黐木目白
弥生三月も半ばを過ぎて今日はお彼岸の中日、早春の目白シリーズにはまだ続きがあります。今度も同じ河津町営峰温泉の踊り子温泉会館正面玄関右脇に直径1mmくらいの赤い実が鈴なりの威風堂々とした樹高20mにもなる常緑高木樹の黐木(モチノキ)に遊ぶメジロです。モチノキの葉は楕円形で肉厚があり光沢もある、樹形とも美しいので温泉会館の玄関脇で庭木にも適しているようだ。手元にある「木の名前がわかる事典」を見て初めて知ったがこのモチノキの樹皮から鳥黐(トリモチ)を造り昔はこれを野鳥がとまる枝などに塗って小鳥を採取していたそうだが現在では当然禁止されている。1時間くらいの観察ではこのモチノキには喧しく鳴くヒヨドリがよく来るがメジロは川岸の河津桜に行く前にここに立ち寄ってから温泉会館の高生垣の盛りを過ぎた白梅か満開の河津桜の吸蜜に出掛けるようだった。早や一週間前の春先の出来事である。
これが温泉会館玄関前に植栽されていたモチノキのノントリ、タマゴ形の葉が光沢のある緑で光線によって色が変わる、10-12月に熟すと赤くなるといわれる1mmくらいの○形の赤い実が今でも鈴なりであった。
このモチノキの赤い実を啄ばむ姿を見ることはなかった、今を盛りと咲く河津桜の甘い蜜がすぐ目の前ある
モチノキの赤い実の中を飛び回る
モチノキの葉の中で赤い実に囲まれて
赤い実をどれが旨そうか選択しているように見えるが・・・・
後ろの実をジット見る
番なのか二羽並んで赤い実の見物
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