霧の北の海、霧が流れる海の海鳥ばかりではキリがないので、この辺で一休みして北海道らしい 動物のキタキツネのコン吉の登場です、帯広から約60kmの海岸にある晩成温泉に向う途中で車の総走行距離が14万キロを超えました(4年6ヶ月、年間3万キロ以上、月平均2600km)ので晩成温泉の記憶が鮮明です、ここは14万キロ記念の写真になりました。1ヶ月前に鳥友から戴いたオージシギの情報でここに来ましたが、1ヶ月の時期ずれはみられるとは思いませんが地図まで送ってもらった初めての場所なので興味が湧き苫小牧に向う帰り道に寄りました、オージシギがいなければ海岸の原生花園で野鳥を撮る目的でここに来ましたが、海岸に出る手前の牧草地周辺には残念ながらオージシギは居ませんでしたので晩成温泉まで足を伸ばし、代わりに見つけたのが海岸道路脇の花の中にキタキツネがいました、毛並みからまだ若そうです。晩成温泉は温泉博士の松田忠徳先生監修の「いんでないかい北海道温泉大図鑑」にもある温泉で立ち寄り湯は大人500円のナトリウムー塩化物(サロベツの豊富温泉と同じ)で舐めるとショッパイ茶褐色の温泉です。
宵待草(ヨイマツグサ)の花の中で待っていたのが、アゴのしたから腹部が白いキタキツネのコン吉(もしかして雌ならば花子)がいましたので車を斜めに停車(対向車が殆どない道)して運転席からの撮影です
車の中にいたのでそのうち道路脇に出てきて野花の前でお座りをしました、まだ若そうなキタキツネです、四肢の先が黒い毛のキタキツネの特徴があり、全身が撮れたので車を前進させて目指す小鳥を撮りにキタキツネとはここでお別れです、細いキツネ目が心なしか寂しそうに見えました。
野鳥の方は海岸の原生花園の花にとまるノゴマ・ノビタキ・オオジュリンなどが目的でしたが、花の時期には晩成で花はあまりなく小鳥達も遠くでしたので諦めかけている時に見つけたのが、斜面の潅木にいた久し振りのアリスイです。長靴を履いていましたが朝露でズボンがグッショリ濡れる代償を強いられましたが満足する結果でした。
カメラ目線に見えましたが・・・まだ若そうなアリスイに見えます。
最後は見返り美人型、この後はキタキツネのいた方に飛び去りました、写真は全てトリムしてあります
帰りに通り掛かるとキツネ目のコン吉が先ほどの場所で今度は四足姿を見せてくれました。
そして座り込んでの大欠伸です、歯並びと牙が丸見えでした。
欠伸の後は昼寝?危害がないと感じたのかコン吉は安心して最後は花の前で寝そべりです、どうやら近所の誰かが餌を与えている観光キタキツネ?のようです、直ぐ近くには晩成温泉が見えます。野生動物への鉄則通り何もあげられずお別れしました、コン吉よ来年また合おうぜ!車に気をつけて元気でいろよ!
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