小樽市の交通博物館
上野→札幌間に豪華寝台特急カシオペアが運転開始したのは今から12年前の1999年7月16日、この年の9月にカシオペアで上野から札幌駅まで17時間の寝台特急カシオペアの旅をした、この時に当時は小樽市交通記念館と呼ばれていた時にここを訪れている。現在は小樽市総合博物館に名称が変わっていたが鉄道好きの匠君と夫婦3人での再訪である。
日本の鉄道の開業は明治5年の新橋・横浜間、明治9年の京都・神戸間そして三番目が明治13年にこの小樽手宮・三笠幌内間である、今は大阪・交通科学博物館の義経号一号機と大宮の鉄道博物館の弁慶号二号機、ここに展示してある静号6号機は北の大地で活躍したアメリカから輸入した8台のH・Kポーター社製の蒸気機関車で現存しているのは義経号・弁慶号・静号の3台のみである。昔よく見た西部劇に登場する蒸気機関車そのままの姿をここでは静態展示している。ここでは北海道の内陸部への貨物輸送で活躍したようだ。写真は鉄道院・貨物駅夫の法被を着た匠君と駅長帽を被り正服を着て見た、静号のスカートのような障害物(牛)除けの横で記念写真、男二人と静御前と孫達に評判のウルサ御前?
旧手宮機関庫と転車台は鉄道記念物、準鉄道記念物・気動車キハ031、蒸気機関車大勝号
ジョルダン式除雪車キ752、キ718、ロータリー式除雪車キ601、動態展示のアイアンホース号は静号と同じH・Kポーターの蒸気機関車、午前11時から転車台で方向転換して客車を牽引して西部劇に登場する勇姿で構内を走ります、12年前は実際に乗車したが今回は乗車する時間が無かった。このアイアンホース号は2年前には生誕100年の式典が行なわれた。
北海道らしくいろいろな除雪車を展示、機関車に押してもらうラッセル式除雪車キ1567、ディーゼル機関車DD1617、DD13611、プラットホームに停車するキハ56-23
電気機関車ED75 501、C126の運転席の匠君、蒸気機関車C126
救援車オエ61とスエ78の内部、脱線事故などの救援に駆けつけるため資材と道具が準備され長時間対応に宿泊設備と炊事場所も設置されている。
蒸気機関車C5550、運転台、運転台の匠君が汽笛の紐を引っ張る、機関手になりきっているようだ
郵便車の中、電気機関車ED76509、ED76509の運転台、大規模な屋外展示の博物館には約50両の車両が展示されているが中には錆付きや塗装が落ちているものがあり、この日も炎天下に錆落としや塗装作業などが開業前からボランティアの人達が活動していたので頭が下がる思いであった。
蒸気機関車C5550の再登場です、1937年汽車製造製の3つ年上のC5550脇役の「爺GOGOGO」はどこえ行くボトル片手にボーとして蒸気機関車に熱中、釜を炊いていなくても30℃以上で熱中、孫の前で照れくさい熱中爺でした。
静号の後ろに連結されている鉄道記念物 い1号客車の内部、静号、帰りに撮影した本館の改札口(入館口)開場は午前9時半なので約1時間弱で見学終了。前日の8月4日は小樽市でも30℃を越えこの日も晴天でお茶のボトルを片手に暑い中での見学であったが鉄道フアンの孫と良い思い出を残した。
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