« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月

2010年9月30日 (木)

曼珠紗華と毬栗の百舌

秋の長雨ともいえる嫌な毎日、昨日の貴重な秋晴れに二度目の巾着田曼珠紗華公園に出掛けたが風景写真の人は明るくなってからヒガンバナの群生地に行くが、ここに来る鳥撮りの思惑は同じと見えて6時頃コスモスの群生地に到着した時には既に12台の三脚がコスモスに向っての砲列である、目的のノビタキは居る様子がない、そのうち鳥撮りのカメラは20台近くに増えてきたが肝心の主役のノビタキが来ない、自分よりすぐ後から来たのは鳥友のMさんなどコスノビ(コスモスとノビタキ)撮影が目的のカメラマン達、まだ暗いうちから来られたと言うKさんと3人で暫しの雑談、話題は忘れた三脚(忘脚)の自慢話?で落ちがつくのはいつもの通りであったがKさんの場合は忘脚は出てこなかったとお聞きして世の中善意の人ばかりとは限らないようだ。ラジオが娯楽の主役であった時代に放送時間に女湯が空になったという往年の人気ラジオドラマ、君の名の冒頭「忘却とは忘れ去ることなり」が流行語になってから幾久しい(五十数年前)、ラジオのイントロでは「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」・・・それが頭の隅に残っていたのか「忘脚とは忘れ去るものなり、忘れ得ずして忘脚を持ち出す頭の悲しさよ」・・・鳥撮りを始めてから三脚を何回忘れたか、何人もの親切な鳥友が届けてくれた忘脚件数を忘却してしまった、昨日の空振りで今朝は寝惚けの戯言を書いてしまった!

1130 昨日の巾着田曼珠紗華公園、後方は高麗川、ノビタキも蝶々もいないので今は盛りと咲くヒガンバナを撮る

1321 100万本と言われる曼珠紗華が咲く中に白い花が数十本散見する

1511

入園料200円で中に入ると巾着田曼珠紗華公園内にある説明文

1791 人のいない時に通路からの撮影

1921 巾着田曼珠紗華公園内の私有地の栗の木が縄張りのモズ♀と毬栗

2201 隣の栗の木に移動、下の毬栗はまだ青い部分が残る

2301逆光の中、 縄張りであたりを警戒するモズ♀、撮影日9月26日午前8時45分

2010年9月29日 (水)

秋桜と鳥蝶

鷹の渡りから帰って唯一の晴天の日曜日に彼岸花の観光地に野鶲を撮りに行きましたが思うように撮れません、鳥がダメなら蝶、蝶がダメなら花と撮影対象を変えての撮影になり、あまりにも観光客が多いので午前9時半には撤収しました。

0030 コスモス摘み取りの表示板の上にとまるノビタキです、あまりにも遠くにいました。

0101 表示板からここに飛んできましたが・・・

0102 拡大したノビタキ、これが確認出来た最後の写真です、この時間で駐車場はほぼ満杯の秋晴れの観光日和ですた、コスモス畑に観光客が増える前の6時25分頃でした。

0611 正面に触覚が見えます、黄揚羽蝶のようです

0861 花から花へ蜜を求めてキアゲハ蝶が飛ぶ

1081 尾状突起が下の方に見えます

1521 触覚よりも長い口吻から蜜を吸っています

1671また花を替えて甘い蜜を吸う、コスモスを飛び回ったので前脚・中脚・後脚に花粉が付いています。

2010年9月28日 (火)

たか見の広場に虹が出た

たか見の広場の最前、雨が上がった前方の丸山に虹の架け橋、しかも二重橋です。しとしと降る秋雨に降られた五日間のタカの渡り最後の記事になります。これを「子連れ狼」の替え歌で綴ると・・・・

「小高い丘のたか見の広場 手造りで開墾した斜面の写場で 高爺は鷹の渡りを待っていた この日の朝に渡るはずの鷹だった それが三っ目の朝となり 四っ目の夜が来て 五つ目の朝が雨だった」 

しとしとぴっちゃん

しとぴっちゃん

し~と~ぴっちゃん

切なく今朝も雨すだれ

はやる心をいてつかせ

爺の仕事は鷹撮りぞな

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん

4050 雨上がりの1時37分頃丸山に虹がかかる、しかも二重橋、この虹にタカが渡ると最高と妄想する一場面、だが前方の松本平の上はくもり空、上昇気流なし、タカが渡ってくる気配なし

4061 たか見の広場にいた全員が鷹撮りから虹撮りコンテスト、12-24mmDXレンズの出番でした。

2681この日 朝8時20分頃飛んだノスリは地のノスリか

2830 更に17分後の8時37分頃ノスリの後に羽ばたいて渡るハチクマ、前日に付近のお山でお泊りしたが上昇気流を待ちきれずに仲間を追うようだ!これではまた近くのお山でご休憩は必至。

2841 雨上がりの合間に白い雲が湧き上がる中で羽ばたいて渡る上と同じ個体の飛翔、上よりも拡大してみたが暗かった!今年も写真の腕が上がらず仕舞いで終わるが初日の最初に鳥友のKさんにお会いしてから、毎年ご夫婦で来られる顔見知りの方や愛知のKさん、神奈川のAさんSさん、それに若いTさん、新たな出会いなど多くの方々のお世話になり、ありがとうございました。

「たか見の広場の鷹撮りのドラマはまた来年、ロマンを求めて高爺が行く!」

2010年9月27日 (月)

たか見の広場

たか見の広場の売店前です、ここの管理人の中村さんの手にとまった孔雀蝶がこの日のハイライトでした、6日前の21日は朝からの雨でサシバは渡らず、午後から晴れ間が出たがハチクマ18羽、ツミ2羽などのこの日も低調な渡りであった、正午頃に売店前に人だかり、綺麗なクジャクチョウが中村さんの手に止まっているのを皆さんで写真を撮っていた。

0950 空一面のタカ柱を撮る目的で持参した12-24mmの広角レンズでこの蝶を撮る、結局このレンズの出番はこれだけでした。

1071 手のひらのクジャクチョウとタカが飛んでくる前方の尾根の呼び名を示す、いつもお世話になる管理人の中村さんが作成した呼び名入り写真です。

1191 昨年の今頃はまだ咲いていたマツムシソウは今年は暑さのせいか咲き終わるのが早かった、中村さんが名残りの花に蝶を移す。

1351 殆ど海坊主になったマツムシソウと学名がゲイシャの艶やかなクジャクチョウでした。タカが渡らないと中村さんのこんなサービスがたか見の広場に来られた人々を和ませてくれる一幕がありました。

2010年9月26日 (日)

タカの渡り一桁の日

三日目の朝は夜半から降りだした雨が止まず朝まで残り車の中でやむを得ず雨が止むのを待つ、日中は降ったり止んだりの曇り空が続き、タカの出が一桁の日でした、翌日の避難小屋の速報ではサシバ7羽、ハチクマ1羽、ツミ1羽のなんと合計九羽の一桁の渡りでした、昨年までネットの速報版を見ながら渡りのピークの前後にたか見の広場に来ていますので、この一桁の日にタカの渡りの写真は完敗でした。この日は早めに切り上げて白樺峠への上り口であるスーパー林道近くの奈川温泉へ、その中の一軒は北海道から九州まで200軒近くを数える、日本の懐かしい原風景への郷趣を誘う「日本秘湯を守る宿」の大きな提灯がある「富喜の湯」この宿の湯に立ち寄り、期待に反したタカの渡りの疲れを誰もいない無色透明の露天で無職の体を癒す、泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉、飲用すると胃腸に効くとあるので温泉の湯口から手で駆けつけ三杯を飲用、+イオンがナトリウムと-イオンが炭酸水素塩とあったが塩味はあまり感じない軟らかい温泉、効能は神経痛や疲労回復の源泉掛け流しの日本の秘湯であった。

0010 雨があがった8時40分頃の松本平(谷間のV字の向こう)からタカの渡りを待つもタカは現れず、たかがタカされど鷹、小鳥遊(たかなし)にも関わらず小鳥も飛ばない。

0441 12時半ごろ遠くを飛ぶサシバの幼鳥と思われるが定点観測の方向に流れる

0461 上と同じ個体のサシバ

0791 今度は12時45分頃ホシガラスが鳴きながらたか見の広場の前を飛ぶ

0821 同じ個体のホシガラス

2010年9月25日 (土)

タカ柱

二日目の19日は青い秋空に朝一番に舞い上がった待望のタカ柱、前日に付近のお山にお泊りした約20羽のサシバの群れ、これがこの日のクライマックスになるとは思いもよりませんでした。午後はくもり空が広がり午前中の期待が継続しません、翌朝の避難小屋のグラフにはサシバ391羽、ハチクマ113羽、ノスリ8羽、ツミ18羽、その他5羽の合計535羽で18日の1095羽の約1/2でした。

4650 6時50分頃左手の山の中腹からの上昇気流に乗りタカ柱が出来ました

4710 時計と逆回りに舞い上がり前方の山の上に出てきました

4850 青空に朝日を浴びてのタカ柱でした

4901 約1分間のタカ柱ショーでした、高く上がり左手後方に流れて行きました、これがこの日のクライマックスになるとは・・・・

5221

たか見の広場左側の森にいたエゾビタキ

5241 エゾビタキの飛翔、これが今期初のエゾビタキの写真になる

5681 8時半頃に通過したお泊りのサシバ

5691 同じ個体です、胸の黒褐色の斑、喉に暗褐色の縦線が一本、黄色い目が確認されましたのでサシバ雄と思われます。

2010年9月24日 (金)

鷹の渡り

白樺峠に例年通りタカの渡りを見に行ったが、今年は異常気象のせいかどうか過去5年間のうちでも最悪の年になった、初日は今期では最高の1095羽の記録が出た日(9月18日)午前中は青空があったが午後からは曇り空であった、タカの渡りは数が多ければ写真のチャンスも多いが肝心なのはいかに近くを飛ぶかである、いまだに腕が上がらない者にとっては厳しい撮影となった今回のタカの渡りである。この日の速報版を見るとサシバが748羽、ハチクマ297羽、ノスリ11羽、ツミ32羽、その他7羽(アカハラダカ1羽)となっていたがタカ見の広場ではサシバは近くを飛ばなかったようだ。

0121

ハチクマ成鳥雌

0961

ハチクマ成鳥

2010

ハチクマのタカ柱

2971

ハチクマ成鳥雄

3101

ハチクマ成鳥雄

2010年9月20日 (月)

田んぼのアマサギ

田んぼに群れていたアマサギです、今日で遠征三日目ですが出発前に三日間分をタイマーセットしましたが、明日からはブログに穴が開きますので悪しからず。遅くとも23日からは再開します。

028

田んぼに群れで降りてきました

0441

稲穂とアマサギ

0751

田んぼの畦道

1061

稲穂の中でアマサギのかくれんぼかな

1091

台風(温低)通過後であったので稲穂があちこちで倒れている中でアマサギの群れが採餌

2010年9月19日 (日)

休耕田のヒバリシギ

苦手なシギチを撮っても鳥名がわからずお蔵に入る写真が多いのがシギチです、今回はトウネンとヒバリシギのどちらか迷ってブログに載せるのに躊躇していましたが、ヒバリシギと思われる特徴を見つけましたので遅まきながらのアップです。このブログが開く頃はお山の中でタカの渡りを見ていますがネットは繋がりません。

004

0061

0211

ヒバリシギと判断した背羽の白いV字

0221

0241

まだ水がある二週間前に撮ったヒバリシギでした、4日目にこの休耕田を見回った時は水が抜けていました。そろそろ稲刈りの時期のようです。

2010年9月18日 (土)

続・九羽のオグロシギ

九羽のオグロシギの続きです、写真を精査して見ると中に一羽の膝(脛節)にジャンボタニシ(スクミリンコガイ)のような大きなコブがあるのを見つけました、脛節の奇病でしょうか?気になりました、写真では仲間と同じように採餌をしていますので採餌などの動作には支障がないように見えますが、薬害なのか怪我の後遺症なのかそれとも遺伝?なのか素人には判りません。

2001_3

精査をしたら九羽のオグロシギの写真がありました、コンクリートの壁に見えるのはジャンボタニシのピンク色の卵です。

2081_2

真ん中の膝あたりが膨らんでいます

3022_2 右端のジャンボタニシの幼貝?を摘んでいるオグロシギの膝あたりがふくらんでいます

3821_2

両方の脛節のあたりが不気味です

5031 ジャンボタニシがついているかと見間違います

5111 

両膝が見えました、異様な姿に言葉を失います。

2010年9月17日 (金)

続・名残りのハスカワ

仏様に叱られるかも知れませんがハスの花にとまるカワセミが見たくて、名残りのハスの花が咲く公園に懲りずに通っています。

1711

小魚を咥えて蕾にとまった瞬間です

2111

小魚を咥えて向きを変えてから食べました。

2951

次はどこに飛び込もうかな~~~

3021 またも蕾のところです

534 ここでも蕾一番近い蕾でした

6701 ハナかと思えばハでした

6721 葉からの飛び出しでこの日も花にはとまりませんでした。

2010年9月16日 (木)

九羽のオグロシギ

道路際の田んぼに囲まれた休耕田に九羽のオグロシギが採餌をしているところに3人のカメラマンが全員手持ちで居ましたので仲間に入れてもらい手持ちで撮影しました。大型で嘴と足が長いオグロシギは昨年の今頃はこの付近の休耕田で三羽の家族か小群を撮りましたが九羽の群れは初めてです。また昨年(9月6日のブログ)は水面が浅く有害外来種のジャンボタニシ(スクミリンコガイ)が見えましたが今年はオグロシギの脛節まで水深がありました。昨日の朝一は真夏から一機に秋になった感じで今までのTシャツでは肌寒く震えながらの撮影でした、県内4ヶ所の撮影地を周り家に戻ってからは鼻水が止まらず、寝る前に感冒薬を飲んで寝ました。

207

採餌中のオグロシギ九羽いましたが一度に全部は枠に入りません

2301

離れたところにいた一羽です、若そうに見えました。

3371

嘴の先に小さな獲物を咥えています

3651

皆さんが最短8mまで近づいても飛び立つ気配がありません(飛び出しや飛翔が撮れない)

3920 田んぼとの畦道の傍

4180 真ん中の水面でタニシのような餌を咥えていますがジャンボタニシの幼貝と思われます

4620 餌がジャンボタニシの幼貝ならばオグロシギは益鳥さんです、エキチョウに敬礼!です。

2010年9月15日 (水)

名残のハスカワ

花期が7,8月の蓮の花が9月中旬になってもまだ残り咲きしています、早朝から開花したピンク色の花は午後には閉じてしまいます、蕾もまだかなり見えますので残り蕾と言うのでしょうか、仏様の花・極楽浄土の花と思われているハスの花にカワセミよ止まれと邪心を持って写真を撮る野心にはハスの花言葉「清純な心・信仰」は似合いません、カワセミもそれを知ってか知らずか花には止まらず玉(蕾)ばかりです、あっちの玉こっちの玉へと昨日はカワセミの名残の玉渡りの日でした。

015 朝一の蕾に来たカワセミ、とまって欲しいと念じた咲いていた手前の花は昼前には元の蕾に戻り神秘な光景を見ました

0241 次の移動先も蕾の上です

0301 飛び出しの直前

0801 ここは周囲も蕾でした、手前の葉もこれから開く若葉です、カワセミも若です

0891 そしてここに移動しても蕾です

1021 蕾から蕾への飛翔です

1061 ここでも蕾です、こんなにもハスの蕾が残っているのでまだハスカワが楽しめるようです。

2010年9月14日 (火)

休耕田のキアシシギ

休耕田のシギの続きです、タカブシギよりも一回り大きくタシギと同じくらいの大きさのキアシシギです。

001

体の大きさの割りには足が短い

0031

歩きながら餌を捕っていました

0101

正面から餌捕りを見ると

0441

今度は斜め左から

0141 歩きながらの餌捕りが続きます

2010年9月13日 (月)

水場のキビタキ雌

野鳥の水飲み場の続きです、キビタキ雌とヤマガラとメジロの出会いです、この水場ではキビタキ雌が他の小鳥を追い払う嫌われもののようです。

007 水盤の上はキビタキの縄張り?

0211_2

水盤の上の枝でヤマガラと鉢合わせ

0261 そしてその距離を置いて水盤の上に下りてきたが

027 ヤマゲラが水を飲む前に追い払う

0651 今度はメジロが枝にとまり

0801 そのまま水盤の縁におりるが

0891 やはり追い払う、水場はキビタキ♀の独断場のようです、キビタキ♂は一度もここには来ません、なんか分かる気がします。

2010年9月12日 (日)

水飲み場のセンダイムシクイ

神奈川県環境農政部の選んだ、かながわ探鳥地50選の弘法山・権現山公園の野鳥の続きです、金曜日の午前中10時頃から11時20分頃に水場付近に現れた、まだいた夏鳥のセンダイムシクイです。因みにかながわ探鳥地50選は水辺に住む鳥1-14の14ヶ所、海辺に住む鳥15-20の6ヶ所、人里に住む鳥21-27の7ヶ所、山地に住む鳥28-33の6ヶ所、丘陵地に住む鳥34-50の17ヶ所、合計50ヶ所です、弘法山・権現山公園は丘陵地の中で、34生田緑地(川崎市多摩区)35寺家ふるさと村(横浜市青葉区)36横浜自然観察の森(横浜市栄区)37源氏山公園(鎌倉市)38山崎(鎌倉市)39二子山・森戸川周辺(葉山町)40小網代湾一帯(三浦市)41片瀬川・川名緑地(藤沢市)42江の島(藤沢市)43八菅山いこいの森(愛川町)44県立自然保護センター(厚木市)45日向薬師周辺(伊勢原市)46平塚西部丘陵(平塚市)47高麗山(大磯市)の次に48弘法山・権現山(秦野市)この後は49吾妻山公園(二宮町)50真鶴岬(真鶴町)までの丘陵地合計17ヶ所のうちの一ヶ所です、まだまだ訪問した事がないお初の探鳥地が沢山ありますので今後の探鳥が楽しみです。

2631_2 上を見上げる下嘴の黄色っぽいのが目立ちしぐさが可愛い

2641 ムシクイは動きが活発で俊敏なので撮影には手ごわい小鳥さんです

2781 黄白色の頭央線が薄く見える

2901 水飲み台の下で水飲みと水浴び

3041 乾かすのも水盤の近くには来ない

3091 動きが早い中でのY字

3221 ようやく来た水飲み場の上の枝、ここから水盤には下りなかった

3471 白く長い眉斑と汚白色の腹が目立つ、水盤の近くでこれが午前中最後の写真、午後3時半まで二度目は現れなかった。

2010年9月11日 (土)

水飲み場のコサメビタキ

弘法山から関東ふれあいの道の階段を登るとそこは展望所がある権現山、ここは神奈川の探鳥地50選、西を向く平和塔の後方には権現山バードサンクチュアリがある、この観察窓から5,6mのところにある野鳥の水飲み場に昨日の2時半頃にようやく現れたコサメビタキです。

522

水飲み場の上にある枝にようやく来たコサメビタキ

5271

キョロキョロあたりを警戒

5321

水飲み場の縁にありるが直ぐには飲まない、水浴びをしない!

5721 水飲み場の下に降りる

5941 また水飲み場に来てよやく水飲み、水浴びの開始

6141 水飲み場でずぶ濡れになる

6171 水飲み場の後方

6291 水飲み場の上の枝に来たがまだ濡れている

6391 最後は水場後方の葉隠れで終了

2010年9月10日 (金)

尾羽を立てたタシギ

先週の休耕田からタシギ二羽の角突合せならぬ嘴突合せの争いです。タシギの尾羽の枚数は12-18枚、普通は14枚が多いが今回も数えてみると14枚に見えるが確証はありません。

6071 餌場での小競り合い

6361

尾羽を立て嘴をつき合わせてのファイトの開始です

6081

ひらりと飛び上がり華麗にかわす

6141

また睨み合い

6201

今度は左が飛び上がり

6231 平行になって仕切り直し

6391

両者尾羽を立てて姿勢の低い右が優勢か

6451 羽を広げてのライト攻撃

6491

とうとう左が逃げ出して終了です、尾羽の枚数は・・・12枚にも見える

2010年9月 9日 (木)

タカブシギ

先週撮影した休耕田のタカブシギです、昨日の激しい雨で稲穂などは無事でしょうか、水鳥さんたちも無事だったでしょうか、どこに避難したのでしょうか、それともどこかに移動したり渡ってしまったかな、いろいろ考えさせられます。

0391

手前がタカブシギ

0422 採餌の構えがいろいろあります

0752水蘚と水草の中でも

0272 こんなも水草も

0352 水の中でも

0701 水蘚のなかでも採餌でした。

2010年9月 8日 (水)

休耕畑のケリ

荒地のような土盛りした畑、ところどころに堆肥が無造作に撒かれているがまだ耕作する気配が見えないので雑草や枯れ草が散見する、左手と前方奥には田んぼが隣接している畑地である、実は昨日のセッカを撮影した田んぼはこの畑地と農道を隔てただけのところであるが、腰を据えてケリを撮るかセッカを撮るか迷った挙句に欲張って両方を狙ったので、昨日のセッカは棒に止まる場面と飛び出しの両方を撮り損ないセッカの尾羽を広げた折角の見せ場を撮り逃がしたのである、ケリも飛んだ姿や羽を広げた所をとり逃がした二兎追うものは一兎を得ず、駆け出しには簡単に一石二鳥とはいかないものである。そんなヘマをしたので単純・単調なケリの写真になりにけり、もっともここは休耕田(運が良ければタマシギに会える)を探して田園地帯で車を流していたところであるので最初から腰が据わっていなかった、これも下手な言い訳であるので下手な写真にケリをつけたいものである。

9831

田んぼの稲穂の方を見ています、昆虫でもいるのでしょうか

10181 頭から胸は青灰色、黄色いアイリングに虹彩は赤橙色

10261 二羽とも胸の黒い線が見える

10381 雌雄同色なので番なのか親子なのかわからない

10421何事も起こらない只の すれ違い

10561 ここには3羽いるが3羽同時に画面に入らない

10651 常に畑と田んぼの境にいた

11411

昆虫でも見つけたのか、こんな写真ばかりである。

2010年9月 7日 (火)

田んぼのセッカ

田園風景の中でヒッヒッヒッヒッと飛びながら鳴き、下降するときはチャッチャッ、チャッチャッと田んぼの稲穂の脇に立つ棒杭にとまるセッカです。芦原で両足を開いてとまるでポーズとは異なる雰囲気です、逆光からの撮影では稲穂が黄金色に輝き実りの秋に小さなセッカが大きく見えてよく似合いました。

8891

田んぼの脇に数本ある鉄棒にとまったセッカ

8971

更にトリミングをしてみました

9101

もっとトリムしてみました

9191

三脚の位置を右にずらして背景から田んぼを外してみました下の田んぼの稲穂に来る虫が目当てに何回もこのお気に入り来るようです

9551

また撮影場所を変えてみました

10691 

今度は逆光気味から別の杭に来たセッカです

10771

黄金色をバックに可愛い足と白いお腹がよく見えました

2010年9月 6日 (月)

休耕田のタマシギ

9月になっても暑さは続きますがブログも昨日の続きです、同じ休耕田の反対側(向かい側)の畦にいたタマシギ雄です、畦の後ろの田圃の稲穂は一週間もすれば稲刈りが始まる様相でした。

048 後ろの稲は「実るほど頭の下がる稲穂かな」

0541

台風が来る前に稲刈りが終わると良いですね

0561

タマシギも巣立ちの季節ですが雛が見えませんのでここは営巣場所ではなさそうです?

0601

この日は近くにいたタシギを撮影中に後ろの田圃に消えました。謙虚に消えたタマシギに見習い今朝は4枚で御仕舞いです。

2010年9月 5日 (日)

休耕田のタシギ

久し振りの休耕田、それにしても年々減少してめっきり数が少なくなった県内の休耕田に早くもタシギの小群が来ていました。今年はCBD/COP10 生物多様性条約第10回締約国会議が10月に名古屋で開催されますが、生物多様性の厳密な意味がわからないものの、日頃から地球温暖化をはじめ生物多様性の減少危機を感じていますのでこの休耕田の減少も水生植物・水生動物と淡水にやってくる鳥類の減少に連鎖して、生物多様性からのたくさんの恵みが無くなっていくことを危惧しているのは私だけではないと思われます。

1241 剣道の朝稽古の立会いに見えましたがだいぶ日の出が遅くなったので5:25分では朝日が入りません

1251 手がないので小手技はありません、これは面技で一本でしょうか

1261 返しに胴技の突きです、まだ薄暗いうちから激しい朝稽古のように見えました

1951 休耕田の隅で餌捕りの小競り合いです、尾羽を広げて興奮しています

2651 5:30水面中央に朝日が指したなかで長い嘴を根元まで水中に入れての採餌です、それにしても朝日が入るとこんなにも色が違います

3631 まだ朝日が入らない休耕田の日陰で4羽の群れです

4221 休耕田の真ん中で朝日を浴びて水浴びの開始です

4381 深いところで水浴びと思われたが最後に立ち上がると脚が見えましたので、上の写真はしゃがんで行水姿勢(古い表現です)水浴びをしていたようです、写真の上の方には逆さ富士が水面に写っていました。

2010年9月 4日 (土)

アオバトの冒険

冒険は危険なことにチャレンジすることですが、海水を飲みにくる大磯の岩礁はアオバトにとっては時たま襲来するハヤブサよりも安全なのでしょうか、台風7号が日本海側を通過した日に大浪を予想して撮影に来ましたが予想していたよりも穏やかな波でした、隣で撮影されていた方は初めてのアオバトなのか波が大きいと言われていました、同じ波を見てこのように目的が異なると見解の相違があります。今年の夏は過去二度(一度はキョクアジサシの時)来ましたがアオバトのブログは一度も貼っていません、それは波が穏やかであったのが理由です。3度目の今回は今年一番波が荒い気がしましたのでアオバトの冒険です。

2681

岩礁の穴に溜まった海水を飲みにきたアオバト

3451

AFが波にさらわれますのでピントが波にいきます

4191

波が来て飛び立つアオバト

4290

海上を飛翔する(これは50羽ほどの群れの一部です)

5981 一つの岩礁で波とアオバトの様子です、この日は磯に釣り人が入り陸続きになる岩礁にはあまり来ません

6011 小さな岩礁に来たアオバトに打ち寄せる波

6021 まだ海水を飲んでいるのもいますが逆に波に飲み込まれそうです

6031_2 難を逃れたでしょうか

6041 無事に飛び立ったようです

6061 波がなくなり最後の一羽です

2010年9月 3日 (金)

夏の思いで、白い勾玉と赤い足

9月に入ってもまだまだ続く真夏のような猛暑日に今朝は涼しそうな思いでのひとつです、目の周りだけが勾玉の形で白く、全身が黒褐色で足が可愛いゆくて赤色が目立つケイマフリは海産物グルメの島(港にある飯屋のうに丼が旨かった)でもある北海道・天売島の思いでのひとコマです。

0310 ウミネコの乱舞する天売島では断崖絶壁だけではなく、このように絶壁の下、海岸にもウミネコが営巣しているように見える

0350 海岸の岩が海鳥の糞で白くなっています、海辺の黄土色は海獣の油?自然が豊かな証左です

2221このような 蒼い海には少数派のケイマフリがいます、断崖絶壁で営巣しています。

1131 目の周りの白い勾玉が可愛い

2401_2 エメラルドグリーンの海に白い勾玉と赤い足

2292 白い勾玉と赤い足のダブルです、もしかして番かも(カモではない!ケイマフリだ!)

2010年9月 2日 (木)

ハスヨシ

9月になっても猛暑が続きスーパー猛暑とも言われるなかで昨日はハス池で異変を見ました、翡翠の代わりに大葦切が蓮の花に来ました、ここで一苦です「蓮に善し 大葦切の 花実かな」 大葦切の写真はハスの花にも善し、実にも好し、茎も良し でした、ここで一笑です。暑くて句にもなりません。

0021 ハス池の端にいたオオヨシキリ

0061 オオヨシキリのエサはアシ原などで昆虫類・クモ類・草木の実などの採取であるがハスの如雨露の上でキョロキョロしています

0121 このハスの実はまだ青いのでハスの花に来る昆虫かクモか?

0191 しきりにあたりを見回す

0291 下目線はカワセミと同じ、まさか!小魚捕りではないでしょう

0401 ハスの葉陰にも注視しています

0571 他のジョウロの上に移動して

0751 最後はそこからアシ原の方に飛び去りました、これがハスに来た珍しいオオヨシキリの初の写真です。

2010年9月 1日 (水)

夏の思い出、デコイの島

ウトウやウミネコなどが繁殖期を迎える夏には天売島には100万羽の海鳥と人が共存する島であるが、この島のシンボル(羽幌町と天売島の港には大きいオロロン像が出迎えてくれる)オロロン鳥と言われるウミガラスは50年前くらいには島には8000羽も生息していたのが今世紀に入り一時は十数羽まで激減した、かって繁殖していた垂直の岩場や赤岩には無数のデコイ(鳴き声をスピーカーで流すデコイのコロニー)を環境省が設置して呼び戻しの甲斐があってか、今では数十羽に増えたオロロン鳥が観光の目玉のひとつになっている(グルメには日本一のウニ丼かな?)その人知を尽くして垂直の岩場に設置したデコイ(模型)の写真が天売島の夏の思い出のひとつである。

0750 断崖絶壁に設置されているオロロン鳥のデコイ、いろいろな姿勢のオロロンが群れているように見える、

0790 動くものがあればそれは本物だが・・・・

0810 観光船は左から右に進行、カメラを引いたこの岩場のデコイの全景

0850 別の岩場でも動くオロロンを探すが・・・見つからずオロオロするばかり

0870 本物はどれか?いるような気がするが船は進む

0890 これらもデコイだ!

176 いた!本物は絶壁下の蒼い海にいた!

1973 岩場の海に浮かんでいた!

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト