曼珠紗華と毬栗の百舌
秋の長雨ともいえる嫌な毎日、昨日の貴重な秋晴れに二度目の巾着田曼珠紗華公園に出掛けたが風景写真の人は明るくなってからヒガンバナの群生地に行くが、ここに来る鳥撮りの思惑は同じと見えて6時頃コスモスの群生地に到着した時には既に12台の三脚がコスモスに向っての砲列である、目的のノビタキは居る様子がない、そのうち鳥撮りのカメラは20台近くに増えてきたが肝心の主役のノビタキが来ない、自分よりすぐ後から来たのは鳥友のMさんなどコスノビ(コスモスとノビタキ)撮影が目的のカメラマン達、まだ暗いうちから来られたと言うKさんと3人で暫しの雑談、話題は忘れた三脚(忘脚)の自慢話?で落ちがつくのはいつもの通りであったがKさんの場合は忘脚は出てこなかったとお聞きして世の中善意の人ばかりとは限らないようだ。ラジオが娯楽の主役であった時代に放送時間に女湯が空になったという往年の人気ラジオドラマ、君の名の冒頭「忘却とは忘れ去ることなり」が流行語になってから幾久しい(五十数年前)、ラジオのイントロでは「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」・・・それが頭の隅に残っていたのか「忘脚とは忘れ去るものなり、忘れ得ずして忘脚を持ち出す頭の悲しさよ」・・・鳥撮りを始めてから三脚を何回忘れたか、何人もの親切な鳥友が届けてくれた忘脚件数を忘却してしまった、昨日の空振りで今朝は寝惚けの戯言を書いてしまった!
昨日の巾着田曼珠紗華公園、後方は高麗川、ノビタキも蝶々もいないので今は盛りと咲くヒガンバナを撮る
100万本と言われる曼珠紗華が咲く中に白い花が数十本散見する
入園料200円で中に入ると巾着田曼珠紗華公園内にある説明文
「野鳥」カテゴリの記事
- 初見・初撮りのシマフクロウの回想 (2023.06.01)
- 宮古島・來間島の回想録(2023.04.10)
- 18のフクロウの置物(2023.04.08)
- 早咲き桜の寒緋桜にヒヨドリ(2023.03.18)
コメント