雪の山道に画眉鳥
画眉鳥の前に賀美状の話です、賀状は華美になっても逆にカビが生えるような古臭さも拙いですね、それで野鳥写真で美しい賀状を目指して賀美状という造語を使いたいと思います。 今朝ははからずも朝日の天声人語と同じように早くも1月が尽きた話から始まりです。齢のせいか年々時の流れが早くなるような気します、もう1月が終わり早くも月末の晦日です、後10ヶ月で賀美状作成の秋(とき)が来ます。 リタイア後はそれまでの1/2以下に大幅に減量した年賀状だがそれでも昨年は200枚を作成した、会社関係は減ったが野鳥関係が毎年微量に増えるためである、安否確認のような賀状だけのお付き合いでもいろいろと楽しいものがある、同じ辰年の同い年の茅ヶ崎の友人からは自筆の絵の賀状を今年も戴いたが趣味の世界に生きる楽しさ嬉しさを報せてくれる。また楽しみのひとつにお年玉年賀状の抽選がある、当選番号が1月22日に発表されたが今年もいつもの年と同じく下二桁だけの当選であった、27と44が7枚あった、辰年年男にラッキーセブン!。その内の3枚は印刷が逆になった失敗、奥様が亡くなったのに宛名が連名のままであったのを出す前のチェックで気付き連名を削除して印刷し直した誤り、先輩に宛てた下二桁の44番が気に入らないので他の番号に替えて出した残り物から当選したものでした。当選番号を出さずに先輩に失礼をしましたと心の中で謝る。 毎年11月下旬頃から年賀欠礼状をいただくが多い年は20通前後の年もあった、いままでは大概は本人から両親や身内のご不幸があった欠礼状であったが最近は自分と同じ齢の方が亡くなり奥様からの欠礼状をいただいた時はいよいよ自分も旅立ちの仕度を考える年齢を感じた、7年前からは鳥友からの賀状が徐々に増えてきたが三十代の鳥友が亡くなった報せを母親から寒中見舞いでいただいた時は愕然とした、鳥撮りの時々メル友の先輩が亡くなった時はどこからもメールなどの情報は無かったが暫くして鳥撮り仲間から聞いた時は半年も過ぎていた、それからは便りが無いのは元気な知らせとは昔のことでメールが来ない、出さないは元気でない証と思うようになった、今年は鳥撮りをデビューした公園で颯爽と自転車で走り回っていたお世話になった温和で親切な鳥撮りの先輩の息子さんから父親が認知症が進み筆をとることもままならなく本人にかわり寒中見舞いをいただいた。ついこないだまで元気に鳥撮りを楽しんでおられた先輩の驚愕な姿を知り人生の儚さを思う。いつかは人生が終わるがその前に趣味の鳥撮りが終わるを知る。”情けは人の為ならず” 情けを報せると書いて情報とはよく言ったものだ。 人思えば我思わるる賀状かな。
先週末に国道20号線を景徳院入口から216号線にはいると一車線分を除雪している雪の山道を上り、上日川峠まで約10kmの地点を通過中に前方の道路中央でうずくまる鳥を発見した。
上の六枚は先日見ていたTVショッピングで購入したOLYMPUSのコンデジSZ11、14メガピクセル、レンズ4.5~90mm、35mm換算25~500mm相当を試し撮り、鼻の中からの内視鏡でお世話になっている不祥事を起こしたオリンパスを応援するつもりで1万6千円の買い物をしたがメモ帳代わりには十分使える。
道路中央で動かず蹲るガビチョウを発見、運転席から200-400mm+D300で撮影
車から降りて近付くと2mくらい移動して除雪した右側でこの状態
更に近付くと道端の壁にへばりつく
また近付くと2~3m飛んでまた雪の中に蹲る、この後の写真は上のコンデジ写真の下の4枚がその後の写真となる、怪我をしているのか?餌がなくて弱っていたのか?長く飛んでも10m位であるが後ろから除雪車が来るので走り過ぎたが囀りで高名なガビチョウが鳴きもせず、目も伏目がちで弱弱しくその後に命が尽きたかどうかの確認は出来なかった。
昨日は各TV局が富士山周辺の異常現象として河口湖町の地震の報道をしていたが観光地であるだけに外国人(春節時期で中国・台湾が多い)のキャンセルが多かったと嘆き節の報道を見た、このブログの検索フレーズでも10位までに6件の検索があり、富士山周辺の異常現象は野鳥撮影者にも関心が高い話題となったようです。
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