をお世話いただいているYさんです、手袋を嵌めて幼鳥を後ろから抱きかかえるようにして石組の上に置いたのはベテランのSさんでした、飛べなくても人が近づくと(ここに置いた直後)このように威嚇するのは猛禽の証のようです

0621 これはここに置いて落ち着いた時のカメラマンを不思議そうに見る様子

0960 後ろに下がり過ぎてここからも落下する直前の様子、約1m下は草地です

1080 脚立を使ってYさんSさんコンビがこのカヤの木に落下雛を置いた直後です、最初はこのようにうずくまっていました

0451 暫くすると立ち上がる

0591 突然跳び上がりましたがまだ爪が弱いようです、元の場所に落下です

4341 ここからも二度も落下です、その時に置いてあった脚立の上に落ちたので今度はYさんが脚立を持ち上げて幼鳥を元の場所に戻している最中です

7411 2,3回ここから落ちたが1度素手で幼鳥を掴んでいた人がいましたが、鳥インフルエンザの恐れや幼鳥に人間の臭いが付くと親が幼鳥に餌をやらず捨ててしまう恐れがあるそうです、幼鳥は絶対に素手で持たないようにしましょう!約5時間後にはここから隣の民家の方に飛んだ幼鳥を見たのが最後でした、無事に親から餌を貰えたでしょうか、無事に成鳥になってほしいものです。

2010年7月 1日 (木)

レンカク

今日はレンカクの七変化です、惜敗したサムライブルーのTV観戦から眠りについて目を覚ましたら、今度は利根川の上流で中国から移入された魚のハクレンがジャンプする映像をニュースで見ました、利根川の上流で大雨が降り水量が増加した翌日に多く見られるようです、日本では利根川水系だけがハクレンが自然繁殖するそうです、大きな体(約80-120cm)を産卵前に豪快にジャンプするのは利根川の風物詩のようです、同じ利根川水系の下流では熱帯圏からの迷い鳥のレンカクが華麗な舞を見せてくれました、毎年ここに来て利根川の新風物詩になって欲しい白昼夢を見ました。

0741 暗い中でストレッチ

0811 ストレッチの後は水面のエンゼェルのような形?

1791 水中闊歩、尾の先が水中、小魚でも釣るのか?

280 水浴びです、顔を水中に入れた後です

2881 水浴び後に羽を広げて身震いで水を飛ばす

2931 その後に羽繕い、後頸の金色部分と黒い縁取りがよく見えます

3191 見返り美人?レンカクは雄雌同色なので雌雄の区別はよく判りません

2060 

おまけは葦の前で水面スレスレの低空飛翔、5,6枚撮れた中からの1枚です

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