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2010年10月 3日 (日)

水場のオオルリ若様

昨日は三週間振りに神奈川の探鳥地50選の一つ弘法山・権現山公園に夜打ち朝駆け気分で行く、鳥友から送られて来たメールに添付されていたキビタキ雄とここではまだ撮れていないエゾビタキが狙いであったが、まだ夜が明けない暗いうちに車が5,6台置ける上の駐車場に着くと既に湘南ナンバー1台の先客がある、この時は4つの観察窓はまだ全て予約が入っていないだろうと気軽な思い、観察窓の前で椅子代わりにする脚立を担いで懐中電灯で山道を照らしながらサンクチュアリを目指す、通い慣れた関東ふれあいの道も真っ暗の一人歩きでは気持ちがよいとは言えない、水場に着くと暗いなかで人の気配に元気がない声でおはようございますと挨拶するも、なんと4つの窓両脇に先客の二人が座り一等席の真ん中に二つの三脚と椅子が置いてある、石段の上には人影、こんな暗いうちからビックリと同時にガックリ、それではとかって知ったる壁の右にあるサンクチュアリ石碑の前に、ここにもなんと先客の椅子が・・・しかたなく右端の木立の横に脚立を置いて車に戻り明るくなるのを待つ、出だしから過熱する権現山の先陣争いに負けた思いを知る、眼下の秦野の街はまだ一番電車も走らない丑三つ時を過ぎた夜明け前である。6時前にカメラと640と三脚を担いでまた関東ふれあいの道を登る、自分の脚立を置いた処の左脇と右脇にもカメラマン、左斜面の観察窓にもYさんが来られていた、今朝はカメラマンが多い割には鳥の出が悪い、3時間以上待たされてようやくお出ましになったのは大瑠璃の若様であった。

1201 まだ幼い若様

1281 頸から上面の褐色は雌と見間違う

1331 青い背羽が少し見えるので雄と分る程度の幼鳥、成鳥の白いお腹と比べるとまだ淡褐色である

1371 後ろの緑ボケと水盤の桜の枯葉の前ボケ、撮影距離は12mのFXフルサイズのトリミング

1501 ようやく瑠璃色というよりも空色の羽がオオルリの若様の証、青くなりかけた背羽が立っている、右に前ボケの木が有り目障りなのでカット、一等席が羨ましいと思いながらシャッターを切った一幕

1731 朝日の直射を避けた日陰で水盤から落ちるシャワーを浴びているように見える、この位置は左のYさんからは死角では案じながらの撮影、もっともここに来る前は水盤の後ろや左にいた時はこちらからは死角であった。カメラマンが公平に撮れるのは水盤の上や水盤の上の枝である。

1831 気持ちがいい!と羽ばたきを最後に9時から7分間の若様の出番が終幕、この時期は日本三鳴鳥ともいえども鳴き声の良さを聞けないのが残念である、もう一つ何故かここでは成鳥雄ではなく毎年若様が来る。 若様が 一羽来たりて 水浴びか

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コメント

ケンさん  こんにちは

いつも鮮明で色再現の作品を撮られていて、見応えがありますね。
オオルリの若狙いで、朝一番のケンさんより早いカメラマンがいて、観察窓からの撮影が出来ないとは、信じられませんね。
私が通っていた頃は、始発電車で6時前に着けば特等席が確保出来ましたが。
数年前、サンコウチョウの巣立ち場面を撮りに林道に知り合い3人で行った時、真っ暗な中で座って待っていたケンさんを思い出しました。
権現山も林道のサンコウチョウ並みとは、恐れ入りました。
私はこの2日間、地元の湾岸公園で青空バックに、コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ雌を撮って来ました。
青空バックは、絵になりますよ。

投稿: ヤマ | 2010年10月 3日 (日) 10:49

ヤマさん
こんにちは
写真の大先輩のヤマさんにお褒めの言葉を戴き穴があったら入りたい気分です。
大磯で初めてお会いした6年前と違い昨今は野鳥撮影のカメラマンも増えた社会現象でしょうか、今時期の権現山は昔と異なり暗い内からの先陣争いが過熱しています。
青空の下での野鳥撮影をされているお元気なヤマさんの近況を知り嬉しくなりました、ありがとうございます。

投稿: ken | 2010年10月 3日 (日) 16:46

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