雪中の大百舌
一月は痒い目にあっている内に(い)行ってしまった、二月は花粉症の準備をしているうちに(に)逃げてしまった、三月もあっと言う間に(さ)去ってしまうだろう。白駒が隙を過ぎるが如し、林住期の時の過ぎ行くのは速いものだ。 一月末に雪道走行の練習も兼ねて甲斐と信州の雪道走行をしたが八ヶ岳の開拓地農道ではスリーシーズン目のスタッドレスタイヤのグリップ力がイマイチで雪道走行の自信をなくし、更に別の場所で前部下のフロントスプラッシュを破損するなどしてこれで北海道行きを断念した。新雪のみならず前車の轍があってもU字溝など路肩の分らない農道の雪道ではハンドルを取られたりスリップするなどの運転に気を取られて撮り逃がしたオオモズを1ヶ月後の雪が解け出した二月末鳥友の情報で確認出来たのでようやく撮れた。北海道でも数少ない冬鳥または旅鳥のオオモズを雪の信州で初見・初撮りである、この2,3年はライフアーがめっきり減少して生き甲斐のためにのめり込んだ野鳥撮影も経験を積むと諦め力を養ったのか野鳥撮影とブログに対する執着心も白髪とともに薄くなり、これが今年初めてのライファーとなります。これで野鳥ライフリストは一種増えたが員数確認も疎かになったが昨年末であと20種の記憶であり、このペースでは今年も四00種には手が届かないので野鳥との縁が簡単に切れずに済むプラス思考。 弥生三月の今日で日本野鳥の会入会丸七年となり今月から八年目となる。残りの石の上にも三年、合わせて十年間は林住期の人生のひと時を豊かにしてくれる野鳥撮影を続けたいものである。
普通のモズは頭と後頭と脇腹は茶色でL20cmであるがオオモズはL24cmと大きく頭から背・肩羽は灰色で冬の枯れ枝では非常に目立つ存在であった。(写真は全てトリム)
餌探しのオオモズ
採食直後のオオモズ
最初に見つけた頃は木の天辺近くにいた
餌探しで移動
時々牧草地に降りて餌を捕る
移動して向こう向きにとまり時々見返り
飛び上がるも飛び出しせず、そのまま着枝
今度は左見返り、牧草地の雪原の中で綺麗なオオモズであった。
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