蕪栗沼の菱喰
鳥名のヒシクイとは菱(ひし)を食べるという意味です、菱は水草で沼や池に自生する水面に三角状の葉を広げる、実は菱形で両端にトゲがある、三菱の紋所はこの植物からとっている。マガンとともに蕪栗沼で見られ翼を広げると最大190cmにもなる大型のガンの仲間です、冬鳥として渡来してくるヒシクイは約8割がオオヒシクイと言われる、12月9日現在の蕪栗沼にはオオヒシクイが193羽が渡来しているのでこららの写真はオオヒシクイのようです、ヒシクイには多くの亜種(種に分かれる前の段階)がいて一番大きいのがオオヒシクイという仲間です。ヒシクイは嘴が太くて短く額と嘴に角度がある、オオヒシクイはヒシクイよりも嘴が長めで額から嘴がなめらかに続いている。蕪栗沼のHPを見ると蕪栗沼ではマコモというイネ科の植物の根茎部(地中にある茎)を掘り出して食べているようです。
くもり空の日に対岸の一番近い場所にいたがCMが撮影していると気づくと遠くなる対岸左手の方に移動していく、右の二羽の後ろに居るのがなんとなく体が小さく、嘴も短く、頭からの角度があるように見えたのでもしかするとヒシクイかも知れないが確証はない。
額と嘴に角度がある後ろに居るのがヒシクイに見えた?
曇天の下の採食後の休憩、黒褐色が余計に黒く写る
左のオオヒシクイは羽繕い中にこんな姿も見せる、見せるというよりこれは魅せる方です。
右は羽繕い中に白目を見せた、気持ちが良いのかな?
晴れ間が見えるとオオヒシクイが鮮やかに映る
陸に上がるとこんな犬のような可笑しな格好も見せるオオヒシクイでした。
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