頭の無い鯔
一年は早いもので今日は12月の頭です、先週の頭にお頭のない鯔を掴んで飛んで来たミサゴです、ボラを獲るといつも下流に飛んで行きどこかで採食していたと思われるミサゴが何故か下流から飛んできました、下流でボラを獲ったのか、採食中にカラスなどの邪魔者が入り逃げてきたのか、仲間内の餌の取り合いなのか、あるいは他の猛禽が襲ってきたのか真相は青空の中です。 ボラに纏わる語源が多いのは昔から日本人は暮らしの中でボラとの付き合いが多かったのが真相です、まだ世間ずれしていない若い女、生娘、未通娘を「オボコ」と読んだり、魚河岸の若者が「イナ」の背の形をした鯔背銀杏(いなせいちょう)の髷を結っていたことから粋で威勢が良くさっぱりしている様を「いなせ」の若衆と呼ばれたことから、一番知られているのが「トドのつまり」出世魚のボラを最後にトドと読んだことから物事の結末。今は釣れても食べないボラを昔は食していたので身近にボラにまつわる語源が多くあったようです。
大事そうにボラを抱えて下流から飛んで来たがボラのお頭が見えません、お頭はどこえ行った!親分が消えた?
お頭の無いボラを抱えてダイサギの居る中州で中休み
採食シーンを見たことがないので心のなかすで催促したが・・・
期待に反してボラを持って直ぐに飛び出し、ボラを置いていけばズボラと言われる、ボラとは関係ない語源
ミサゴの飛び出しのシーンにダイサギはし~んとして見送る
対岸の木々の前をボラをぶら下げて飛翔、ボラさがり?
更に青空の中を上流の堰を飛び越えてどこかに消えて行った!下流から目の前を通過して上流へ消えて行った理由の判らないミサゴの行動でした。
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