やんばる希少動物三種三昧
まだ貼っていない写真がありましたのでこれを最後にやんばるの希少種・固有種3種を終了します、ノグチゲラ(特別天然記念物・レッドリスト絶滅危惧A類(CR)、ヤンバルクイナ(国指定天然記念物・レッドリスト絶滅危惧A類(CR)、ホントウアカヒゲ(国指定天然記念物・レッドリストB類(EN)、「ウフギー自然館HP調べ」、ヤンバルクイナとノグチゲラは採食の様子です、ホントウアカヒゲは鬱蒼としたやんばる森の中、青いシダと苔の石の上です。
ヤンバルクイナは丈夫そうな赤いクチバシで落葉をひっくり返したり草の下の土の中に潜むミミズや昆虫など、地表のトカゲやカエル、草に付くカタツムリ、草にとまっているバッタなどを飛びついて採食するだけでなく、このように植物の実を採食する場面を初めて見ました。
車の中から観察していると上の方の熟した実は飛び上がったり背伸びしていました、どれが熟しているのか思案中のように見えました!まだ殆どが青い果実です
白い花が咲く中で紫色の熟した実を葉陰で食べました、食後のフルーツとしたらグルメなヤンクンです
シダとコケの素敵なやんばるの舞台にホントウアカヒゲが本当に似合います。
顎から胸元にかけての立派な黒い鬚、コマドリの学名は日本語が付くErithacus Akahige、アカヒゲの学名はErithacus komadori、人間が付けた学名が逆になってアカヒゲが迷惑だ!とり違えた学者はいいかげんだ!とトリが言っています。
比地大滝の遊歩道で半日待ってようやく見たノグチゲラ♂、手前の枝葉で被り位置を変える瞬間に観光客が通過して飛ばれてしまった、とり逃がした採餌中のノグチゲラ
やんばる森林公園で仰向けに採餌中のノグチゲラ♀でした。いつもRAWとJPEGで撮影していますがRAWは時間が掛かるのでブログにはJPEGのFINEを現像しています。
これで4月12~14日スギ花粉の無い大満足の二泊三日のやんばる退避の旅を終えて帰浜この一週間はクシャミを再発・連発しながらの自宅退避の日が続いています、明日からは11日のスギ花粉避難の石垣島です。
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コメント
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ural owlさん
こんばんは
当ブログを拝見して頂きありがとうございます。
二年前も4月の二度目のやんばるでした、
今回は幸運でたまたま撮れた3種です。
3種とも繁殖の時期に入っていますので
一部には抱卵で♀が見られませんが3月は寒かったのでまだ交尾も期待出来る時期です、活発に囀りや♂の餌取りの動きがありますので見られる機会が多いと思われます。
投稿: ken | 2011年4月21日 (木) 20:34
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいております。
沖縄の3種すばらしいお写真に感激です。
実は今年2月に訪沖し探しましたが見つけられずに帰りました。
またチャレンジするつもりですが、よく勉強していきたいです。
4月ころのほうがいいでしょうか?
投稿: ural_owl | 2011年4月21日 (木) 15:24