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2012年3月

2012年3月29日 (木)

河津七滝と踊子像

414号線を河津駅から約9km、大噴湯公園から約7kmの河津七滝ループ橋が見える河津七滝入口を右折して直ぐに414号線の下に「上条の桜」がある、ここで車を桜の下にあるスペースに車を置いて上条の桜を撮影、桜に来たメジロとヒヨドリを撮る。その後に七滝観光センターに向う、町営無料駐車場の入口にある「隠居の桜」を見ながら駐車場に車を置いて七滝(ナナダル)見物に向う。

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河津七滝入口を右折して直ぐに夜間ライトアップしている上条の桜がある、この桜の手前に駐車スペースに車を停めての撮影、高架の414号線はこの先が河津七滝ループ橋となる。

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ここにもメジロがいた

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ヒヨドリも来た

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「隠居の桜」の前から川岸に降りると二つの川が出合う場所が出会いの滝である、画面右からの滝と正面の滝が出会いの滝

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河津七滝(かわずななだる)めぐり、水が垂れる→垂水から滝ををタル呼ぶ地元の古語。

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3月14日は初景滝の手前で法面の落石補修工事でへび滝、えび滝、釜滝へはここからは行けなかった。

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かに橋から撮影した流れ

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初景滝に行く手前にある伊豆の踊り子の石像、川端康成の伊豆の踊子は背中に太鼓を背負っていたがその通りの姿である。

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伊豆の踊子役はその時代のヒロインが演じていたが田中絹代だけは記憶がないが美空ひばり は中学時代、山口百恵の時代は子供が二人いた。

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遊歩道が初景滝の手前で工事中の通行止めでしたので120mmで撮影、この滝の右にも伊豆の踊子の像があるはずであるが遠くてよく見えない。 
ナナダルの中で出会いの滝・かに滝・初景滝と見たのは三滝(ミダル)だけでであった、これでは半分も見だるである。

二日前から日本最西端の島などにスギ花粉からの逃避行でマスクのいらない生活をして野鳥ブログとこのプチ旅行記は暫く休みます。

2012年3月28日 (水)

峰温泉大噴湯公園

峰温泉大噴湯公園(みねおんせんだいふんとうこうえん)を初めて観光したのは3月14日の10時頃、約100℃の大噴湯が一時間毎のタイマーで地上約30mまで約1分間噴きあがる。青空にまるでホワイトデーの祝砲のようである、これを熱い思いで見る。9時開園の9時半、10時半、11時半、12時半、1時半、2時半、3時半の一日7回無料で見られるが平日の火曜日と金曜日は温泉やぐらの噴出孔を塞ぐ湯の花の清掃でお休みである。

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峰温泉大噴湯公園はこの温泉会館横の川岸から歩いて2~3分くらいの処にある。

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3年前に新装の峰温泉大噴湯公園の入口、入口前は無料駐車場

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峰温泉大噴湯公園の広場、ここでも河津桜が満開であった。温泉やぐらから湯煙が常時青空に昇る。

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峰温泉大噴湯公園内の足湯、大噴湯の噴出の10時30分まで20分くらいの時間があったのでここで足湯に浸かる、左には河津桜が満開でメジロが遊びに来ていた。

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ゆるキャラのフントウー君、後方に見えるのは大噴湯の温泉やぐら

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10時半ピッタリに地上10mの温泉やぐらから間歇泉のように地上約30mまで噴出する、青空の白雲を背景に白い湯煙が勢いよく1分間噴きあがる。風下にいると湯を浴びることになる。
公園スタッフの説明では常時約100℃の温泉が毎分約600リットル噴出しているのをタイマーセットで1時間に一度日に7回だけ約1分間の噴き上げショーを演出して、普段はこの温泉を近くの温泉会館などに有効利用している。

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二個100円の生タマゴを買い15-20分大噴湯を見てから取り出して足湯に浸かり食べている観光客がいた。自分は見る前に茹で上がった二個100円の玉子を食べながら時間待ちで足湯に浸かった、玉子と足湯は人様々である。観光はまだまだ続くこの後にここから車で10分位の河津七滝に向う。

2012年3月27日 (火)

熱海の白梅目白

日本一早い熱海の梅まつりは3月4日既に終了していたが熱海梅園の遅咲きの白梅の品種、白加賀が咲いていたが一重の白梅にメジロが戯れていた。(撮影日3月14日午後)
スギ花粉の最盛期に毎日家にいても花粉に悩まされていますので家中にティッシュの白い花を撒き散らしています。明日から暫く南の島にスギ花粉の避難に行ってきます。

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梅まつりは10日前に終わり殆どの梅は花盛りを過ぎていたがこの白加賀だけはこれからが花盛りでメジロの人気を得ていた

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メジロがホワイトアイリングの目で白梅をジロジロ

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白梅と白いアイリング、どちらが白い

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白梅の真下から幹ごと撮影

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緑の中で白梅の花芯を一心に吸引の様子

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白梅に飛んで来た

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そして白加賀の花蜜を採食

2012年3月26日 (月)

柑橘椋鳥

昨日の鵯と同じ日同じ場所の続きです。河津町営踊り子温泉会館のとなりにある夏蜜柑園に遊びにきたムクドリです。柑橘類が好きなヒヨドリよりもここに来る回数が多い鵯越の椋鳥です。
ムクドリの行動を観察していると柑橘類を啄ばむ光景はありません。下草の生
える中で採餌をしているようです。

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夏蜜柑それとも甘夏蜜柑あるいは八朔なのかこの手の柑橘類は見ても分らない。カメラをビビットに合わせてあるので色が実物よりもオレンジ色に近くなる。ハッサクならばもっと黄色いはずである。

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実の上から少年ジャンプ

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別の木に来たが実には見向きなし

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近くの木に来たがこれがギンムクならば最高!

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ムクドリの嘴はもう少し黄色いかも?

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実から身を投げる

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明るい地面で採食の開始

2012年3月25日 (日)

柑橘鵯

頼朝よりも義経の方に肩入れする昔からの判官贔屓である。鵯(ヒヨドリ)の漢字を出すには、義経が精鋭七十余騎で平家の陣営に奇襲を掛けた有名な鵯越(ひよどりごえ)を入力するとヒヨドリの漢字が出てくるのである。ヒヨドリだけの入力では出てこない。
鵯越の逆落としで義経は少数精鋭で一躍有名になったが鵯の方は秋の渡りの時期に大群で渡るのが有名である。
今日のヒヨドリは半月前の河津桜見物時の写真である。

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柑橘類を輪切りにして木に刺しておくとヒヨドリが採食する写真はネットで時々見かけるがこれは果樹園に来たヒヨドリ

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夏蜜柑?をキョロキョロ見ていたがまだ売り物にならないのか?熟れているものがないようだ!

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ヒヨドリが柑橘を啄ばむ様子はなさそうであった

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実は沢山あるが嘴を刺す気配はなし、啄ばむ気配はゼロ

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ピーィピーィピーィ たべてぇ~と喧しく鳴いただけでした。

2012年3月24日 (土)

河津の夜桜

10日前の河津桜の夜桜です、ここでの初めての夜桜撮影でした。
踊り子温泉会館の上流50mくらいに位置する音蔵の桜から川下の豊泉橋まで約500mをぶらぶら春の夜風に吹かれながらの夜桜撮影。

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豊泉の足湯処にあるライトアップした豊泉の桜が最後の撮影でした。

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豊泉橋の袂にある公園近くの川岸に咲く菜の花と河津桜のライトアップをフラッシュ撮影

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踊り子温泉会館付近のライトアップ

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午後6時のライトアップ直後 の川面とライトアップ

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踊り子温泉会館付近のライトアップ直後

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川面と菜の花と河津桜の夜景

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音蔵の桜近くの夜桜トンネル

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ライトアップした音蔵の桜

2012年3月23日 (金)

山茶花目白

春なので好きな目白を続けてきましたがそれも本日で千秋楽となります。 熱海梅園に隣接する熱海市立澤田政廣記念美術館の庭園に咲く熱海桜の脇で冬の間は主役で咲いていた山茶花の残花がひっそり咲き残っていました。熱海桜を吸蜜してからメジロが山茶花へ三々五々なのか三羽x3で山茶花究。 昔々その昔にこの名の喜劇俳優・性格俳優がいました。その名を99の3x3=9 と呼んでいた、99の呼び名はこの他に4x4=16の横浜ゆかりの文人・小説家の獅子文六、文六は文豪の一つ上でもある洒落。脱線トリオの八波むと志 8x8 八波=64 むと志 今は三人とも天上で99をしているのか。掛け算の話が長くなったがこの山茶花にメジロが休憩に熱海桜から移動していました。

山茶花の花言葉は

「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」

正岡子規の句に

「山茶花を  雀のこぼす  日和かな」

がありますがこの句を手本に下手な俳句モドキなのか川柳モドキなのか、いずれにしても読み人も知らずにしておきます。

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まったりと 山茶花の宿 光る春

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山茶花の 花のくずれと 目白かな

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椿の花は首が落ちるように花が落ちるので武士が嫌った花、山茶花は花弁一枚一枚が落ちていくので椿とは趣が異なる

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山茶花の 残り香覗く ひたむきさ

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えびぞりで 山茶花の山 春の風

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ハイチュウで 花びらくずす 春目白 

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桜より 大きな花に 思案顔

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蜜を吸う 目白の尻目 桜妬く

2012年3月22日 (木)

白梅目白

野鳥の少ないこの時期にまだまだ続く目白シリーズ。河津桜まつりは17日で終わったが13、14日に踊り子温泉会館の周囲に咲き残っていた白梅に寄ってきたメジロです。14日はラジオで水戸偕楽園の梅が開花したと報じていたが伊豆の梅は既に残り香であった。花の見納めは桜は「散る」梅は「こぼれる」牡丹は「くずれる」とも言うそうですが日本語は表現力が豊かで情緒がありますね。 白梅の品種はわかりませんが野鳥撮影の前に花撮影をしていた当時は一重の白梅は「冬至」と白髪の自分を見て思い出す遅咲きの「白加賀」です。

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こぼれはじめた白梅にメジロが来た!

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後方の河津桜が紅梅のように見える白梅の中に目白

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殆どこぼれてしまった白梅に来たがなにもせずに梅梅(バイバイ)

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名残りの白梅に最後の接吻

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名残が尽きないようだ!

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次は河津桜へハシゴ吸い

2012年3月21日 (水)

熱海目白

早咲きの桜としては河津桜よりも熱海桜の方が早咲きです。今年は2月24日には早い熱海桜は満開と言われています。3月14日のホワイトデーに河津桜を後にして帰路は熱海梅園に寄りました。梅祭りは3月4日で終わりましたが暖かい日差しに誘われて観光客で賑わっていました。同じ早咲きでも熱海桜の方がホワイトデーのせいか?河津桜よりも白っぽかった。

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熱海梅園に隣接する澤田政廣記念美術館の熱海桜でも遅咲き?散りの9分咲きにメジロが来ていた。梅園の梅はほぼ終わりであった。

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フライングの吸蜜、満開を過ぎた熱海桜も在庫少

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花びらが散った桜色の中で正面向き

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青空と熱海桜とメジロ

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熱海桜の上から観光客の見物

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甘い吸蜜の直後

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吸い逃げの飛翔

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懸垂は何回出来たか不明です

 

2012年3月20日 (火)

黐木目白

弥生三月も半ばを過ぎて今日はお彼岸の中日、早春の目白シリーズにはまだ続きがあります。今度も同じ河津町営峰温泉の踊り子温泉会館正面玄関右脇に直径1mmくらいの赤い実が鈴なりの威風堂々とした樹高20mにもなる常緑高木樹の黐木(モチノキ)に遊ぶメジロです。モチノキの葉は楕円形で肉厚があり光沢もある、樹形とも美しいので温泉会館の玄関脇で庭木にも適しているようだ。手元にある「木の名前がわかる事典」を見て初めて知ったがこのモチノキの樹皮から鳥黐(トリモチ)を造り昔はこれを野鳥がとまる枝などに塗って小鳥を採取していたそうだが現在では当然禁止されている。1時間くらいの観察ではこのモチノキには喧しく鳴くヒヨドリがよく来るがメジロは川岸の河津桜に行く前にここに立ち寄ってから温泉会館の高生垣の盛りを過ぎた白梅か満開の河津桜の吸蜜に出掛けるようだった。早や一週間前の春先の出来事である。
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これが温泉会館玄関前に植栽されていたモチノキのノントリ、タマゴ形の葉が光沢のある緑で光線によって色が変わる、10-12月に熟すと赤くなるといわれる1mmくらいの○形の赤い実が今でも鈴なりであった。
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このモチノキの赤い実を啄ばむ姿を見ることはなかった、今を盛りと咲く河津桜の甘い蜜がすぐ目の前ある

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モチノキの赤い実の中を飛び回る
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モチノキの葉の中で赤い実に囲まれて
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赤い実をどれが旨そうか選択しているように見えるが・・・・
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後ろの実をジット見る
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番なのか二羽並んで赤い実の見物

2012年3月19日 (月)

柑橘目白

今日の四文字熟語は柑橘類の柑橘と目白の組み合わせです。金柑の次に撮影場所となったのは柑橘類の分類の中で雑柑類(ナツミカン・ハッサク・ヒョウガナツ・デコポンなど)に来たメジロですが場所が踊り子温泉会館の左側にある畑です。素人目には甘夏蜜柑のように見えましたがオレンジ色よりも黄色味が強いので見た目は八朔(ハッサク)のようにも思えます。撮影した時間によっても色が違うようです。上の二枚は13日午後1時半頃に温泉会館の駐車場で撮影。後は14日の朝7時に温泉会館前の河津川の遊歩道から朝の陽光の中で撮影したものです。人でも夏蜜柑の皮は厚く剥き難いものがメジロが食べに来た様子はなく実と葉の中で遊んでいるようにしか見えません。金柑には採食に来ましたが夏蜜柑に来たのはメジロのミーハー族なのか?

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かなりトリムしてあります、遠目には葉の中で微かに動くようにしか見えません。

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動く小鳥を狙っての撮影

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眩しい朝日の中で大きなたまたまの中で動くメジロ

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夏蜜柑がオレンジ色に見えますが実際の実物はもっと黄色い色をしています

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この時のピクチャーコントロールはビビットであったので実物よりも色が濃くなったようです。

2012年3月17日 (土)

金柑目白

毎年今頃の時期に開催される港北区老人クラブ連合会の「ことぶき趣味の作品展」に今年も野鳥の写真を出品したので最終日の昨日は港北区役所隣接の港北公会堂に作品の確認に出かけてきました、写真の部は20点のうち出展したのは北海道で撮影したハヤブサと石川県舳倉島のヒメイソヒヨの二点です。 さて本題に入ります、キンカンと言ってもかゆみ、虫さされに効く黄色い函で強烈な臭いのアンモニア水とメントールが主成分の金冠堂の「キンカン」とは違います。宮崎県などでは「たまたま」ブランド名などで販売されている金柑の方です。ミカン科キンカン属の金柑です。別名は金橘(きんきつ)樹高は2m位枝分かれが多い、1-2月に実る黄色い実は2-3cmの長球形、昔は生では甘味と苦味・酸味があるので喉に良いとか風邪予防に甘露煮が食すことが多かったが最近は品種改良で苦味・酸味が少なくなりビタミンCが多く甘味が強くなり生で食べられるようになった。 火曜日は踊り子温泉会館の定休日であり駐車場には車は入れないが人気のない駐車場にカメラ・三脚を持ち込んで温泉会館前の民家の庭に植栽されている二本の金柑の木に来るメジロを見つけて金柑目白を12時まで1時間半の撮影です。

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朝から一通りの撮影が終わったので10時半頃から温泉会館の駐車場で三脚を置いて一休み中に目の前の民家の庭先に植栽されている二本の金柑にメジロが遊びに来るのを見つけた!シメタ!金柑と目白は初組み合わせ。 

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メジロが数羽金柑の木に来た

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天候が急変して晴れ間から雹が降りそして小雨になった、これも事件でした。

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小雨降る中で雨宿りと思いきや!メジロの下に食べ掛けの金柑を見つけた♪

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金柑に嘴をグサリ!甘いか苦いか酸っぱいか?

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一口食べて一休み、桜蜜よりも栄養がありそう!

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また金柑にグサリと一刺し、これを数回繰り返して金柑を味わっていました。河津桜は多数のメジロの吸蜜でしたがこちらは少数派メジロの隠れ家のようでしたがここは撮影する方にはメジロ撮影のアジトです。

 

2012年3月16日 (金)

河津桜を吸蜜する目白

すっかり春めいて来ました、朝6時には野鳥撮影可能となり、花粉が飛び交う季節です。自分にとっては一年中で最も嫌な季節であり、二年前から眼鏡がなくても車の運転に支障がなくなりましたが眼がねを掛けない分は花粉の被害が多くなりましたが逆にマスクで眼鏡がくもる心配がなくなりました。目のアレルギーを抑えてかゆみ等の症状を抑えるリボスチン点眼薬は必携品です、それに1月から飲み始めた就寝前のアレルオフ錠はこの時期の常備薬です。  餌不足の冬の季節を過ごしてきた野鳥達にとっては待ちわびた春先の自然の恵みを満喫するかのようにメジロは賑やかに「チー チュイチュイ チョチョビー チュイ」と早口の節回しで盛んに鳴きながら河津桜を吸蜜するメジロです。 2,3日前から写真をクリックしても拡大しないことがありましたが元に戻しましたので昨日からはどの写真もクリックすると拡大します。

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河津桜を愛でながらカメラを担いで大勢の観光客がそぞろ歩く河津川桜並木の遊歩道でいとも簡単に撮影出来たメジロです。

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どの蜜が甘いか迷うね♪そうだよ蜜が三つ以上もあると迷うよ!それってミッツマングローブの事? これは只の買わず桜よ♪♪

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どの蜜が甘いかな~~~♪これが甘そうだ!

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伸びをして細く見えるメジロ

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嘴や喉元が花粉で黄色くなっているメジロ

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蜜を吸うとダイエットかな体が細くなる?

写真は全てノントリです、撮影場所は峰温泉町営立ち寄り湯踊り子温泉会館付近、PM6時~9時まで夜桜に投光しているのでここでは初めての夜桜の撮影で二日掛かりの撮影となった。撮影日3月13、14日。今年の桜まつりは寒さで満開時期が遅れたので一週間延長して3月17日までとなっている。

2012年3月15日 (木)

河津桜と目白

久し振りの河津桜の見物であった。10年以上前に稲取ゴルフクラブでゴルフをプレイした後に河津桜を見物して北川(ほっかわ)温泉望水に宿泊して海岸にあるアメリカが見えるという露天風呂の黒根岩風呂に入り水平線に浮かぶ伊豆大島を見てアメリカが見えたと冗談を言い合った記憶がある。 この時は3月初旬で河津桜は盛りを過ぎていた。今年の河津桜は寒さで満開が遅れて河津桜まつりは3月10日の予定を一週間3月17日まで延長していた。河津桜を3月13日に撮影したが満開を楽しめた。今日の主役は河津桜でメジロはたまたま写っていたのを集めてみた。Kawazu_2470_7

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主会場から約1500m上流の峰温泉付近立ち寄り湯、踊り子温泉会館の川岸で3月13日の撮影

2012年3月14日 (水)

平家平温泉御宿こまゆみの里の野鳥

平家平温泉御宿こまゆみの里の野鳥は混浴露天風呂の付近に遊びにきたところを撮影した。 源平の戦に破れた平家一族が人跡未踏のこの地に隠れ住んでいつの日か家再興を願い文武両道の研鑽に励んだ、ここは高冷地で竹が生育せず、弓を作るために真弓の原木を使用した、若武者が駒に乗り弓を携え矢射の修練を行なったこの地を平家平、駒弓と言い伝えられたので旅館の名を平家平御宿こまゆみの里と命名したと旅館の由来書きがある。

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混浴露天風呂、雪景色の先の下は鬼怒川の本流

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露天風呂近くに来たエナガ

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芽吹き始めた枝先にエナガ

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何の合図か

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ヤマゲラも来た!

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ジョウビタキも来て尻尾を振る挨拶

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こちらを向いての挨拶、雪一面にも関わらず小鳥来る自然が身近に感じられる露天風呂の周辺でした。

2012年3月13日 (火)

平家平温泉御宿こまゆみの里

日本秘湯を守る会の夫婦で二冊のスタンプ帳は昨年8月に孫の三人で宿泊した北海道足寄町芽登温泉が最後となっていたが実はこの間に11月にスタンプ10コで鹿塩温泉山塩館に夫婦で無料で泊り野鳥好きの若旦那に野鳥のポイントを教えていただいた。翌々日は同じ信州の蕨温泉わらび野はテレビ東京の厳選いい宿を見てサービス料金で申し込んだのでスタンプの押印はなしでした。そんな訳で芽登温泉のシマフクロウのハンコの次に今回の二個目が法師温泉長寿館、三個目が平家平温泉御宿こまゆみの里である。

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このスタンプ帳はあと7コで10コ貯まった時点で宿泊した10コの中から行きたいところに無料で泊れるシステムである。

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12000坪の自然林に囲まれた御宿こまゆみの里の敷地は広い

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奥鬼怒の銘木で創られたロビーの一部と日本秘湯を守る会の提灯

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銘木とロビーの一部

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内湯

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女性内湯

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混浴露天風呂

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「とち」の木をくり貫いた大丸太風呂が3個

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女性専用の露天風呂と二つの「とち」の丸太風呂

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夕食のお膳は鴨肉の鍋、自然の幸を利用した川魚の刺身と焼き物、野趣あふれる山菜などの料理。

3・11の地震で温度が下がり温泉が温く感じたこと、冬期は金精峠と光徳牧場から行くルートが閉鎖されているので日光市内から山を二つ越える遠回りを強いられる。当日は貸切状態なのでどの温泉も入り放題、小鳥も来放題?でした。帰り際に露天風呂近くに餌台を作れば小鳥が来て客の興が増すとアドバイスすると宿の主が言った言葉は鳥はカラス以外は知らなかった!

2012年3月12日 (月)

法師温泉の山雀

弥生三月の初旬でも雪深い三国峠の谷間、峠にはイヌワシが舞う気配、谷間の森にはクマタカの棲む自然、人里離れた山あいの法師川沿いにひっそり佇む法師温泉の一軒宿長寿館、苔むした板葺きの玄関脇の左に旧い赤いポスト、本館右に本館と法隆殿を結ぶ渡り廊下の下あたりに古い小鳥の餌台がある。その餌台の手前にあるのが苔むした樅の大木。山に餌が少ない時期に長寿館のスタッフが餌台に向日葵の種を置くとヤマガラとゴジュウカラが採食と貯蔵に来る。渡り廊下の中ほどからヤマガラの採餌の様子を撮影中に餌台の根元の雪の穴から赤鼠が飛び出し山雀が落とした餌を捕る、法隆殿の軒下にミソサザイが見えた、雪が解ける頃には小さな体に大きな声で囀りが始まるだろう。3月7日の早朝ヤマガラの次に五十雀も採餌に来た。ここは自然湧出の温泉で人を癒し、小鳥と小動物も共生する山あいの一軒宿でもある。

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餌台から咥えて樅の樹に種を隠しに来たヤマガラ、逆さまと判ればこれはネタ隠し

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餌台に向うヤマガラ

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樅の枝で採食後の囀り、ウマイ♪

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樅の木にヒマワリの種を貯蔵する

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樅の木から虫を捕る?

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これも蜘蛛か虫なのか?種を貯蔵しては虫を捕る、これは無視できない、無心に撮影するこれを無我夢中、無私になれないのは修行不足。新4字熟語は無我虫中。

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餌台の下の雪穴から出てきた餌捕りの赤ネズミ

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最後に餌台に来たゴジュウカラ

2012年3月10日 (土)

法師温泉・末はころり観音

日本秘湯を守る会の温泉でこの5年間に4回通ったのが法師温泉長寿館です。直近の3年間は誕生月の3月に来ました。いつもは練馬ICから入り月夜野ICで下りるコースですが今回は時間が有ったので関越道を前橋ICで降りて国道17号線を新潟方面へ下り、法師温泉への6km手前から17号と分かれてR261号に入り一軒宿の長寿館に向います。横浜から約200km途中の道の駅子持で買い物や昼食をとりながらのんびり6時間のドライブでした。午後2時には宿に到着したので午後3時まで部屋のコタツの中で日帰り客が帰るまで待機です。旧国鉄時代のフルムーンの宣伝で有名になった上原謙と高峰三枝子の混浴シーンのポスターがガラスの枠にはめられていつもと変わらぬ存在感を示していた。 元気よくピンピン生きて最後は寝込まずにコロリと旅立つことを願いぴんころ地蔵やぽっくり大師、ころり観音にお参りする熟年者が多いそうですがここにも「○の中に心の字と末はころり観音」が宿の裏手三国峠方面へ約100mのところにあります。ピンピンコロリのPPKは願望でもあるのでお参りして来ました。深いところは雪が膝下までもぐる山道をカンジキやスノーシューを使わず、所謂ツボ足でラッセルしながら決死のお参りです。雪のない時に体験している山道なので距離は判っているので決行したが豪い難行苦行でした。「末はころり観音」の「観音」の文字が雪の中に埋まっていましたので手袋を外して観音の雪かき、お賽銭箱の投入口の雪も払いお賽銭を入れてからPPKをお願いした。折角なのでさらに50m先まで進み雪の逢初(あいぞめ)の滝を拝観してから宿に戻り冷え切った体を法師乃湯に30分浸かり生気を取り戻す。

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3月6日の法師温泉長寿館の玄関、板葺き屋根の上に雪が残る

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毎回撮影する旧国鉄時代のフルムーンのポスター、ガラスの中に保存されているので宿の中の光が入りストロボの反射光の関係で撮影が難しい。

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三日目の降雪から誰もお参りした形跡がない積雪の中をツボ足でラッセルしてようやく辿りついた「末はころり観音」

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後方の法師川に落下する逢初の滝

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逢初の滝を見物した帰り道に撮影した左上が末はころり観音、右端はツボ足でラッセルした唯一の足跡、ここから約4kmで三国峠

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明治38年から100年以上の歴史を今に伝える鹿鳴館風の法師乃湯は国登録有形文化財。足元の玉石の下から湧出する少しぬる目の温泉に枕木に頭を載せて30分浸かり瞑想に耽る

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上越線が開通した昭和6年に法師温泉に篭でやって来た先頭の篭が与謝野晶子、後ろに立っている左から二人目が与謝野鉄幹(ロビーに飾ってある文人一行の写真)文人墨客の中で与謝野晶子が泊まった部屋は20番で川端康成は18番、部屋を案内してくれた仲居さんが教えてくれた。

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総檜造りの玉城乃湯、浴槽の四隅と中に五つの石があり、石の上に座っていると周囲の玉石から温泉が湧き出しているのが実感する、法師の湯よりもこちらの方が温度が高い。

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玉城乃湯の外にある露天風呂

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夕食の献立は地の山菜・野菜と麦豚のしゃぶしゃぶ、ヒメマスとコイのあらいと焼き物など普通の田舎料理

2012年3月 9日 (金)

平家平温泉の柄長

今日3月9日は感謝の気持ちを伝える「サンキューの日」です。4日ぶりのブログですが休み中にも関わらずこの三日間に一日平均501件のアクセスを戴き読者の皆さんに感謝の気持ちをお伝えする今日は「サンキュウーの日」です。昨日の3月8日は語呂合わせで「みつばちの日」ついでに8月3日は「はちみつの日」です。好きなビールのビールサーバーの日でもあります、サー(3)バー(8)の語呂合わせ。さ(3)ば(8)の語呂合わせで鯖の日。旅行中の3月8日は宿泊した平家平温泉・御宿 こまゆみの里から日光市内に向う途中に霧の霧降高原をドライブ中にいつも聞いている954KHzTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」で大沢悠里が今日はみやげの日であるとしゃべくり回っていた。観光と土産品の需要の増大を図る日で全国観光物産振興協会が制定した。 平家平温泉の雪の露天風呂を撮影中に思いがけずにエナガが来たので慌てて部屋に戻り長玉レンズに替えて撮影した雪のエナガがお土産となりました。 今日のサンキューの日に日頃の感謝を込めてブログにUpさせて戴きます。いつもこの拙いブログにご訪問をありがとうございます。m( _ _ )m

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柄杓の柄のように長い尾が枝に掛かる

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枝に邪魔されたがエナガの飛び出し

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だらりの帯・・・ダラリの羽

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まだ芽が出ない枝に外側が白い黒い尾羽と羽が満開のエナガ

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目がパッチリのたれ目に見えるエナガにカメラをパチリ

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春の息吹を感じてエナガが命の字

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欲目に見えた!春芽が早く開くようにとエナガの翼が満開

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動きが早いエナガの一休さん

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御宿 こまゆみの里 混浴露天風呂 右端と中央左に雪の中に見えるのは幹をくり貫いた露天風呂、なら・ぶな・とち・かえで・まゆみ・かばなど自然木に囲まれている、その奥は奥鬼怒の清流

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24-120mmで露天風呂撮影中に雪の上にエナガ、これを見て部屋に戻り長玉(400mm)に交換して撮影したのがみやげの日のエナガの写真です。

平家平温泉 御宿 こまゆみの里

〒321-2717
栃木県日光市川俣 646-1

TEL:0288-96-0321
FAX:0288-96-0323

2012年3月 5日 (月)

電光石火の雪加2

弥生三月の誕生月に入った先週は近場の港北警察署に免許の更新に行ってきました。①運転免許証②神奈川県公安委員会から発信された更新連絡書(お知らせのハガキ)③手数料(高齢者)2550円④申請用写真(写真は新横浜駅にある700円のパスポートや身分証明書用のスピード写真を使用)⑤高齢者講習終了証明書、法改正により義務付けられたのを一月に取得してある。この5点を持って月~金の午前8時~11:30、午後13:00~17:15 が受付時間内であるが15分前の午後12時45分頃に港北警察署の受付ロビーに据え付けてある自動申請書発行機に運転免許証を挿入すると4桁のパスワードを二回入力を要求されて申請書とパスワードを記録した登録カードが出力される。この出力された申請書に③の手数料を貼る収入印紙を港北警察署の隣にある交通安全協会で販売しているがここがお役所で13:00にならないと玄関を締めたままで冬の寒空の下にお客が5,6人外で手持ぶたさで待っていた。13時ジャストにドアの鍵が開いて中に入れて貰える、お客をお客扱いしない天下りの典型である。中にいたのは中年のおばちゃん3人と元警官とおぼしき老人がひとり指揮っていた。収入印紙を購入後に警察署の免許更新窓口に写真を添えて申請書を提出して5分後に呼ばれて申請窓口のカウンターに置いてある視力検査機で両眼を開いての視力検査である。係りの女性警官が免許証を見て「眼鏡使用となっていますがコンタクトですかと質問してきた」いいえ裸眼ですと答えそのまま視力検査を受けてパスした。1月の高齢者講習会でも裸眼で合格しているので自信があった。二年前から車の運転は裸眼で運転していたので発覚すると「免許条件違反で点数2、反則金7千円の額」となる、毎日が違反運転であった。なぜ見えるようになったのか原因不明であるがその分手元が見え難くなった。軽自動免許証を持ったのは18才の時であったが20才で小型四輪となり25才から眼鏡使用となっていた。それが47年ぶりに眼鏡条件が外れたのである。白内障の進行と飛蚊症と花粉症で目には自信がないが免許条件は昔に戻ったのである。1ヵ月後に免許証が発行されるが郵送か警察署に取りに行くか二者択一は取りに行く事にした。「免許証と一所に保管しないでください」と印刷された番号1:○○○○、番号2:○○○○の4桁の登録カードの機能はいまだに分らないままである。さて今日の天声人語はやはり啓蟄について取り上げていたが昨日は一日先回りして啓蟄(けいちつ)に触れたが振り仮名を(けいつち)にしてしまったので今朝修正しておいたが手元の文字の入力力が落ちた。 栃木訛りの人気漫才師U字工事ではないがU字溝が好きなセッカが昨日の続きある。

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コミミの撮影地で珍しい小鳥が居ると言ってこのセッカを追い回しているCマンが居たが葦には止らずアッシには関わりがないとU字溝専門に採食しているセッカがいた。

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この子が葦の茎にとまったのを一度も見なかった!

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Cマンが近付きすぎると葦原の下に潜り、暫くするとまたU字溝の上に戻る

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茨城県にいても栃木県のU字工事が好きなセッカであった

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U字溝から追われるとこのように葦にとまらず葦の足元に潜むセッカである

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U字溝に向っての飛び出しセッカ、暗い場所のピン甘ではあるが折角の写真なので最後に貼った。

2012年3月 4日 (日)

電光石火の雪加

地中で冬眠をしていた虫たちが姿を表わす頃とされている3月5日の「啓 蟄:けいちつ」を明日に控えて今日は枯れ葦の茎を電光石火の早業で茎の中の幼虫を捕食するスズメ目ウグイス科の体長13cmの留鳥のセッカです。雪がなくても雪加と書きます。電光石火とは稲妻の光と石を打ったときに出る火花です。動きが非常に素早いことを電光石火の如き素早い行動力と言いますが今となっては夢の話です。拙家では石化しています。

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冬でも得意のポーズ

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あっと言う間にひと突き石火ように早い雪加

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拡大して獲物を捕ったかの確認です、折角の拡大も獲物なしでは遺憾ともせっかです。

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獲物ではなく空の殻、これを今頃の空気と同じくカラカラです。

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次はどこを狙うのか二股を掛けています。 

撮影地茨城県稲敷市

2012年3月 2日 (金)

52年ぶり閏年降雪日の野鳥

横浜市を起点する道路や通過する国道と交差する大動脈の環状二号線、起点の磯子から新横浜を通り鶴見区上末吉橋まで片側三車線の幹線道路は車で出かける時は走行する機会が多い道路です。野鳥撮影をデビューした三つ池の周囲に咲く全国桜100選の三つ池公園はもう直ぐ横浜緋桜から開花する、環状二号線の鶴見区の終点です、公園は末吉橋の500mほど手前を右折して入ります。三方向を山に囲まれた谷戸の景観があり水が湧き出す湿地と池と丘と田んぼと雑木林の貴重な自然が残る舞岡公園には環状二号線を磯子方面に向かい羽沢で第三京浜、新桜ヶ丘交差点では東名に向う信号を通過して、次の横浜新道に入る交差点を過ぎると東戸塚の高層マンション群のオーロラシテイが視野に入り、ハッカチョウを撮影したことがある上永谷を通過してから柳橋の信号を右折して細い曲がりくねった上りを走り、日限山の信号を通過して郵便局を右折、バス通りを下り切ったところで左折して約100mで舞岡公園に入る。環状二号線も高架部分が随所にあり、柳橋信号を右折した後の細い道路も坂道が多い。この道路を雪が降った2月29日に走行した。気象庁にある降雪記録では1960年以降に閏年の2月29日には降雪日がない。記録上では52年振りであるがその前の閏年である1956年に降雪がなければ56年ぶりとなる。二日前の早朝6時は小雪さんであったが舞岡公園に着く頃にはかなりの降雪となり、雪景色の野鳥撮影はさした傘に雪が積もり重くなる、大砲の上掛けた迷彩にも白雪が目立ち、上を向けるとレンズに雪が・・・こんな条件下ではここの大御所のFさんも見えないし誰もいない野鳥撮影には不向きな条件であったがそれでも谷戸の雪景色を撮る方が二人がきざはしの池に来られた。こんな日には野鳥も出てこないが二時間余り粘って雑木林から出てきて水車小屋の前にある雪が積もり白くなった青木の下にコジュケイ二羽が採食に来たのは6時50分頃、2時間後の8時52分に湿地で二羽のタシギを見た!のを最後に雪がやまない、野鳥も少ない期待ハズレに9時半で撤収した。前書きが長くなったが大都会の雪道の目撃話はここから始まる。行きはよいよい帰りは怖い!童謡の「とうりゃんせ」の通り帰り道で日限山の交差点を過ぎて環状二号の柳橋交差点までは細い曲りくねった下り坂である、前をトロトロ走る軽四が対向車が来たので左端に寄ってブレーキを掛けたが停まらず駐車してあった自動二輪に追突した、脇を通り抜けた時に運転席に中年の女性が車の中で呆然としていた。普通は車から直ぐ下りて事故の程度を確認する訳だが茫然自失の有様のままである。トロトロ運転のお蔭でバンパーが凹んだ程度、オートバイは後輪のフエンダーが変形した程度であったが雪道に慣れないとブレーキを踏むタイミングが普段と同じではこのような事故が起きる、軽四だけあって軽くて済んだ。この坂を上って来る対向車が喘ぎ喘ぎ昇って来るのを用心しながら下ると環2の柳橋の信号である、午前10時の片側三車線の左側一車線に大型トラック・配送車・乗用車などがズラリと止まってチエーンを装着していた。走行車線はノロノロ走行であった。環2は交差する道路が多く高架部分が多い、磯子方面への内回りも渋滞している高架の上りでスリップして上れない車があちこちで見た!このような車は危険である、アクセルを吹かしたとたんにスリップして急に方向を変えて隣車線に入ってくるので慣れた運転手はこのような車があると後方待機で静観しているので渋滞が更に加速される。新横浜に向う外回りの左車線でも道路の側壁に衝突して止った車がある、二ヶ所の自損事故と数台が巻き込まれた事故現場にはパトカーが来ていた。ノロノロ走行の傍らにこのような事故現場を見ながら進む、東名に向う新桜ヶ丘の手前ではチエーン装着をするトラックや乗用車が多く見られ東名方向へ左折する車と入り乱れて混乱して渋滞していた。11時前この時間帯の降雪量は3~4cm程度でこんなにも事故や渋滞が多い、この程度の雪で都会の弱点をさらけ出すうるう年の降雪日であった。スタッドレスタイヤを履いていても雪の日の環状二号線は高架部分が多いので渋滞に巻き込まれ行きは18kmを30分弱が帰りは1時間以上も掛かる事になった。行きはよいよい帰りは怖い。見たくない物を隠してくれる雪景色の野鳥撮影も描いた構図の写真も撮れずに終わった、雪の日に酔狂なことは避けよでした。

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コジュケイが雑木林から出てきて駆け足で遊歩道を横切りアオキの下に向う、6時52分ISO 1600で撮影

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青木の下で二羽で採食していたのが7時06分に出てきて目の前の水車小屋に向うが以降は建物や木の下での撮影は不可でした

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湿地で採食するタシギ 8時52分

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雪の下に嘴を差し込んでの採食

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唯一のトリム写真。雪がない場所に嘴を差し込んでも餌がない?この後ここから飛ばれてしまったので雪中撮影はお仕舞いにした。

2012年3月 1日 (木)

雪中の大百舌

一月は痒い目にあっている内に(い)ってしまった、二月は花粉症の準備をしているうちに(に)げてしまった、三月もあっと言う間に(さ)ってしまうだろう。白駒が隙を過ぎるが如し、林住期の時の過ぎ行くのは速いものだ。 一月末に雪道走行の練習も兼ねて甲斐と信州の雪道走行をしたが八ヶ岳の開拓地農道ではスリーシーズン目のスタッドレスタイヤのグリップ力がイマイチで雪道走行の自信をなくし、更に別の場所で前部下のフロントスプラッシュを破損するなどしてこれで北海道行きを断念した。新雪のみならず前車の轍があってもU字溝など路肩の分らない農道の雪道ではハンドルを取られたりスリップするなどの運転に気を取られて撮り逃がしたオオモズを1ヶ月後の雪が解け出した二月末鳥友の情報で確認出来たのでようやく撮れた。北海道でも数少ない冬鳥または旅鳥のオオモズを雪の信州で初見・初撮りである、この2,3年はライフアーがめっきり減少して生き甲斐のためにのめり込んだ野鳥撮影も経験を積むと諦め力を養ったのか野鳥撮影とブログに対する執着心も白髪とともに薄くなり、これが今年初めてのライファーとなります。これで野鳥ライフリストは一種増えたが員数確認も疎かになったが昨年末であと20種の記憶であり、このペースでは今年も四00種には手が届かないので野鳥との縁が簡単に切れずに済むプラス思考。 弥生三月の今日で日本野鳥の会入会丸七年となり今月から八年目となる。残りの石の上にも三年、合わせて十年間は林住期の人生のひと時を豊かにしてくれる野鳥撮影を続けたいものである。

普通のモズは頭と後頭と脇腹は茶色でL20cmであるがオオモズはL24cmと大きく頭から背・肩羽は灰色で冬の枯れ枝では非常に目立つ存在であった。(写真は全てトリム)

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餌探しのオオモズ

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採食直後のオオモズ

 

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最初に見つけた頃は木の天辺近くにいた

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餌探しで移動

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時々牧草地に降りて餌を捕る

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移動して向こう向きにとまり時々見返り

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飛び上がるも飛び出しせず、そのまま着枝

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今度は左見返り、牧草地の雪原の中で綺麗なオオモズであった。

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