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2011年12月20日 (火)

蕪栗沼の尉鶲

常鶲・尉鶲と書いて冬鳥のジョウビタキです、昨日のベニマシコは蕪栗沼の迂回路にいたがこちらは沼を周遊する遊歩道の道端の木にいた、蕪栗沼でオオヒシクイの群れを撮影中にこのあたりを縄張りにするジョウビタキ♂が活動していたのである。 以前ここでカスミ網を使い野鳥の渡りなどの生態調査をしていたのを目撃したことがありますので今回撮影した現場の写真とその記憶を記しておきます。

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縄張り宣言の囀り、小鳥が少ない時期に頑張っていた。

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寒空に銀髪と体下面の橙色が一際目立つ

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頭の銀髪と喉の黒、翼の白斑、腰と外側尾羽の橙色

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右側が蕪栗沼、左の奥に迂回路、下の案内板の現在地付近の写真です

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上の写真の手前にあった天然記念物オオヒシクイの観察方法の案内板、オオヒシクイの観察には迂回路を勧めています

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ここが上の案内板で立ち入り禁止の対岸まで続く葦原の中にカスミ網を張る余地を作り調査研究目的にカスミ網を仕掛ける通路です、今の時期はカスミ網はありませんが右の沼の中央を横切る葦原が環境省から委託された山階鳥類研究所が高さ2m位、長さ百メートル位?のカスミ網を通路の中央に張る場所です、調査時期になると葦原に生息する小鳥が一網打尽にカスミ網に引掛かり、他の場所や他国などで付けた足環の確認や新たに足環を嵌めています。対岸までかなり長い距離にカスミ網を張るのでカスミ網から早く外さないと小鳥にはダメージが大きいと思われる。

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カスミ網の無い時期で良かったと尻尾を上下に細かく振って寒空にヒッヒッと鳴くジョウビダキ♂でした。

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